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歯は健康のバロメーター vol.31

〜落合先生のお口のお話し〜
むし歯について考えてみましょう1
おちあい小児歯科医院 院長 落合 聡

砂糖を飲んだり食べたりすると口の中に住んでいる細菌がその砂糖を使って酸を作り出し、酸にさらされた歯に穴が開いてしまう、これがむし歯です。
しかし、1回や2回、大量に砂糖が口に中に入ってきても、いきなりむし歯になることはありません。むし歯になるまでにはある程度の時間が必要で、毎日少しずつむし歯は進んでいくものです。
むし歯は大きく5つの段階に分類されます。C0(シーオー)、C1(シーワン)、C2(シーツ―)、C3(シースリー)そしてC4(シーフォー)です。C0というのはまだむし歯ではなく歯の表面が白濁したり少し着色してきてむし歯になりそうな状態、フッ素塗布やブラッシングで回復(再石灰化といいます)する可能性のある段階です。C1からはむし歯です。C1は歯の表面のエナメル質にむし歯がとどまっている状態で、痛みも何も感じない段階、C2はエナメル質の下にある象牙質までむし歯が達している状態で、冷たいもの等がしみる段階です。
ここまでは日常生活にほとんど影響はありませんが、C3からはだんだん大変になってきます。C3は歯髄(歯の神経と呼ばれるところ)にむし歯が達してしまった状態で、歯がずきずきと痛んだり(自発痛といいます)、ものがつまったりすると激痛が生じる段階で、歯根の先に膿がたまって腫れたりすることもあります。ところが子どもの場合にはこの段階でもあまり痛みを訴えないことがよくあります。
そして最後の段階がC4で、これは歯が崩壊して歯髄が死んで痛みも感じなくなっている状態です。このように、むし歯は段階によってかなり症状に差があることがわかります。次回はそれぞれの段階での治療の方法の違いなどをお話していきましょう。

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