Home > 歯は健康のバロメーター > 歯は健康のバロメーター vol.34

歯は健康のバロメーター vol.34

〜落合先生のお口のお話し〜

歯が生える時期1

生まれた赤ちゃんに歯が生えているとき

おちあい小児歯科医院 院長 落合 聡

歯の萌出時期は大体決まっていて、生まれて半年くらいで下の前歯から生えてくることが多い、しかしながら歯の萌出時期は個人差が大きい、というお話を以前したことがあったと思います。歯の萌出については、どちらかというと歯がなかなか生えてこない、という萌出時期が遅い、ということを心配される方が多いのですが、今回は歯の萌出が早い場合についてのお話しです。

通常、生まれたばかりの赤ちゃんの口の中には、歯は1本もはえていないことがほとんどです。しかしながら、日本人では大体1000人に1人くらい(欧米人では3000人に1人くらい)の確率で生まれた時から歯が萌出している、あるいは生まれて4週間以内に歯が萌出してくる、ということがあります。これを先天性歯といいます。

先天性歯の原因は、骨あるいは内分泌に異常を起こす全身的な病気に伴って出現することもありますが、多くの場合はたまたま歯の発生が早かったり、歯の形成の進行が速かったり、歯が歯肉の表面に近いところで形成されていたため大きくなるにしたがって歯肉から出てしまったなど、局所的な原因であることが多いようです。

先天性歯には2種類あります。ひとつは生まれたときにはすでに歯が見えている、つまり歯が萌出している場合(出産歯といいます)、もう一つは歯肉が膨らんでいかにも歯が萌出しそうだけれどもまだ萌出していなくて、生まれて4週間以内に歯が萌出してくる場合です(新生歯といいます)。

同じ先天性歯でも、出産歯と新生歯では、かなりその後の様子が変わってきます。次回はそれぞれの先天性歯が赤ちゃんそしてお母さんお父さんの生活にどう影響を及ぼしていくのか、詳しくお話していきましょう。

Comments:0

Comment Form
Remember personal info

Trackbacks:0

Trackback URL for this entry
http://kurumestyle.com/wp/wp-trackback.php?p=1957
Listed below are links to weblogs that reference
歯は健康のバロメーター vol.34 from くるめ-コラム

Home > 歯は健康のバロメーター > 歯は健康のバロメーター vol.34

Search
Feeds
Meta

Return to page top