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Agri Pop Life

ひきこもりの中から、自分を見つめ直し、

社会に貢献できる人に。そんな活動をしている

「就労支援せんたーまんまる」。利用者成長の物語 その7

●生ごみが野菜の、人の、元気を作り出す。

ひきこもりから食改善や思考学習、一人一人に合わせたステップアップにより就労支援を通して社会復帰に取組む「就労支援せんたーまんまる」では、食改善の基本的な考え方を実体験として学ぶために「おなか元氣農園」での農作業にチャレンジする機会を設けています。

「おなか元氣農園」は飲食店から出る調理くずや、筑後川沿いの堤防の草など一般的に邪魔なもの、無価値だと言われるものを生かし、土中の発酵系の菌ちゃんを増やす土作りをすることで、昔ながらの栄養価の高い旬の野菜を育てています。

●生ごみリサイクルを通して

おなか元氣ぐるーぷの代表白仁田裕二は久留米市の環境部との協働事業で菌ちゃん先生として市内の小学校・保育園での生ゴミリサイクル土作りの授業にも取り組んでいます。その授業では生ごみから昔ながらの生命力・栄養価が高い元気野菜を育てると同時に、『命』について考えることも内容に盛り込んでいます。

菌ちゃんの命、お野菜の命、自分の命、自分を支えてくれている自分以外の命を感じ、「おかげさまで」と感謝できる心を育むことを、土作り、野菜作りの体験を通して学んでいただく、そんな取り組みでもあります。

最初は「生ごみ汚~い」と言う方も、その価値を知ると(発酵しやすいように)生ごみを懸命にちぎってくれるようになる[※1]のですが、そんな姿を見るのが、私たちの何よりの喜びです。自分自身や周囲に対して感じる嫌なことや無価値に思い捨て去ってしまいたいと考えてしまうものも、捉え方、生かし方によっては人の役に立ち喜んでいただけるものになると言うことを土作りを通して感じてもらえると嬉しいです。

[※1]現在は生ごみ処理機で畑に撒く様に処理しています。

●おなか元氣農園の取り組み

農園では年間約50種類の野菜を作っていますが、無農薬・無化学肥料・無除草剤はもちろんのこと、自社の飲食店の生ごみを畑にまくことにより、作物に元気を与えてくれる菌を発酵させながら、生命力豊かな土をつくる「循環型農法」をとっています。

生ごみの大部分を占める皮やヘタや根っこ等成長点と言われる調理くずは、実は物凄く栄養価が高く土の中の菌ちゃんたちが物凄く元気になる力を持っています。そういったものをごみとして廃棄してしまうのは大変もったいないので出来るだけ調理を工夫して食べたり、どうしても食べることができないものはこのように土づくりに生かすと生まれてきた命を余すことなく生かしきることが出来ます。

通常、農地に生ごみを埋めること(捨てること)は不法投棄にあたるのですが、「健康」「環境」「リサイクル」「雇用創生」を軸とした私たちの取り組みが認められ、今では久留米市から「お墨付き」をいただくようにもなりました。

●就労支援事業を通して

人とコミュニケーションをとることが苦手など、何らかの理由で引きこもってしまい、一般企業に就職する自信をなくしてしまっているような人が、コロナ禍により益々増えているという現状があります。

就労継続支援A型事業所とは、そういった人に対して雇用契約に基づき働きながら学び自信をつける場所を提供することを目的とした事業所です。

「就労支援せんたーまんまる」では、飲食店や食品加工所、そして農園で自然に触れあいながらの作業などを通じて適性を判断し、チームの一員として活躍できる場を作っています。

今では、こういった取り組みを通じて雇用の創生に貢献することも、私たちにとっての経世済民(世のため人のため)活動だと考え、日々、みんなで努力しています。

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「就労支援せんたーまんまる」。利用者成長の物語 その6

【重ね煮とは…】

重ね煮は『2つの改善と5つのステップ』という人材育成プログラムのなかの『食改善プログラム』の一つです。マクロビオティックの調理法の一つで野菜本来の旨味を最大限に引き出す調理法です。

重ね煮を健康づくりや物事の捉え方の改善の一つとして実践し、自信をつけた利用者の声を聴いてみました。

【作ってみて感じたこと】

◆「普段捨てるようなヘタや芯など全部使いお鍋ひとつで水も使わずじっくり炊く。自分のダメなところ嫌なところはそのままでも活かし方ひとつでいいところに変わるんだよって教えられてるみたいで、自分を責めがちな私ですがそれで毎日励まされました。」(Aさん女性)

◆「野菜をひたすら切るなかで、“単純作業は『無』になれる。切る作業は自分の中の余計な拘りを『断ち切る=手放す』感覚になる”と依然教えてもらったことを思い出した。人の感情や課題に影響を受け、悩みや不安を抱えてしまう傾向のある私にとって、その作業と感覚は生きる上で大事なことだ。

美味しくなあれと心を込めて蓋をする。弱火でコトコト30~40分。手間暇かけて心を込めて作ったこの野菜たちから大地の恵を頂いて『元気になりたい!!』と思った。」(Bさん女性)

【食べてみて感じたこと】

◆「味噌汁やあんかけ、煮物、ケーキ、パンなどにアレンジしますが砂糖やみりん少なめでも野菜の旨味と甘みが強く少なめの調味料で味がしっかりします。」(Aさん女性)

◆「いくつかの料理、オムレツや鶏つみれのスープに加えてアレンジしてみた。いずれも10分と掛からず完成した。野菜本来の甘みと旨みがしっかりしているから、シンプルな味付けで十分だった。」(Bさん女性)

【重ね煮をどう自分の人生に生かしていくか】

◆「重ね煮を教える中で、得意不得意、喜怒哀楽が様々で色んな人がいますが、穏やかな目線でみれるようになりました。色んな人がいて旨味に変わるんだから一人一人の個性もそのままで大丈夫って。伝わってるか分からないけど教えてるときに目をキラキラして聞いてくれる人もいて教えてよかったなぁと実感したりします。

重ね煮を伝えるなかで【そのままでいい】【生かしあえる仲間だから大丈夫】【おかげさまです】など伝えていけたらいいなと思います。」(Aさん女性)

◆「それぞれ事情や問題を抱えた皆で作ったこの重ね煮。それぞれとこの野菜たちに宿る力との相乗効果で、未来に繋がる生きる力となっていくのだと思った。

『全体を生かし部分を生かす』『一物全体』。ヘタも根っこも皮も灰汁も旨みとなる。問題すらも価値を生む源泉なのだということを自分の手で重ね煮を作ることで体感できた。辛かった過去も悩み苦しんだ経験も、無駄ではなく意味があると言うことだ。自分を肯定してくれている気がした。そして私はこれからどう変わっていけるだろうかと、今から楽しみだ。」(Bさん女性)

重ね煮はまんまるで大事にしている『①全体を生かし部分を生かす②無知の知を知る③問題は価値を生む源泉である』という思考を身につけ『おかげさまです』と周囲のヒトモノコトに感謝をし、目の前の人とお互いを生かしあえる信頼関係を築けるようになるための重要なプログラムの一つです。

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「就労支援せんたーまんまる」。利用者成長の物語 その5

●食改善の強い味方「元気っこ」

ひきこもりから食改善や独自のカリキュラムなど就労支援を通して社会復帰に取り組む「就労支援せんたーまんまる」では、オリジナル調味料「元気っこ」で食改善に取り組むスタッフがいます。20代〜40代のスタッフ・利用者の全てが「元気っこ」を食事に摂り入れ、からだの調子を取り戻したことで、これまでと違う考え方や行動をとれたという結果が出ています。今回は「元気っこ」を使い始めて、どう変わったか?まんまるスタッフ(支援員)のMさんとFさんに伺いました。

●ゆっくり時間をかけ、

食による体質改善をめざす!

先ずは利用者の方の声を伺ってみました。

「今年で4年目、当初気持ちの波が激しく、落ち込みがひどかったのですが、元気っことよく噛む事を通して気分が穏やかになりました。(Aさん・30代女性)」

「就労当初は産後うつでほとんど笑顔が出ませんでした。3年間こつこつ職場と家で元気っこを続けたおかげで笑顔を取戻せました。(Bさん・40代女性)」

「平成25年から今年で8年目、コロナ渦の中元気っこを1週間1袋食べた結果、疲れが減り寝坊がなくなりました。(Cさん・30代男性)」

「四六時中絵を描いているのですが、頭が疲れてぼーっとしていました。元気っこも半信半疑で試したところ、驚くほど頭がすっきりして必要な栄養が摂れていなかった事に気付きました。(Dさん・20代男性)」

MさんとFさんからは「皆さん体調の波が激しい方が多いですが、食改善を通して、波が穏やかになり仕事への意欲が湧いてきた」と口を揃えられました。

皆さんは就労支援B型からA型へ、A型の中でも5つのステップを意識して一般就労に向けて前向きな意欲が高まっています。

●自分の食生活を振り返る

「食改善シート」

食改善に取組む人たちは自分が1日に何を食べたか、何に取組んだかを書き込むシートがあり、日々書き込むことで行動や感情を客観的に見られるようになり心が落ち着いてきます。また、1週間分を書き、振り返ることで次週の目標を立て、改善、成長の糧にしています。

●『元気っこ』ふりかけについて

元気っこふりかけは、いりこ、焼きあご、昆布などの海産物や農薬不使用のおなか元気農園の人参の葉などを粉末にした天然の微量ミネラルやビタミンが豊富なお手軽ミネラル補給ふりかけです。

就労支援せんたーまんまるの取り組みに興味をお持ちの方、是非ご相談お待ちしております。

見学のご希望などもお気軽にお問合せください。

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職場体験者募集中

〈10時〜22時までのご希望の時間帯で〉

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▶元気っこの原材料

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ひきこもりの中から、自分を見つめ直し、

世の中に貢献できる人に。そんな社会活動をしている

「就労支援せんたーまんまる」。利用者成長の物語

就労支援センターまんまるでは、就労支援A型のスタッフに『食改善』プログラムによる体と心の改善に取り組んでいます。

●食改善について

前号で紹介したA・Kさんが体験した「元気っこ」と「50回噛むこと」は食改善へのスタートでした。そして結果としてA・Kさんの体も心も大きく変化しました。なぜそんなに大きな変化が起きたのでしょうか?実は人間の体は食べたもので出来ているのです。体に良い食べ物を食べると心も体も良い状態になります。逆に体に良くない食べ物を摂れば心も体も病気の原因を作り出します。

●『元気っこ』ふりかけについて

元気っこふりかけは、いりこ、焼きあご、昆布などの海産物や農薬不使用のおなか元気農園の人参の葉などを粉末にした天然の微量ミネラルやビタミンが豊富なお手軽ミネラル補給ふりかけです。

長崎県佐世保市で菌ちゃんふぁーむを営む吉田俊道さんは(大地といのちの会理事長)は、地元保育園での食改善の実践例で、元気野菜や、元気っこふりかけを使った食事療法で、2年間で病欠者が激減し園児の年間平均病欠日数が5.4日から0.5〜0.6日になりました。

●元気っこふりかけの愛用者の声です!

「菌ちゃん元気っこは私にはとても美味しいです。魚の匂いも気にならず、何にでもかけています。特にお味噌汁は一味違ってとても美味しく感じられます。実家の両親にも勧めました。特に感じるのは寝付きの良さや朝起きた時、良く寝たなーと気分爽快です。」

「もともと健康なのですが、一昨年、原因がよくわからず、多分、加齢やストレスと言われた病気になりまして、今は落ち着いているのですが、今後も菌ちゃんで心も元気になれればと思います。」

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[重ね煮]

重ね煮は2つの改善と5つのステップの食改善カリキュラムの一つです。野菜の旨味を最大限に引き出す調理法です。切った野菜を層にして重ね、そこに塩をふり、火にかけ、野菜の水分だけで蒸し煮します。同じ野菜を普通に煮たものと重ね煮したものは、味も見た目も違い、野菜ひとつひとつの旨味が出ていて野菜本来の優しい甘味がします。

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[重ね煮が美味しくなるコツ]

1.野菜の切り方 大きさを揃える

2.重ねる順番 3.感謝の心

基本:下からきのこ、玉ねぎ、人参(根もの)、野菜が大地からどのように生長していくかに関係する。大地を基準に上に向かって伸びる力の強い野菜ほど下の層に重ねる。

●第3水曜日9時より、ほとめき庵にて

「重ね煮」の講習会開催中。

問)ほとめき庵 TEL.0942-47-4222(担当 四ヶ所)

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ひきこもりの中から、自分を見つめ直し、

世の中に貢献できる人に。そんな社会活動をしている

「就労支援せんたーまんまる」。利用者成長の物語

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「元気っこ」と「50回噛むこと」、

そして「スタッフの寄り添い」で自信を。後編

A・Kさん 就労支援A型(月~金 9時~15時勤務)

●「元気っこ」と「50回噛むこと」で

体も心も大変化

食改善で体も心も大変化!

新型コロナウイルスでの自粛期間中、在宅ワークの一つとして、おなか元気ぐるーぷの人気商品である「ミネラルふりかけ元気っこ」を使った食改善に係るモニターのお仕事に取組んだ。

「元気っこ」は、いりこ・焼きあご・昆布などの海産物や、農薬不使用のおなか元気農園の人参の葉などを粉末にした天然の微量ミネラルやビタミンが豊富なお手軽ミネラル補給ふりかけで、それを毎日食べて、体調や心の状態を記録し、それを商品のブラッシュアップや広報に生かすというお仕事だった。

やり始めて最初に気づいたのは、朝だるかったのがスッキリと起きられるようになったこと。また脳がすごく活性化しているのが自分でもわかるように!今でも1週間に1袋なくなるくらいのペースで、ご飯が見えなくなるくらいかけて食べている。

また、「食改善17項目」のプリントをもらい、その中の一つ「⑯30回噛むこと」とあったので挑戦してみた。最初は実践するのも大変だったが、次第に50回噛んで食べるように。すると、噛んでいる食材のことが頭に浮かび、食べ物に対して自然と感謝の気持ちがわいてきて、1食1食豊かさを感じられるようになってきた。ご飯が好きで食事は一日に3~4合、お米8割、おかず2割というバランス。ゆっくり噛むためには時間もかかるので、夜ご飯は1時間ほどかける。もともとは過食症により菓子パンを1日30~40個食べるような食生活を送っていたが、食が変化したことで、なんと約1年で体重が15キロも減!!嬉しいのは痩せたことより、1回1回の食事を大切にすることで自分自身を大切にすることが出来るようになり、日々の当たり前の中に豊かさを感じることが出来るようになったこと。

●これから
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1年前は死にたいとばかり思っていた私が、今こうして変化していることに怖く感じることもある。私ではない誰かが動いているような気持ちになることもある。しかし、「きっと私のことだから、またつまずくこともあるかもしれない。進めなくなることもあるかもしれない。けれど、過去に乗り越えているから大丈夫。嫌な過去も自分の価値に変えることが出来た私があるから、何がおこってもいい経験に出来る」とスタッフの皆さんが私をまるごと受けとめてくださるので、一休みしてでも、2~3歩しか歩けなくても、続けていくことが出来ると確信している。私自身の成長が次の人たちの希望になり、みんなで成長する源になればと思いながら、これからも少しずつ進んでいくことを心に誓っている。

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ひきこもりの中から、自分を見つめ直し、世の中に貢献できる人に。
そんな社会活動をしている
「就労支援せんたーまんまる」。
利用者成長の物語

「元気っこ」と「50回噛むこと」、そして「スタッフの寄り添い」で自信を。 前編

A・Kさん 就労支援A型(月~金 9時~15時勤務)

 

●一般就労から就労支援へ

4年前、一般の求人募集を見つけ面接を受け「農家れすとらん自然の恵」のスタッフとして勤務することに。

半年経った頃、仕事中に過呼吸を起こし、呼吸が落ち着くのを待ってから仕事に戻るということが増えてきた。また、勤務中にボーっとしていることも多くなり、休みがちになり、働き続ける事は難しいと感じるように。

その様子を見ていたスタッフの方から、体調不良や心の不安を抱えながらでも、その時の状況に合わせて仕事を選びながらステップアップできる『就労支援せんたーまんまる』登録の提案を受ける。

高校生の頃から摂食障害により通院していたこともあり、別の就労支援事業所で働いていた過去がある中、ようやく一般就労として仕事に就いたことで病気を克服できたような気持ちになっていた。それなのに、就労支援の提案を受け容れたことを「また病気の自分に戻ってしまった…」と捉えてしまい、そのショックが大きく、一時はちゃんと見てくれてA型就労を進めてくれたスタッフを恨んでいた。

しかし、自傷行為をしていても受け容れ変わりなく接し、休もうかなと電話をすると「とりあえず職場に来てから一緒に考えよう」と声をかけてくれた。FBのアカウントごと存在を消してひきこもることもあったが、常にあたたかく見守り「いつでもおいでー」と声をかけ続けくれたおかげで、やめることなく続けることができた。

●寄り添いと5つのステップで成長

普段の会話からパンづくりが好きで、家でもよく作っている話から職場でも「パンづくりをはじめてみないか」と声をかけてもらい、「就労支援せんたーまんまる」でのパンづくりが新規スタート。

任されたことがとても嬉しく、責任感も湧いてきた。現在も塩バターパンなどを数ヶ所で販売中。好きなことでお役に立てることをさせてもらうことで、少しずつ自信も付いた。今では、天然酵母のパンづくりもしてみたい!子どもが落ち着いたらパン屋さんを開きたい!というような夢も。どんな状況になっても、一人の人として寄り添い、私の成長に合わせた5つのステップアップのプログラムで目標に導いてくれるスタッフの皆さんに感謝している。

K・Aさんは「2つの改善と5つのステップ」によって社会との関わりを通し、やりがいのある人生を歩み始めました。次回は食改善で驚きの変化が!

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