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歯は健康のバロメーター vol.55 〜落合先生のお口のお話し〜

1歳児はじめての歯科健診

歯が萌出する時期と順番は?

おちあい小児歯科医院 院長 落合 聡

今回は歯が萌出する時期と順番についてお話しましょう。

通常、乳歯は生後8か月頃、下の1番前の歯から萌出します。そして10か月頃に上の1番前の歯が、11か月頃に上の前から2番目の歯が、そして12か月頃に下の前から2番目の歯が萌出、つまり1歳の時には上下の前歯が萌出している状態になります。その後、前から3番目の犬歯をとばして1歳4〜5か月頃にその後ろの上(やや遅れて)下の奥歯が、1歳6か月頃に上(やや遅れて)下の犬歯が、そして2歳3か月頃に下の1番後ろの奥歯、2歳5か月頃に上の1番後ろの奥歯が萌出し、これで乳歯がすべて揃います。つまり2歳6か月から3歳で乳歯の歯並びと咬み合わせが完成するのです。

ですから1歳児健診の際には上下の前歯合計8本、1歳6か月児健診では手前の奥歯の萌出と犬歯が加わって合計16本、そして3歳児健診の際には一番後ろの奥歯が加わって合計20本の乳歯全てが萌出し、歯並び咬み合わせが明らかになる、というのが一般的です。

しかしながら、歯の萌出はかなり個人差が大きく、必ずしもこの通りにはなりません。下よりも上の前歯の方が先に萌出してくることもあれば、1番前よりも2番目の歯が先に萌出してくることもあります。そうかと思えば1歳になってもまだ1本も歯が萌出していない、ということも決して珍しいことではありません。

つまり覚えておいて頂きたいことは、一応歯の萌出の時期や順番にはある程度の決まりはあるが、必ずしもその通りにはならないこと、健診のお知らせが届いたら、必ずその時期に受けておくこと、これによって歯の萌出の時期や順番に病的な問題があるのか、単なる個人差なのかがある程度予測できる、ということです。

一般的には歯の萌出の順番が多少違っていても、あるいは1歳を過ぎてから歯が萌出してきたとしても、大きな問題になることはほとんどありません。ただ、1歳6か月になっても歯の萌出がみられない場合は、その原因を確認しておいた方がいいと思いますので、かかりつけの歯科医院でレントゲン撮影等、様子をみてもらうといいでしょう。

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