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くるめ食素材探検 vol.73

ボルシチには欠かせない、赤いお野菜です。
「ビート(ビーツ)」編
文/靏久 格(産直や 蔵肆)
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甜菜糖の原料となる「甜菜」とは同じ仲間、ですが根っこを食用にする「ビート」は区別するためにテーブルビート、と呼びます。お砂糖の原料となるくらいですから、とても甘いお野菜の一つです。

世界三大スープの一つでもありウクライナ料理の定番、ボルシチには欠かせない野菜です。もっとも、ポーランドやロシアも「我が国の料理だ!」と主張しているようですが。ボルシチの鮮やかな赤紫色はテーブルビート由来です。このボルシチ、日本には東京・新宿中村屋にロシアの作家、ウクライナ人のヴァスィリー・エロシェンコが伝え、1927年に販売されたものが本格的な始まりとされているんだとか。中村屋が広めたものはカレーだけじゃないんですね。ほかにもピクルスや酢漬け、薄くスライスしてサラダなど。綺麗な縞模様を活かすぐっと映えること間違いなし。最近では沖縄や九州でも栽培されるようになり、缶詰なども見かけますがやはり旬は今の時期。まだまだメジャーとはいいがたいお野菜ですが、お見かけのさいはぜひ一度ご利用ください。ビタミンCが豊富ですし、葉には鉄分が豊富に含まれています。また、葉酸、水溶性と非水溶性の食物繊維と数種の抗酸化物質を多く含みます。

ビートは、葉付きの物ですと、葉を先にご利用ください。根の部分は1週間ほどは持ちますが、葉の部分は足がはやいです。根っこを冷凍するときには丸ごとゆでて使うサイズに切り分けて保存を。大根なんかと同じく、竹串を刺した時にスッと刺さるか刺さりにくいかな、というくらいがベストです。すこし水分を飛ばして冷凍すると長持ちします。

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