Home > むすんで、ひらいて!! > むすんで、ひらいて!! vol.89

むすんで、ひらいて!! vol.89

「コロナ禍で産まれ、育っている赤ちゃん」202110-wakaba.jpg

一般財団法人田中教育研究所

幼児心理カウンセラー特別認定 第107001号 野田 鏡子

最近、子ども発達に遅れが出るのでは…ということが言われています。

これまでに経験したことのない生活環境の中で子どもは産まれ、育っているわけで、本当に発達の遅れが出るのかまだまだわかりません。ですが、0歳から2歳位の間の赤ちゃんには何らかの影響があるのではないかと、私は気になっています。

赤ちゃんは生後2か月頃から急速にさまざまな成長が始まります。やさしい声、こわい声、やさしい目、こわい目、笑って話しかけても見えているのは笑った顔ではなく目だけです。それでも、赤ちゃんは必死に相手の感情を読み取ろうとしています。

ある時、若いお母さんがどう接したら良いかと、1歳のお子さんを連れて相談に来られました。赤ちゃんと遊ぶところを見学していただくと、「先生、そんなに話しかけて赤ちゃんにわかるのですか?」と聞かれ、私が、「わかるようになるために話しかけているんですよ。」と答えると「へぇー」と不思議そうにされていました。きっとご自宅では話しかけをあまりされていなかったのでしょう。

赤ちゃんは、話しかけられたりあやされたりの繰り返しで人としての心が育っていきます。

相手の気持ちを感じ取ることは人として一番大切なことです。

赤ちゃんにも私たちと同じような心があり、日々の経験ですこしずつ成長していきます。

健全に育もうとする大人の関わり方こそが赤ちゃんには最も大切で、その経験が少ない今の生活環境はとても心配です。

赤ちゃんと接する機会があればマスク越しにでもちょっと声掛けしてみて下さい。「ニッコリ」嬉しそうに笑いますよ。

Comments:0

Comment Form
Remember personal info

Trackbacks:0

Trackback URL for this entry
https://kurumestyle.com/wp/wp-trackback.php?p=2234
Listed below are links to weblogs that reference
むすんで、ひらいて!! vol.89 from くるめ-コラム

Home > むすんで、ひらいて!! > むすんで、ひらいて!! vol.89

Search
Feeds
Meta

Return to page top