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歯は健康のバロメーター vol.30

〜落合先生のお口のお話し〜
乳歯の脱落が早いな、と思ったら、
歯科受診をしましょう3
おちあい小児歯科医院 院長 落合 聡

低フォスファターゼ症は、重症であれば呼吸の問題などが生じることから、かなり早い時期に診断がつきやすいのですが、重症な症状を示す子どもは非常に少ないことから、軽症の子どもの症状に気がつきにくいと考えられています。今回は日常にみられる低フォスファターゼ症の症状についてお話ししましょう。
日常生活全般において気をつけておきたいことは、歩き方が不自然、走ったり運動することが苦手、骨折しやすい、腕や足が弯曲している、関節の痛みがある 低身長や低体重等、他の同じ年の子ども達とどこか違うような気がする等「子どもが動き回っている時の様子が不自然かどうか」があげられます。
しかしながら「子どもの動き」というものは個人差もありますので、一概に同じ年頃の子どもと比較して判断することは案外難しいこともあるでしょう。
そこでもう一つ気をつけておきたいことは、口の中の様子、特に歯の状態です。低フォスファターゼ症に罹患している子どもの98%、つまりほぼ全員に、4歳の段階で1本以上の乳歯が脱落していることがわかっています。歯が抜けているかどうかが判断基準ですからとてもわかりやすいです。
もちろん乳歯の脱落時期にも個人差があります。ですから歯が抜けたからといって必ずしもこの病気とは限りませんが、抜けた歯を見て、歯根が長い場合は成長による自然脱落ではなく病的な脱落です。もしも4歳の時点で乳歯が抜けた、そしてその歯にしっかりと歯根がある、ということであれば、歯科あるいは小児科にご相談することをお勧めします。相談の際には、低フォスファターゼ症の可能性はないか?とおたずねしてみましょう。
低フォスファターゼ症は、早く気がついて早く治療を開始することによって、進行を防ぎ、よりよい生活を送ることができることがわかっています。

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