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2021-03-03

歯は健康のバロメーター vol.46

〜落合先生のお口のお話し〜

1歳児はじめての歯科健診について

歯磨きを始めるタイミングは?2

おちあい小児歯科医院 院長 落合 聡

赤ちゃんが生まれたら、できるだけ早い時期から指で歯肉をマッサージしてあげることが、歯磨きをスムースに受け入れてもらう第1歩であることを前回おシは痛いもの、というイメージにならないようにすることです。

 このようにして、指から話ししました。それでは歯肉のマッサージに慣れてきたら次は何をすればいいか、これが今回の話題です。

大体生後6~8か月前後になると、下の前歯が萌出してきます。その時点で指による歯肉のマッサージがスムースに受け入れてもらえるようになっていたら、次の段階に進みます。今度は、ガーゼや脱脂綿で萌出してきた下の前歯を拭いてあげましょう。下の前歯はとても小さく、まだ完全に萌出する前に子ども用とはいえふつうの形の歯ブラシで歯を磨こうとすると、歯を磨くというよりも歯肉にブラシを当ててこすっているような状態になりがちなので、痛い思いをさせてしまうことになるかもしれません。ですから歯ブラシほどの刺激はないが、指よりも少し刺激が強いものとして、ガーゼや脱脂綿を使います。下の前歯は生涯を通して虫歯になる確率の低い歯ですので、虫歯にならないようきれいにする、ということよりも、歯を拭いてあげるという刺激に慣れてもらうことを優先して考えましょう。ただ、歯と歯の間や歯と歯肉の境目に汚れがたまりやすいような気がしてどうしても歯ブラシで磨きたい、という場合には、1本ずつ磨くようにできている先の小さな歯ブラシがありますので、それを使って手入れをしてあげてもいいです。大事なことは、歯ブラガーゼ・脱脂綿というように、少しずつ刺激を上げていって、道具を使って口の中を手入れする、ということを覚えてもらうことが第2の段階です。

次回はその次の段階、普通の形の歯ブラシで歯を磨くタイミングとその方法について、お話ししたいと思います。

むすんで、ひらいて!! vol.82

「感情のコントロールがうまくできない子の接し方」

一般財団法人田中教育研究所

幼児心理カウンセラー  野田 鏡子

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一度、感情を害するといつまでもあれる子、衝動の抑制ができない子が多くなっているようです。

何か原因があるのですが、欲求を満たしてあげられない時、私たちはどう接したらよいのでしょう。

ADHD(注意欠陥多動性障害)と診断された子ども達もカッとなりやすい・キレやすいという特徴があります。欲求を阻止されると急に機嫌が悪くなり、どうにも手が付けられない状態になることもあります。人前でも電車の中でもどこでもお構いなしに泣きわめくのです。生まれ持った性質もあるかとは思いますが、接し方によっては変化するようです。

欲求不満が爆発している時、子どもの言いなりになったり機嫌を取ったりすることはあまり良い方法ではありません。「泣きわめくと思い通りになる!」という習慣がついてしまい、より激しく欲求を満たそうとするようになります。また、感情的になっていればいるほど、言葉で説得しても子どもの耳には入っていきません。大切なことは、穏やかに平然とした態度をとることです。

「どんなに我がままを言っても思い通りにならないよ」という態度をとることです。

「気をまぎらわせる」「他の興味を持つように仕向ける」という方法が1番効果的です。

外出する時は、子どものお気に入りのおもちゃやお菓子をこっそりバッグに入れておくのもいいでしょう。それとなく子どもの好きなおもちゃを出して自分で遊んでみて下さい。子どもはそれを見てスーッと高ぶった感情が消えていきます。黙って抱きしめてあげるのも良いと思います。

人は怒りの感情を先天的に持っているのですが、喜びの感情は日々の生活・環境の中で育っていくようです。特に幼児期に!!

高良川縁起 その2

『水にまつわる弘法大師様』

文/高良川 ほとり

先月は久留米大水害のお話をしましたが、今月も引き続き水にまつわるお話。弘法大師様です。いやいや関係ないじゃんと突っ込まれそうですが、そもそも弘法大師様は日本における真言密教の祖であり雨乞いの法要などもばっちり。仏教だけでなく測量や堤防構築などの最新建設技術も習得していたと思われます。有名なところですと香川県にあります日本最大の灌漑用のため池「満濃池」の改築を指揮した記録も残っております。時の天皇からの信頼も厚かったのもうなづけますなあ。

さてさて、全国に足跡をのこす弘法大師様。九州にも唐からの留学を終えたのち二年ほど滞在されたそうで、各地に伝説がのこっております。初夏の風物詩、筑後川の「えつ」も、対岸に渡れず困っておりました弘法大師様を見かねた老漁師、向こう岸までのせてあげたところ、お礼にとアシの葉をちぎって川に投げいれたところあら不思議、銀色の魚となり以後漁師はこれを生活の糧として困ることがなくなった、とあります。

実は高良川にも弘法大師様にまつわるお話がございまして。ある日、高良川のあたりをさるいておられた大師様、ちょうど川で百姓が大根をあらっておったのが目にはいりまして。さて一本恵んでくれんじゃろうか、とお願いしたところ、すげなく断る百姓。その態度に腹をたてた弘法大師様は、大根あらわれんごつ水を枯らしちゃる、と真言を唱えますとあら不思議、毎年大根の収穫時期には川が干上がるようになりました。それ以来高良川のことを別名「大根川」とも呼ぶようになったんだとか。そういえば、高良川とバイパスが交差するあたりに、弘法大師様を信仰する小さなお堂がありました。しかしまあ、どちらも料簡の狭いちゅうか、けちくさいちゅうか。よっぽどおなかすいてたんでしょうか。それとも、弘法大師様とはいえ一人の人間であったとの証左でしょうか。(続く)

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高良内小学校脇のあたり

いまでも軽トラごと川にはいってねぎやほうれん草をあらっている人をみかけます。

新・落語スズメvol.31

『ナマメカケ』

文/松田 一成

本来の営業形態は居酒屋なのだろう。コロナ禍で方向転換を余儀なくさせられたにわか定食屋にはアルコールの残滓がチラホラ。ビールジョッキを抱えたお嬢さんのピンナップがアタシのほうを微笑んでいた。無理無理と心の中でご辞退して、腹に何をいれるかと壁に貼ってある短冊をちらり。『トリ生』。はっ?『トリ生』。サントリー生ビール?鳥の刺身?下の句が続いていた『妾焼き』『メカケヤキ???』、『生メカケ』?ここまで想像をめぐらしたところで一人大笑い(黙食ならぬ黙笑)。『とり生姜焼』。姜と妾の勘違い、老眼のなせる業と、シチュエーションの思い込みでした。話はここから。生のメカケ焼で一人大笑いしたアタシのセンスは、はたして今の世間様が許して下さるのかという話。落語の世界では、今の価値観ではなかなか厳しい表現が多い。顔かたちを笑ったり(井戸の茶碗、清兵衛を表すくだり)、仲間外れを作ったり(ちりとてちん、伊勢屋の若旦那)、職業の貴賤、女郎噺は数多い。与太郎さんが出てくるのは落語の原風景ですらある。倫理とは別にして、落語にはすべての存在を肯定する大衆の価値観があるからこそ、日本で永らえていると思っていたのだが…。最近の世間様の不寛容さがどうも気になります。その不寛容さ(ヒステリックな正義)が落語に気が付いたらと思うと気が気ではない。戦中の噺塚のように(思想が真逆なのかな)高座に掛けることが出来ない噺を葬ったり、芸能自体が否定されかねないような。実際、大きい箱(会場)では、こんなマクラはふれない(お察しください)と配慮する噺家も。先のピンナップガールに勧められた生妾焼きの件だって不謹慎だと糾弾されるかもしれない。そんな話を友人にしたら、ヒステリックな正義は想像力の欠如がもっぱらだ。そんな人間は、業を肯定するような落語になんか興味をもたないから相手にする必要はない(ここでも新たな不寛容)と。ごもっとも。みなさん、もう少し優しい世間様をつくりましょう(笑)。

久留米文学散歩 vol.99

田中吉政公 お慕い申しあげそうろうゆえ 第十三回

田中家のお姫様達 文/江﨑久美子

三月は、お雛様祭りの季節。田中家の文書には、中々女性の名前は出てきませんが、その中で分かっている人物と言えば、吉政の母竹がいます。その他に名前は不明ですが、吉政の娘達の、宮廷書記官の大外記中原師廉の正室になった女性、田中家三奉行の宮川讃岐正室となった女性、同じく三奉行の磯野伯耆の息子大膳の正室になった女性、家臣草野熊之助正室、そして、忠政に嫁いできた久松院椿姫。

また、忠政の時代の田中家家臣知行割表には、筆頭に筑後守殿後家、妙寿院、慶福院、城島、北ムキ、朝妻、梅原、新庄、佐渡守後家と書かれています。宮川佐渡後家が娘だと分かりますが、それ以外は吉政との関係がよく分かりません。妙寿院は、後を継いだ忠政の母で、継室ではないかと言われています。柳川の寺にまつわる逸話に出てくる慶福院は、忠政の伯母、或いは吉政の叔母だとされます。吉政の叔母だとすると父重政の妹。或いは弟に嫁いできたか。忠政の伯母だとすると、吉政の姉で、誰かに嫁ぎ、または、吉政の兄に嫁ぎ後家となって筑後まで来たことになります。

吉政の故郷で、歴史を調べておられた湯次行孝住職の書かれた「国友鉄砲の歴史」には、「かの慶福門院が…」との一説があるのですが、この言葉が示すものは位の高さです。その伯母さんが、とっても位の高い方だった。しかし、「吉政の母慶福院」との文字もあり、謎は増すばかり。

近衛前久の姉で、一五二六年生まれの花屋玉栄という人が、同じ慶福院というらしいのです。もし、この人なら、吉政より年上で、田中家に嫁いだとなると、忠政の伯母で、吉政の兄に嫁いで後家となり筑後に居た事があった。もし、この人なら、秀吉に源氏物語を読み聞かせた話があり面白いですね。残った逸話などから紐解くには、まだまだ史料が足りませんが、益々、謎を解く楽しみが広がります。

香茶店〝香り不思議発見〟 Vol.125

「石走る垂水の上の早蕨の

萌え出る春になりにけるかも 志貴皇子」

香star

万葉集に収められている春の歌です。早春の山肌に雪の中から顔を出す早蕨、蕗の薹など春を象徴する草花たち。花の香りも春にふさわしいものがたくさんあります。

花の香りに誘われて天年堂に行ってみませんか!店頭では、大分産カボスを原料にしたお香「かぼっシュ」が新商品として登場しました。柑橘系の爽やかな香りが楽しめます。柑橘系の香りは爽やかさだけではなく、リラックスさせる働きもあります。

おうち時間を快適に、そして豊かな気持ちで過ごしていただきたい、そんな願いを込めた天年堂オリジナルお香です。

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天年堂オリジナルお香 新商品!

かぼすのお香「かぼッシュ」(香立て付)

…1,100円(税込)

・つばき正義…880円

・桃の香…1,100円 ・和バニラ…1,320円 など

春に因んだお香を取り揃えています。

穏やかな眠りと寝覚めを創る

『ベチバー香』好評発売中!

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ひきこもりの中から、自分を見つめ直し、

世の中に貢献できる人に。そんな社会活動をしている

「就労支援せんたーまんまる」。利用者成長の物語

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「元気っこ」と「50回噛むこと」、

そして「スタッフの寄り添い」で自信を。後編

A・Kさん 就労支援A型(月~金 9時~15時勤務)

●「元気っこ」と「50回噛むこと」で

体も心も大変化

食改善で体も心も大変化!

新型コロナウイルスでの自粛期間中、在宅ワークの一つとして、おなか元気ぐるーぷの人気商品である「ミネラルふりかけ元気っこ」を使った食改善に係るモニターのお仕事に取組んだ。

「元気っこ」は、いりこ・焼きあご・昆布などの海産物や、農薬不使用のおなか元気農園の人参の葉などを粉末にした天然の微量ミネラルやビタミンが豊富なお手軽ミネラル補給ふりかけで、それを毎日食べて、体調や心の状態を記録し、それを商品のブラッシュアップや広報に生かすというお仕事だった。

やり始めて最初に気づいたのは、朝だるかったのがスッキリと起きられるようになったこと。また脳がすごく活性化しているのが自分でもわかるように!今でも1週間に1袋なくなるくらいのペースで、ご飯が見えなくなるくらいかけて食べている。

また、「食改善17項目」のプリントをもらい、その中の一つ「⑯30回噛むこと」とあったので挑戦してみた。最初は実践するのも大変だったが、次第に50回噛んで食べるように。すると、噛んでいる食材のことが頭に浮かび、食べ物に対して自然と感謝の気持ちがわいてきて、1食1食豊かさを感じられるようになってきた。ご飯が好きで食事は一日に3~4合、お米8割、おかず2割というバランス。ゆっくり噛むためには時間もかかるので、夜ご飯は1時間ほどかける。もともとは過食症により菓子パンを1日30~40個食べるような食生活を送っていたが、食が変化したことで、なんと約1年で体重が15キロも減!!嬉しいのは痩せたことより、1回1回の食事を大切にすることで自分自身を大切にすることが出来るようになり、日々の当たり前の中に豊かさを感じることが出来るようになったこと。

●これから
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1年前は死にたいとばかり思っていた私が、今こうして変化していることに怖く感じることもある。私ではない誰かが動いているような気持ちになることもある。しかし、「きっと私のことだから、またつまずくこともあるかもしれない。進めなくなることもあるかもしれない。けれど、過去に乗り越えているから大丈夫。嫌な過去も自分の価値に変えることが出来た私があるから、何がおこってもいい経験に出来る」とスタッフの皆さんが私をまるごと受けとめてくださるので、一休みしてでも、2~3歩しか歩けなくても、続けていくことが出来ると確信している。私自身の成長が次の人たちの希望になり、みんなで成長する源になればと思いながら、これからも少しずつ進んでいくことを心に誓っている。

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