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歯は健康のバロメーター vol.57 〜落合先生のお口のお話し〜

新型コロナウイルスによる

活動自粛と口の健康について

おちあい小児歯科医院 院長 落合 聡

新型コロナウイルスのために、外に出かけにくい子どもたちの生活はいまだに続いています。外に出かけられなければ、家庭の中で楽しむしかありません。今はテレビだけでなく様々な動画配信などもあり、退屈をしのぐには便利な時代になったといえるでしょう。これにはいろいろなご意見があると思いますが、今回は部屋の中で長時間を過ごすこどもの口の健康について、お話ししたいと思います。

部屋の中でなにかを見ながら過ごす時間が長くなれば、ついつい何か食べたり飲んだりしたくなるものです。たまにはいいのですが、これが毎日長時間になると問題です。なぜかといえば、なにかを食べれば口の中はそれなりに汚れる、特に砂糖を多く含むものを食べると口のなかに住んでいる細菌がそれを利用して酸を作り出すので、口の中が酸性になります。歯は酸に弱いので口の中が長時間酸性になっていると表面に穴があいてむし歯になってしまいます。でも多くの場合、口の中が酸性になっても唾液がどんどん出てきますから、これによって少しずつ酸性度は薄まっていき、やがて中性に戻りますので虫歯にならずに済むのですが、中性に戻りきる前にまた砂糖を多く含むものを食べたらまた酸性になってしまい、これが繰り返されるといくら唾液が出てきても間に合わず、いつも口の中は酸性に、こうなると虫歯ができやすい口の中になっていきます。

部屋の中にじっとしているときは、1回にたくさん食べてもいいから食べる時間を決めて、次に何かを食べるまでの時間をできるだけ長くすること、そしてなにかを見るなどの受け身になりやすい楽しみ方は時間を決めることで、食生活も規則正しくなるものです。

やりたいことがなかなかできない子どもたちに、せめて何か楽しみを、と思うとおいしいものを食べてもらいたい気持ちになるのは自然なことですが、できるだけ時間を決めて、おいしいものを楽しんでもらえるようにしたいですね。

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