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くるめ食素材探検 vol.64

春のお彼岸までが旬です。「せり」編

文/靏久 格(産直や 蔵肆)

シャキシャキした食感が爽やかなセリ。数少ない日本原産の野菜のひとつで、春の七草の一つでもあります。あの独特の香りには、健胃、解熱、解毒の作用があるとされており、カロテン、葉酸、ビタミンC、カリウム、鉄などが豊富に含まれています。また、ポリフェノールの一種であるケルセチンには抗酸化作用があり、カロテンやビタミンCとの相乗効果でがん予防が期待されています。

セリの名前の由来は、その生態から1箇所から競(せ)り合って生えている、ということから、セリと名がついたとされています。奈良時代にはすでに食用とされていたようで古事記、万葉集に登場します。水気が多いところが好みで、沢や河川の水際などに繁殖しています。すこし郊外に出かけるだけで見つけやすいのではないでしょうか。栽培も昔から行われ、稲を刈った後やアゼなどにも沢山生えていたりします。野生のセリは数種類ありまして、田ぜり、ドクゼリなど。田ぜりは地面を這うように成長し、香りがいいんだとか。反対にドクゼリは食べられません。見分けるポイントはセリにくらべて大きいこと、根の部分を割ってみるとたけのこのようになっていること。また、生え方も違いますしそもそも香りがまったく違うので、迷ったときは根元をおって香りをかいでみましょう。

和え物、混ぜごはん、炒め物などでどうぞ。たくさんとれたときは、湿らせたキッチンペーパーで根元を包みます。さらにビニール袋に入れて、野菜室に立てて保存しましょう。

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