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新・落語スズメvol.10

「二朝会」
文/松田 一成

令和になってもブームがまだ続いているようで、落語CDの予約発売案内が届いた。〜『1969年7月から1974年12月まで、全29回にわたり、五代目春風亭柳朝との「二朝会」。約45年の時を経て、当時まだ30代にして既に名人の片鱗が伺える志ん朝の、華やかな高座をお聴き下さい。』〜とあった。昭和の落語四天王と呼ばれたお二人の若かりし頃(柳朝の方が9歳お兄さんであったが)芸を競い合った伝説の落語会の音源が見つかったそうだ。「二朝会」、もちろん柳朝と志ん朝の朝をとって名付けられたそうだが、最初はそんなオツな呼び方はされていなかったとも。柳朝と志ん朝の会、第一回目プログラムのご挨拶には、林家正蔵(彦六)と柳家小さんが並んでいる。そのなかで正蔵は弟子でもある柳朝の噺家廃業エピソードを記し、落語以外ではテレビに出ないと決意した志ん朝をほめている。また小さんは当時テレビで売れていた二人が、本業の噺にやる気が出たことを素直に喜んでいる。アタシには文献(笑)でしか知らなかったものが、志ん朝師が亡くなってもう18年あまり経ち、令和になって、こうやって世の中に出てきた。嬉しい。少々値の張るCD全集だが予約しようかと。だがちょっと待った。「二朝会」の音源なのに、柳朝師の演目が一席も入ってない。予定もないらしい。うーん、ブームというのはなかなか野暮な現実も突き付けます。アタシにとっては、まだ伝説の落語会のようで。
追伸、令和伝説(になるかもしれない)の落語会!兼好が!喬太郎が!歌武蔵が!5年ぶりに久留米に来る!落語教育委員会in久留米、8月23日開催決定!詳細は来月。

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