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コーヒー産地を訪ね Archive

コーヒー産地を訪ねて…一枚の写真 vol.146

“2015年 ボリビア カラナヴィ”adachi8.jpg

写真と文 安達  和宏

2015年ボリビア カラナヴィでの一コマです。ドン・カルロスさんなどの農園を訪問の途中、周辺の山々を見渡せる高台の四阿で、エキスポーターのペドロさんダニエラさん親子から手作りのランチでおもてなしを受けます。新鮮な野菜はその味も濃厚でフルーツはとても甘く、素材そのものの風味を楽しむ事が出来きます。それは雄大なこの大地の恵みであると考えると、我々が買い付けるコーヒー豆もこの恩恵を存分に受けていることを実感します。遠く離れた地球の裏側、人々が情熱を傾け幾つもの障害を跳ね除けて辿り着いた境地がそこには在りました。そして、ペドロさんのあの言葉がまた思い浮かんできます… Potencial! Potencial!

コーヒー産地を訪ねて…一枚の写真 vol.145

2014年 イタリア ヴェネチア MAZZER本社adachi7.jpg

写真と文 安達  和宏

2014年SCAE(ヨーロッパ スペシャルティコーヒー協会のカンファレンス)に参加後にメーカーツアーで、コーヒー豆を挽くグラインダーのMAZZER(マッツアー)という会社を訪問した時の一コマです。立派な社屋の奥には大きな工場が有り、工場見学から歴代や最新のマシンが並ぶショールーム兼ラボなどご案内頂きました。そこには世界の有名なカフェで使われているMAZZERの写真が展示して有ります。すると、帯同した日本のマシンメーカーの営業の人がコーヒー屋仲間の一人を掴まえ、『ここに御社のお店の写真があります』と言って自慢げに紹介するのでした。私も『スゴイね!イタリアでも認められている店なんやね〜』と半分お世辞を言って、他の写真も眺めてたら、、、どこかで見た事のあるお店の写真が有ります。あれ?これ?『うちの久留米店の写真だぁ!』MAZZERの方もこの写真がどこのモノか分からず展示されていたのですが、MAZZERグラインダーが3台も並んで映っているのを見て採用されたようです。思わず写真を指さしての記念写真と相成りました。嬉しいイタリアの思い出でした!

コーヒー産地を訪ねて…一枚の写真 vol.144

2021年4月 大川店

“喫茶室コロイコ”リニューアルオープン

写真と文 安達  和宏

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今日の一枚は、この4/10にリニューアルした大川店“喫茶室コロイコ”です。ヴィラベルディという南欧風の商業施設の中庭に面した1階にあります。リニューアル以前も2年程カフェを運営しておりましたが、厨房施設の増築も含めゆったりとしたスペースにして寛いで頂ける様に改装しました。コーヒーと共に手作りスイーツやランチもご用意しています。ネーミングのコロイコ=COROICOは、ボリビアの古い町の名前で、私が初めて参加したCOE=カップオブエクセレンスの会場でもありました。尊敬するボリビアのコーヒー生産者でもあるペドロさんが、開拓の進む大地を指さし「ポテンシャル!Potencial!」と、何度も続けた言葉が心に刻まれています。それはコーヒーだけでなく私たちの身の回りにあるモノたちにも掛けられた言葉だと感じました。そして私は大川の「ポテンシャル」を信じて、まずはヴィラベルディをコーヒーで盛り上げて行こうと思っています。小さな小さな力ですが、想いを込めて歩いて行きます。

コーヒー産地を訪ねて…一枚の写真 vol.143

“2021年 ボリビア オファーカッピング”

写真と文 安達  和宏
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今日の一枚は、2021年 ボリビアのオファーサンプル(買い付けサンプル)カッピングの模様です。残念ながらボリビア現地ではなく大川店内ではありますが、場所変われど気を引き締めて挑みます。買い付けに関してはコロナの影響が無い時も現地でのカッピングとは別に日本に送られてくるサンプルを評価し、合わせて買い付けロットを決める事も多々あります。例年よりも遅れてきた30数個のサンプルで、評価はとても高く全部買い付けたい位でしたが、ここはグッと堪えてシビアに絞り込みます。中には90点以上のロットもありましたので、今から入荷が楽しみ。皆様にも早くご紹介したいですね!

コーヒー産地を訪ねて…一枚の写真 vol.142

“2012年 グアテマラ
カップ オブ エクセレンス審査会セレモニー”

写真と文 安達  和宏

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2012年グアテマラCOE(カップオブエクセレンス)審査会のセレモニーです。馴染みの顔も有れば名前だけは知っていたけど初めて見る顔、名前も知らなかった人など多くの出会いが有りました。私も自身が高評価した生産者はどんな人か胸躍らせて見守っていたのを昨日の事のように思い出します。昨年はCOVID-19の影響で審査員一堂に会しての審査は出来ませんでしたし、勿論大々的なセレモニーも有りませんでした。今年も現状では難しいようですが、それでもサンプル豆を世界数カ所に送りそれぞれでのカッピング審査を取りまとめる形での審査会は開催されます。それにしても、実際にその対象国に世界中から審査員が集まり開催出来た時がとても羨ましく思えます。コロナ禍は特にオンラインでの交流が盛んで推奨される時代ではありますが、アナログな交わりがより貴重で大切なものに思える、今日この頃です。

コーヒー産地を訪ねて…一枚の写真 vol.141

“2021年 コスタリカ ブルマス農園”

写真と文 安達  和宏

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2021年も2月になりましたが、まだまだ暫くはコロナ感染との戦いは続きそうです。ところで、先日SNSに日常ネタの写真をアップしていましたらコスタリカのコーヒー生産者フアン・ラモンさんから…いいね!と、メッセージが寄せられてきました。

直ぐさま私も、コスタリカ内でのCOVID-19の影響を尋ねてみると『コスタリカも全国的に大変で、コーヒー産地でも人手不足が起きている』『でも、収穫は順調に進んでいるよ!』との返事。その言葉と一緒に枝もたわわに実るコーヒーチェリーや乾燥の様子など数枚の写真や動画が送られてきたのでした。その中に、この一コマが有りました。このコラムの連載は、基本的には私自身が現地で撮影した写真を使っていますが、今回はフアンさんの写真を拝借させて頂きました。この借りは、次にサンホセに行った時に倍返しでお返ししますので、それまで待っていてください。アスタ・ルエゴ ! フアンさん ! !

コーヒー産地を訪ねて…一枚の写真 vol.140

“2015年 ボリビア ラパス”

写真と文 安達  和宏

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2015年ボリビア買付けでの一コマです。エル・アルトの空港、そしてホテルからペドロさん運転の4WD車は勢いよく下界へ降って行きます。道路脇の風景は草木も少なく荒々しい岩ばかり、今思えば、宇宙探査機”はやぶさ”が見た世界もあの時の風景に近いのではないかと思うくらいです。此処には、地球という惑星の始まりと成長のドラマがまだ有り在りと残っています。そんな移動中に腕時計の標高計を見るとなんと4325m..精度の問題はありますが、富士山より高い所を移動しているのは間違い無いようです。しかし、昨夜ホテルでの長風呂が良くなかったのか今朝から高山病の頭痛と胃のムカつきが止まりません。ホテルで貰ったコカ茶が嬉しい(効果は定かでは有りませんが)のです。あれほど苦しかったのに、この後1500m付近まで来たらケロリ、途中のドライブインでは昼御飯美味しく頂き、いざコロイコの農園を目指したのでした。

コーヒー産地を訪ねて…一枚の写真 vol.139

“2019年 コロンビア COE審査会”
写真と文 安達  和宏

2019年コロンビアCOE審査会の一コマ。
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見慣れたCOE審査会での光景ですが一際懐かしく感じます。今年は新型コロナウイルスの影響で国際審査員が一堂に集まってのカッピング審査会は行われませんでした。ほんの一年前の事なのに、遠い遠い昔の事だった様な錯覚にさえ陥ります。それでも、あの時の興奮と緊張感は脳裏に焼き付いてますし、生産者の皆さんの笑顔や情熱も色褪せる事はありません。これから年末年始へ向かい、寒さと共に感染拡大のリスクも大きくなると考えられますが、世界中の人々の健康と一日でも早く元の状況に戻れる様に願うばかりです。

コーヒー産地を訪ねて…一枚の写真 vol.138

“2011年 コスタリカ シンリミテス農園”

写真と文 安達  和宏

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中米コスタリカ ウエストバレーにあるシンリミテス農園での一コマ。今でこそ知られるようになったハニープロセスは、コーヒーの皮を剥いた後に粘液質の果肉を遠心分離機で除去(除去の割合でブラック、レッド、イエロー、ホワイトハニーなど味わいを調整)し乾燥させる水を使わない生産処理方法。2011年のこの頃はまだ聞き慣れない処理法でした。農園主ハイメさんは袋の中のパーチメント(まだ固い中皮が付いている状態)を手で救いながら、粘液質の残存成分でベトベトするところを見せてくれています。この製法が生まれた経緯は、環境問題として水洗処理に使う排水の規制を国が打ち出したためでした。元々は水洗処理が多かった国なので、急な対応は大変でしたがそのピンチを逆にチャンスに変え、今では強みとして高品質コーヒーを生産されている情熱は、いかにも天晴れなのです!

コーヒー産地を訪ねて…一枚の写真 vol.137

“2012年 グアテマラ ラ・ベイヤ農園”202010-adachi.jpg

写真と文 安達  和宏

グアテマラは中南米でも、伝統的な農園が多い国です。今日の1枚は2012年に訪問したグアテマラ ラ・ベイヤ農園。エルプログレソ県にあり平均標高:1660メートル。年間降水量:2500~3000ミリ。ラスミナス山脈の中心部である森林に囲まれた亜熱帯気候に位置してます。4世代に渡って、コーヒーの植え方、育て方、収穫方法、そして生産処理方法が家族に代々伝えられていて、立地、標高、生産処理が味やアロマそして酸の品質に影響を与えるため、それぞれの世代で複数年に渡って完璧さを求め続けています。マップを指差しながら農園の位置と背景など説明してくれますが、伝統/継承という積み重ねは一言では語り尽くせない、私も大好きな農園の一つです。

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