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くるめ食素材探検 vol.83

隠元和尚が持ち込んだのでインゲン豆。「さやいんげん」編202009-ingen.jpg

文/靏久 格(産直や 蔵肆)

いんげん豆、とひとくくりにしておりますが、大きく分けて二種類。主に乾燥させてさやをはずし豆を食べる品種と、若いうちに収穫、まるごといただく品種とございます。今回ご紹介するのは後者のさやごと調理する「さやいんげん」

いんげんといえば、固い筋があり茹でてもこの筋が口に残るので、筋をとる下ごしらえが必要、ちょっと調理にひと手間かかるのよねー、という存在でした。が、イマドキは品種改良が進み、ほとんど筋は取らなくても気にならない位になっています。名前のとおり、日本に持ち込まれたのは16世紀、黄檗宗の開祖隠元和尚が中国から持ち込んで各地に広がりました。

どじょういんげん、サーベルいんげん、ひらさやインゲン、ひらべったいモロッコいんげんや、長さ60㎝にもなるささげ、などさまざまな種類があります。紫や黄色い海外の品種も。一年に三度収穫できることから「さんどまめ」と呼ぶ地域もあるさやいんげん、カロチンやビタミンC、カルシウム、食物繊維が豊富です。

いまいち地味な存在ではありますが、つけあわせには欠かせない存在です。くるみやゴマなどナッツ系とあえたり、色味が欲しい時はパプリカやニンジンとあえてサラダに。ほかにも煮物、お浸し、天ぷらなどオールマイティに活躍してくれます。

一時に食べきれないときは、生のまま冷凍庫へ。使うときは凍ったまま沸騰したお湯に入れ、好みの固さにゆでてください。電子レンジですと青臭みが残ることもありますのでご注意を。

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