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からだの参考書-眼のおはなし

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saneyoshi.jpg実吉眼科医院
院長
実吉 安英 先生

 ご存知ですか?日本人の失明の原因の第1位は緑内障、ついで糖尿病性網膜症となっています。今回は天神町にある「実吉眼科医院」の実吉安英先生に、現在の失明の原因やその症状についてお話を伺いました。

●現在の失明の原因は何ですか?
 現在、日本人の最も多い失明の原因は緑内障ですが、数年前までは糖尿病性網膜症が第1位でした。今はわずかに緑内障からの失明が上回っております。
 糖尿病性網膜症の場合は眼科で突然見つかるというより、内科での糖尿病治療中、眼科の定期検診を受けるうちに極初期からみつかることが多いのです。でも糖尿病のコントロールをきちんと行っていけば進行を抑えられたり、眼科でのレーザー光凝固や硝子体手術の進行にも助けられ、失明を免れるケースが多くなったと思われます。緑内障は、自覚症状が出るまで放置される事も多く、そうなると治療も進行を遅らせるのが精一杯で、進行した緑内障をもとに戻す事ができません。早期発見して進行しないようにきちんと治療を続ける必要があります。
●緑内障とはどういった症状のことなのですか?
 緑内障とは視野がだんだん狭くなり、最終的に失明に至ることもある病気です。緑内障にもたくさんの種類があり、突然の発作で起こるタイプや知らず知らずのうちに視野障害が進行するもの、他の眼疾患から引き起こされるものなど様々です。しかしその大半は、眼科専門医で検査を受ければ早期発見できますし、特に発作的に起こる緑内障は急激な眼圧(眼球の固さを示す数値)の上昇による突然の激しい頭痛や嘔吐で、救急車で救命センターや他の科に運ばれ手遅れになるケースもありますが、発作を起こしていなくても眼科で早めにわかりますし、発作の予防処置も可能です。ゆっくり気がつかない内に進行する緑内障の場合、眼圧は高い場合と全く正常値の場合があり、むしろ正常値のまま緑内障が進行するタイプの方が多いことがわかってきています。眼圧が全く正常値の場合、職場の健康診断などでは見逃されるケースも多く、たまたま眼科受診して見つかる場合がよくあります。
●どれくらいの年代に多いのですか?
 以前行われた大規模な緑内障の疫学調査で、40代で2%、50代で3%、60代で6%、70代で10%程度みられたようです。特に親族に緑内障を患った方がいる場合や、疲れ目が気になる場合、また特に自覚症状が無くても少なくとも50歳過ぎたら一度は眼科専門医の診察を受けることをおすすめします。

取材協力/実吉眼科医院 TEL 0942・34・5828

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