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むすんで、ひらいて!! vol.58

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「グレーゾーンの子ども」について
一般財団法人田中教育研究所
幼児心理カウンセラー  野田 鏡子

先日、ある情報誌より「グレーゾーンの子ども」についての質問がありました。
今、非常に多いと言われる「グレーゾーン」。では、一体「グレーゾーン」とは何なのでしょうか。

まず、人の発達には「身体能力」「知的能力」「情緒の発達」があります。
「身体能力」は、体の発達ですね。次の「知的能力」は知的な発達で、これは発達診断・知能検査による発達で判定されます。全国平均を100として、IQ70以下を知的障害、70~80くらいまでを「グレーゾーン」、80以上を健常としています。しかし、(私も、この知能検査を実施しているのですが)幼児の場合、検査時の気分や慣れない環境などによって正確な指数が出ないことや、検査では計れない部分もあり、結果の指数だけで判断するのは危険なので注意が必要です。
最後は「情緒発達」です。情緒というのは感情面のさまざまな機能です。喜び、悲しみ、嫉妬心、競争心、等々。これは、通常、1~2歳頃に急速に発達し、3歳頃には、ほぼ完成すると言われています。そして、今、非常に多いのが、この情緒未発達の子どもです。

生まれつきまわりからの刺激を受け止めにくい子もいますし、生後の環境によって情緒が発達しそびれている子もいます。出来るだけ早く周りが気づき、極力、子どもと関わり、通常の発達の波に乗せてあげるよう対処することが大切です(テレビ・DVD・スマホ・ゲーム・プリントでの教育は対話不足になってしまい、あまり良くないです)。

子どもは日々成長しています。「グレーゾーン」は育て方次第で必ず健常な発達になると、私は確信しています。お子さんが心豊かに育つよう、体験を重視してたくさん関わってあげて下さい。

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