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新・落語スズメvol.43

『共演 深津絵里』

文/松田 一成

女優の深津絵里さん、朝の連ドラでお顔なじみもあろうかと思いながら、やはりアタシ達オッサン世代にはJR東海の『クリスマスエクスプレス』ショートカットの美少女振りが、山下達郎の音楽(全国のユキエちゃんはこの歌を聞くとドキドキするそうだ〜今夜ユキエとかわるだろう~)とともに強烈な印象として残っているような。その深津絵里さんが33年ぶりにJR東海のCMに復活。今回はその話。といっても、深津絵里さんの話ではない。CMをご覧になられていない方のために、かいつまんで状況を説明すれば、新幹線で同僚(部下?)と大阪出張の深津絵里さん。取引先との打ち合わせが終わり、会社から出て、ふと振りかえると、マスクを外して手を振る打合せ先の社員二人。深津絵里さんもマスクを取って手を振りかえす、コロナ禍での心温まるドラマ。ロングヘアーも中々素敵です。問題はその打合せ先の社員を演じる二人のうちのグレーのスーツを着た方。映っているのは時間にして2.5秒ほどだろうか。別れ際のシーン、ぎこちなーく、耳を尖らかせて手を振っている、眼鏡を外したノビタ君のようなその男こそ、第21回NHK新人演芸大賞、第47回芸術祭新人賞受賞、地元うきは市出身の笑福亭風喬師。それ誰?との突っ込みが入りそうですが、喋りが商売の噺家稼業、この師匠、実はお芝居の方も結構達者です。舞台では山本陽子さんと旅回り、次は元宝ジェンヌと共演との噂も。NHK朝の連ドラでは、『べっぴんさん』に始まり、『まんぷく』『おちょやん』『カムカムエブリバディ』となかなかのバイプレイヤー。問題は、極端に出演シーンが短いこと。タイトルバックにちゃんと名前も出るのに、どのシーン?ということも度々。地元のうきは市からは、師匠の出番が気になって、話に集中できないとのクレームもあったとか。とはいえ、テレビに出るというのは今でも芸人としてステータス。何より、落語会に来て下さったお客様へのお土産に。噺家誰だった?と尋ねられて、名前は忘れても、「深津絵里ちゃんのCMに出てた人」。ちょくちょく久留米にもいらして下さるので、その際は是非『深津絵里ちゃんのCMに出てた人』見に来てください。

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