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くるめ食素材探検 vol.63

柿ピーでおなじみ。ピーナッツです。
「落花生」編
文/靏久 格(産直や 蔵肆)

落花生は南アメリカ大陸原産。なんと紀元前2500年前の遺跡から落花生の殻が出てきたんだそうです。そこからアフリカ経由でスペイン、そして東南アジア経由で日本にやってきたのは18世紀初頭。
そんな付き合いの長い落花生ですが、食物アレルギーの7%程度を占め、アナフィラキシーショックを起こす代表的な食物でもあります。食品の表示でも一番強い「表示の義務がある特定原材料7品目」に、えび、かに、小麦、そばなどと並んで指定されております。最近では豆まきで落花生(ピーナッツ)を使用することが増えているようですが、接触や粉末の吸入などでも症状がでるため注意が必要です。

生の落花生、鮮度が命!という繊細な一面もあります。収穫後24時間で味や硬さが変化してしまいますので、生の落花生は冷凍するほかなかなか流通に乗りません。もし、生を買われるときには、収穫日時のご確認を。というわけで、あの乾燥した落花生がおなじみなわけです。乾燥にも天日と機械乾燥の二種類ありまして、価格や乾燥度合いの安定には機械乾燥に軍配があがります。一方で、人工的な熱風を送って乾燥させるため食味が落ちたり、甘みの少ない落花生になるほか、落花生に含まれる油の変質が気になるのも機械乾燥です。
主要な産地である千葉県では、いまだに「ぼっち」と呼ばれる手積み、天日の乾燥方法がとられているところもあり、季節の風物詩として観光資源にもなっているようです。共通語では「野積み」といいますが、北海道でも似たようなやりかたで小豆なんかを積んで乾燥させます。これ、「にお積み」っていうんですよね。どなたか、語源をご存じないですか?

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