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歯は健康のバロメーター vol.58 〜落合先生のお口のお話し〜

歯の着色について、鼻づまりに注意!

おちあい小児歯科医院 院長 落合 聡

寒い日が続きますが、もうそろそろ花粉が舞う時期になりますね。鼻づまりなどが気になることが多くなると思います。今回はその鼻づまりと歯の着色についてのお話です。

鼻がつまると鼻呼吸がしにくくなりますので、口で呼吸するようになります。日中に活動しているときには意識して鼻で呼吸することもある程度は可能でしょうが、特に寝ている間などはかなり長時間にわたって口呼吸をすることになります。そうなると、口の中に空気が出たり入ったりする時間が長くなりますので、口の中が乾燥してきます。具体的な症状としては口の中が乾いてカラカラになったり、唾液がネバネバになってきたりして、結構不快な思いをすることになりますが、それと同時に生じるのが歯の着色です。

通常、鼻で呼吸している場合には口は閉じていますから、口の中は唾液で充満していて乾燥とは無縁です。ですから口からほこりなどを吸い込むこともほとんどなく、口の中の食べ物飲み物などの汚れもある程度唾液で洗い流されていきます。しかしながら、口呼吸によって口の中の乾燥が進むと、汚れは停滞し、特に歯の表面には汚れが付着してこれが着色になります。たとえて言えばコーヒーカップ、コーヒーを飲んだ後すぐに洗えば簡単にきれいになりますが、何日も放置して完全に乾いてしまったり、汚れを落とさずに何度も使用した場合には、コーヒーの色を完全に落とすのは結構大変になりますよね、それと同じです。

対策としては、鼻づまりの改善が根本的な対応になりますが、鼻づまりがなくなる、ということはなかなか難しいことです。そんな場合は保湿剤の入った歯磨剤がありますので、就寝前にそれを使って歯磨きをするとか、歯磨きの後にそれを歯の表面全体に塗布すると、ある程度の着色予防や改善につながっていきます。味が嫌いでなければ舌の上にも塗布しておくと、舌で口の中全体に保湿剤が行き渡るのでより効果的です。

保湿剤の入った歯磨き剤は、お年寄りの介護用品などとして販売されていますので、試してみて下さい。

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