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歯は健康のバロメーター vol.45

〜落合先生のお口のお話し〜

1歳児はじめての歯科健診について

歯磨きを始めるタイミングは?

おちあい小児歯科医院 院長 落合 聡

久留米市では従来1歳の誕生日を迎えたこどもたちに、1歳児はじめての歯の健康教室という口の健康相談、歯の健診、フッ素塗布を毎月市役所で集団的に行っていましたが、昨年3月から、新型コロナウィルス感染拡大予防のために一時休止、そして9月からは近隣の歯科医院にて個別で健診を行う方法に変更となりました。個別での健診に移行して約3か月経過しましたので、多く寄せられる質問についてお答えしたいと思います。

いつから歯磨きをしたらいいのか、というご質問を多く頂く機会があります。少しずつ萌出してくる歯をみて、いつから磨けばいいのか、確かに判断に迷いますね。

歯磨きは歯が萌出する前から少しずつその準備をしていくのがいいと思います。これは1歳の健診を受ける前に知っておいて頂きたいことなので、今回はこれについてお話ししましょう。

一番最初にした方がいいことは、赤ちゃんが生まれたらできるだけ早い時期から口の中を触られることに慣れてもらうことが大事です。具体的にはお父さんお母さんの指で歯肉のマッサージをしてあげて下さい。生まれて間もない赤ちゃんには吸啜(きゅうせつ)反射というものがあり、口の周囲のものを吸い込もうとする反射がありますので、指のマッサージは嫌がることなく受け入れてくれるからです。これによって口の中を触られることに慣れてもらいましょう。マッサージには3つのポイントがあります。まず指は頬と歯肉の間に入れて、必ず前から後ろへ一方向に歯肉の上を5〜10回程滑らせること、前後にゴシゴシしないことです。次に口の中を上下左右4カ所に分けて、右上→左上→左下→右下、というようにいつも同じ順番でマッサージしてあげること、一定方向のやさしい刺激をいつも同じ順番で受けるということは頭や背中を撫でられるのと同じように気持ちのいいものです。そして機嫌のいいときにしてあげること、この3つです。

これによって赤ちゃんは口の中を触られることに、つまり歯磨きをする、という行為に慣れていきますし、お父さんお母さんも口の中を触る力加減がだんだんわかってくるのです。

次回はその次の段階のお話をしましょう。

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