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歯は健康のバロメーター vol.29

〜落合先生のお口のお話し〜
乳歯の脱落が早いな、と思ったら、
歯科受診をしましょう2
おちあい小児歯科医院 院長 落合 聡

前回お話した、低フォスファターゼ症は、アルカリフォスファターゼという骨を作るために働く酵素を作る遺伝子に異常が起こり、その結果アルカリフォスファターゼの働きが低下あるいはなくなってしまうことによって骨の形成障害がおこる病気です。低フォスファターゼ症には重症から軽症までさまざまな症状があり、発症する時期によって母体にいる時から発症する周産期重症型と周産期軽症型、0〜6か月で発症する乳児型、6か月から15歳頃までに発症する小児型、15歳以降に発症する成人型の5種類と、骨には症状がなく年齢を問わず歯に異常が限局的に見られる歯限局型を加えた6種類に分けられます。
発症の時期が早いほど症状は重くなる傾向にあり、周産期型は10万人に一人、その中でも呼吸不全によって死亡の危険性が高い重症型は15万人に一人といわれていますが、重症例が比較的稀な病気であるため、それ以外の型や軽症な場合にはどのくらいの頻度で発症しているのか今のところ明らかではなく、もっと多いのではないかと考えられています。次回はこの病気が子ども達の生活にどのような影響を及ぼしているのか、そして歯との関係をお話していきます。

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