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歯は健康のバロメーター vol.23

歯は健康のバロメーター vol.23
〜落合先生のお口のお話し〜
「上の前歯が磨きにくい、
と思ったことはありませんか?」
おちあい小児歯科医院 院長 落合 聡

歯磨きを嫌がる、特に上の前歯が一番大変、ということがよくあります。1~3歳の時期に一番虫歯になりやすいのは上の前歯なので、この部分の歯磨きを嫌がるということは虫歯の予防上問題ですし、またよく見えるところですから、最もきれいにしておきたい部分なのに困ったものです。
上口唇は、食事の時にそれが熱いか冷たいか、口の中にどのくらいのスピードで入れたらいいか、等ということを、その先端で感じて判断するという繊細な役割を担っているので、その部分に近い上の前歯を歯ブラシで強く触られるということは大変な刺激なのでしょう。
また、口唇の先端だけでなく、口唇と歯肉をつなぐスジ、上唇小帯(じょうしんしょうたい)という上の前歯の歯と歯の間にみられるものがだれにでもありますが、この部分も敏感で、このスジに歯ブラシが直接当たると、かなり痛いものです。上唇小帯は年齢とともに目立たなくなることが多いのですが、0~2歳頃までは大きく、これも上の前歯の歯磨きを嫌がる原因の一つです。
ですから、歯磨きをする際、いきなり一番敏感な上の前歯を磨くのではなく、奥歯あるいは下の前歯から磨くようにして、少し口の中を触られることに慣れてから上の前歯を磨くようにすることが大切です。
そして、もう一つ大事なことは、上の口唇と上唇小帯の部分に直接歯ブラシが当たらないように歯ブラシを持つ手と反対の手の人差し指で上唇小帯の部分を軽く押さえて上に持ち上げるようにして歯に歯ブラシを当てるようにすると、だんだんスムースに磨けるようになります。小さな口の中なので、なかなか大変なことですが、最初から完璧にできる必要はありません。毎日こんなことを心掛けているうちに、やがて歯磨きがスムーズにできるようになったことに気が付く、そういうものですから毎日短い時間でいいので磨いてあげて下さい。

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