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むすんで、ひらいて!! vol.84

「コロナ禍で育つ子どもの発達に影響は?」

一般財団法人田中教育研究所

幼児心理カウンセラー  野田 鏡子

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子どもは、生後7~8か月になると、知っている人と見知らぬ人とを明確に識別し、見知らぬ人を怖がるようになります。生後9か月頃には、まわりの人から感情を読み取ろうとする行動もみられ、1歳位にもなると、信頼出来る相手への親しみや愛情表現もするようになります。

大人の表情・声・行動などから、たくさんの情報を得て子どもは育っていきます。また、乳児期の環境や経験の違いは、感情の発達に大きな影響を与えます。

1~2歳の子どもは、お父さんやお母さんに抱かれ外に出ますが、コロナ禍の今、外を歩いている人は全てマスクをしています。黙って歩いている人は、皆同じ顔に見えるのではないでしょうか。

私も1歳の子どもと一対一で向き合って教育することがあるのですが、笑顔や唇の動きは感情を育てる上でとても大切です。

しかし、マスクをしていると非常に感情が伝わりづらく、特に、言葉の発達の遅い子や自閉傾向のある子どもは難しく感じています。

喜びの感情・悲しみの感情・怒りの感情を目や声で伝えるしか方法がありません。

人の気持ちは、親以外の大人と接して、にこにこ笑いかけたり話しかけたり褒められたりするという経験、つまり、人と接触し人に慣れていくという生活によって理解出来るようになります。

知らない人に声を掛けられ、あやされ笑みかけられることがほとんどない今、お父さん、お母さん、気をつけて子どもの目を見て笑みかけたり話しかけたりしてあげて下さい。出来る限り!

3歳までが豊かに感情が育つ非常に大切な時期です。

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