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久留米文学散歩 vol.82

怪火⑧
文/増原 達也

文章が横道に逸れましたが、その頃から、その関係の著書も少しは読む様になりました。そして私だけでなく多くの人が「狐火」を観ており、書き遺している事も知りましたが、確実な裏付けの存る物には出会っていません。只一ツ大槻義彦氏の「火の玉」現象を理論付けた物は少し調べてみました。併しこの「火の玉」は、電磁波の一種だと云う事位で「狐火」とは大きく違う事に気が付きました。この人は昭和十一年生まれで「東京教育大学」を卒業後、東京大学の大学院物理学科に進学、そこでも一人で「火の玉」の研究をして、その結果「火の玉」は電磁波の作用である事を突き止め、実験にも成功しているのですが、その前、すなわち、人体から電磁波が発生する事に付いては至極曖昧になっている気がしました。この「火の玉」理論は昭和五十一年四月号の「科学朝日」が取り上げてもいますが、それ迄で、以降マスコミでも騒がれなくなり、現在はその道の研究者も居ない様です。忘れる処でしたが微粒子とは10μ(ミュー)m以下を云います。話しを難しくして誤魔化そうとしているのでは存りません。あの広い海の上を風が通った際、海と風、気圧と温度には差があります。常識的に考えて風の温度の方が高く気圧が低い事は当然考えられます。すると目に見えない海水の微粒子が風に乗って流れる事は当然と考えられます。台風は基本的には気圧が低いから起こるのですが、この時海面は上昇します。これが大潮となる原因の一ツです。もう一つは月の引力です。その時空気中に、すなわち大気に海水の塩分を含む微粒子が風(空気の流れ)に乗って陸地に来る事は当然です。昨年は、この現象が多く起こっています。風の道も出来るでしょう。陸地では、土砂の上や植物の葉の上を撫でる様に、移動しますので、現在我々が呼吸している空気は物凄い数の混合物になっています。それに自動車の排出するタール分や化学工場から排出される微粒子が混じるのです。ここまで来れば、「混合物」とは云っておれなく「科学変化」を起こした他の微粒子に成っている事も考えられます。これらをその道の学者は「エアロゾル」と云っている様です。

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