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コーヒー産地を訪ね Archive

コーヒー産地を訪ねて…一枚の写真 vol.140

“2015年 ボリビア ラパス”

写真と文 安達  和宏

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2015年ボリビア買付けでの一コマです。エル・アルトの空港、そしてホテルからペドロさん運転の4WD車は勢いよく下界へ降って行きます。道路脇の風景は草木も少なく荒々しい岩ばかり、今思えば、宇宙探査機”はやぶさ”が見た世界もあの時の風景に近いのではないかと思うくらいです。此処には、地球という惑星の始まりと成長のドラマがまだ有り在りと残っています。そんな移動中に腕時計の標高計を見るとなんと4325m..精度の問題はありますが、富士山より高い所を移動しているのは間違い無いようです。しかし、昨夜ホテルでの長風呂が良くなかったのか今朝から高山病の頭痛と胃のムカつきが止まりません。ホテルで貰ったコカ茶が嬉しい(効果は定かでは有りませんが)のです。あれほど苦しかったのに、この後1500m付近まで来たらケロリ、途中のドライブインでは昼御飯美味しく頂き、いざコロイコの農園を目指したのでした。

コーヒー産地を訪ねて…一枚の写真 vol.139

“2019年 コロンビア COE審査会”
写真と文 安達  和宏

2019年コロンビアCOE審査会の一コマ。
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見慣れたCOE審査会での光景ですが一際懐かしく感じます。今年は新型コロナウイルスの影響で国際審査員が一堂に集まってのカッピング審査会は行われませんでした。ほんの一年前の事なのに、遠い遠い昔の事だった様な錯覚にさえ陥ります。それでも、あの時の興奮と緊張感は脳裏に焼き付いてますし、生産者の皆さんの笑顔や情熱も色褪せる事はありません。これから年末年始へ向かい、寒さと共に感染拡大のリスクも大きくなると考えられますが、世界中の人々の健康と一日でも早く元の状況に戻れる様に願うばかりです。

コーヒー産地を訪ねて…一枚の写真 vol.138

“2011年 コスタリカ シンリミテス農園”

写真と文 安達  和宏

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中米コスタリカ ウエストバレーにあるシンリミテス農園での一コマ。今でこそ知られるようになったハニープロセスは、コーヒーの皮を剥いた後に粘液質の果肉を遠心分離機で除去(除去の割合でブラック、レッド、イエロー、ホワイトハニーなど味わいを調整)し乾燥させる水を使わない生産処理方法。2011年のこの頃はまだ聞き慣れない処理法でした。農園主ハイメさんは袋の中のパーチメント(まだ固い中皮が付いている状態)を手で救いながら、粘液質の残存成分でベトベトするところを見せてくれています。この製法が生まれた経緯は、環境問題として水洗処理に使う排水の規制を国が打ち出したためでした。元々は水洗処理が多かった国なので、急な対応は大変でしたがそのピンチを逆にチャンスに変え、今では強みとして高品質コーヒーを生産されている情熱は、いかにも天晴れなのです!

コーヒー産地を訪ねて…一枚の写真 vol.137

“2012年 グアテマラ ラ・ベイヤ農園”202010-adachi.jpg

写真と文 安達  和宏

グアテマラは中南米でも、伝統的な農園が多い国です。今日の1枚は2012年に訪問したグアテマラ ラ・ベイヤ農園。エルプログレソ県にあり平均標高:1660メートル。年間降水量:2500~3000ミリ。ラスミナス山脈の中心部である森林に囲まれた亜熱帯気候に位置してます。4世代に渡って、コーヒーの植え方、育て方、収穫方法、そして生産処理方法が家族に代々伝えられていて、立地、標高、生産処理が味やアロマそして酸の品質に影響を与えるため、それぞれの世代で複数年に渡って完璧さを求め続けています。マップを指差しながら農園の位置と背景など説明してくれますが、伝統/継承という積み重ねは一言では語り尽くせない、私も大好きな農園の一つです。

コーヒー産地を訪ねて…一枚の写真 vol.136

“2012年 コスタリカCOE表彰式”202009-adachi.jpg

写真と文 安達  和宏

コロナ禍ではありますが、今年も中米の新豆入荷が始まってます。今年は直接お会いする事が出来ませんが、この様な写真を見返すと当時の喜びをまた思い出します。ウエストバレーにあるエルバス農園のアントニオさんとは、この審査会以前からお付き合いが有ったので、結果発表の瞬間は私自身も本当に嬉しくて心臓がバクバクしたものでした。その後も買い続けている農園ですが、毎年品質が向上するコーヒー豆を見させて頂くと、日々の研鑽・努力が身に染みるほど感じられます。また、産地へ行ってトーニョさん(アントニオさんの通称)とご家族ともお会いしたいものです!

コーヒー産地を訪ねて…一枚の写真 vol.135

“2019年
SCAJカンファレンス東京にて”
写真と文 安達  和宏
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今年は、コロナの影響で海外出張は出来ませんね〜。
それでも産地で撮影した写真のストックはまだまだ一杯あるので、毎月このコラムに使う写真を選ぶのも楽しみではあるのです。そんな中から何故か産地ではなく日本国内で昨年撮影した、SCAJカンファレンスでのホンジュラス生産者サロモンさんとレイナさんとの写真が目に留まりました。このコラムでも別々に紹介した事があるお二人ですが、生産国の方と現地で会うのとはまた違ったテンションで再会を喜ぶのでした。何より顔を覚えて頂いてるのが嬉しいですね!
また一日も早く産地でお会いしたいものです!!

コーヒー産地を訪ねて…一枚の写真 vol.134

“2016年 ボリビア アグロタケシ農園”
写真と文 安達  和宏
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2016年にボリビア アグロタケシ農園での一コマ。最初にアグロタケシ農園のティピカ種を飲んだ時の衝撃は今も忘れません。そして毎年、ゲシャ種、ジャバ種と飲み進むにつれ標高2,000mというこの農園の土壌が生む可能性に感動すら憶えます。農園主のカルロスさんが鉱山経営からコーヒー栽培に踏み入った勇気と先見性には、私自身も経営者としての彼の創造性は勉強になるばかりですが、パナマでブレイクしたゲシャ種を他の産地よりいち早く栽培を始められ、成果を出された時も驚きました。これからもアグロタケシの進化が楽しみですが、そのアグロタケシ農園のゲシャ種が入荷しました。間もなく販売始めますのでお楽しみにお待ち下さい。

コーヒー産地を訪ねて…一枚の写真 vol.133

adachi6.jpg “2013年 ブラジルCOE審査会”

写真と文 安達  和宏

審査会農園ツアーでの一コマです。審査会期間では午前中に審査が終わり時間がある時は、農園や処理施設など訪問するスケジュールが組まれています。この写真は、欧米、アジア、中南米の世界から集まった審査員達がトラクターの荷台に乗り農園内部を移動する様子です。今見ると“蜜”過ぎてソーシャルディスタンスも何も有ったもんじゃないですね。この様な当たり前だったことが、今では違和感のある光景にさえ映ります。『昔はマスクもせずに、こんな狭いスペースに乗り合いしてたんだ』将来そんな言葉を交わすのかもしれません。一日も早いコロナの終息と、私もまたあの荷台に乗って農園まわりをしたいと願っています。

コーヒー産地を訪ねて…一枚の写真 vol.132

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“2008年 ボリビア COE審査会

生産者とのミーティング”

写真と文 安達  和宏

2008年ボリビアCOE審査会、表彰式前に行われた生産者とのミーティングでの一コマ。審査会場だった“コロイコ”という町から断崖絶壁のデスロード(死の道)を通り“カラナヴィ”という町へ移動しての表彰式。その前に行われた生産者とのミーティングで再会したのは、民族衣装を纏ったコロイコ生産者のチョリータ(チョリータとは先住民の血を引く女性のこと)さんでした。農園を訪問した時のお礼を言い記念写真を撮ります。自身にとって最初の審査会だった事もありチョット舞い上がってる様です。

さて、そんなCOEカップオブエクセレンス審査会も、今年は新型コロナウイルスの影響で中止または国内審査のみで順位をつけオークションが行われるなど対応に追われています。私たちの様にエントリーしていた海外の審査員も招聘される事なく終わるようですが、審査員登録料はそのまま今年の運営費に寄付させて頂く事にしました。一日も早い終息を願うと共に、この困難を皆で乗り切らなければと思っております。やりたい事も行きたい所へも暫く我慢して文字通り#ステイホームです。皆様のご健康を願って!

コーヒー産地を訪ねて…一枚の写真 vol.131

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“2019年 コロンビア

COE審査会のあい間に”

写真と文 安達  和宏

2019年コロンビアCOE審査会のアクテビティで訪問した、コーヒー公園での一コマです。この日はカッピング審査が長引き、「予定のコーヒー公園の訪問はもう無いだろう!」と、高を括っていたところ審査会のスタッフは計画通り、会場から1時間ほど掛けて私たちをその公園に連れて行きました。入場門で施設の関係者と何やら話し込むスタッフ。どうやら閉園時間が迫っていて何とか入れるように交渉していたのでした。早く済ませて帰りたいと心の中で思いながら待ちくたびれていると、そこにあった標識がユニークでみんな笑ってしまいます。中には携帯で写真まで撮ってる人もいます。彼はアメリカでも有名なコーヒーロースターの生豆バイヤーで年間の殆どは中南米を渡り歩いてるような人ですが、その彼にしても文化の違いがとても面白かったのでしょう。その後無事に公園内をリフトで移動したり、壊れそうなギシギシ唸る錆びたジェットコースターに乗り歓声を上げたり、子供に戻った様な思いの外楽しい時間を過ごさせて頂きました。「緊張感のある審査会の息抜きに、コーヒー文化の溢れるこの公園に連れて行こう」これが彼らの優しい”おもてなし”だったのでしょう! ムチャス グラシアス!!

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