Home > 歯は健康のバロメーター > 歯は健康のバロメーター vol.48

歯は健康のバロメーター vol.48

〜落合先生のお口のお話し〜

1歳児はじめての歯科健診について

歯磨剤は必要?

おちあい小児歯科医院 院長 落合 聡

1歳歯科健診の際によく寄せられるご質問として、今回は歯磨剤を使った方がいいかどうか、についてお話ししたいと思います。

実際、歯磨剤を使わなくても歯の汚れは落とすことができますし、きれいに磨くこともできます。ですから歯磨剤というものは歯磨きをするための必須アイテムではありません。つまり歯磨剤の味が嫌いで、そのために歯磨きが嫌い、というこどもに使う必要はありません。

しかし虫歯予防、という観点から考えると、歯磨剤を上手に利用すると虫歯の予防効果はかなり高くなります。それはフッ素の効果です。フッ素を含有した歯磨剤で歯を磨くことによって、歯の質を強化し、汚れが付着しにくくなり、虫歯になりにくい歯にすることができるからです。ただし、歯磨剤の成分や歯磨きをした後の習慣によっても虫歯予防の効果はかなり異なります。歯磨剤を用いた虫歯予防に重要な点は2つあります。

まず一つ目はどんな歯磨剤を用いたらいいか、です。1歳を過ぎたこどもであれば、フッ素濃度が950ppm(950ppm前後であれば大丈夫)と明記されているものを使いましょう。歯磨き剤には様々なフッ素濃度のものがあり、それぞれに良い点もありますが、一般的に950ppm程度の濃度であれば虫歯予防にかなり効果的です。

そして二つ目は、歯磨き後にうがいをしない方がいい、ということです。歯磨きをした後は、十分にうがいをしてしまいがちですが、うがいをすると歯磨剤に含まれているフッ素が口の中からほとんどなくなってしまいます。ですから歯磨きをした後はできればうがいをしない、あるいはほんの少量の水でうがいをする(ペットボトルのキャップ1杯分程度の水)、そうするとフッ素の効果を有効に引き出すことができ、歯の質が強くなって、虫歯予防効果が高くなるのです。よかったら試してみてください。

Comments:0

Comment Form
Remember personal info

Trackbacks:0

Trackback URL for this entry
https://kurumestyle.com/wp/wp-trackback.php?p=2168
Listed below are links to weblogs that reference
歯は健康のバロメーター vol.48 from くるめ-コラム

Home > 歯は健康のバロメーター > 歯は健康のバロメーター vol.48

Search
Feeds
Meta

Return to page top