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歯は健康のバロメーター vol.18

〜落合先生のお口のお話し〜

「隣接面う蝕?目に見えない、痛みもない、その程度のむし歯をわざわざレントゲン撮影をしてまで見つけだす必要があるのでしょうか?」

おちあい小児歯科医院 院長 落合 聡

前回、目に見えない部分である歯と歯の間にできるむし歯、つまり隣接面う蝕に注意しましょう、というお話をしました。しかし、目に見えない、また痛みもない、そんな状態のむし歯をわざわざレントゲン撮影をしてまで見つけだす必要があるのでしょうか?というご質問を頂くことがあります。今回はこの点についてお話ししましょう。

熱いものに間違えてさわってしまったらその瞬間にやけどをするでしょうし、高いところから飛び降りたらその瞬間に骨折や打撲など大きなけがをすることもあるでしょう。しかし、むし歯についてはそれらと違って、一瞬の出来事で大きなむし歯ができることはありません。ある日ある時、大きなむし歯があることに気が付いた、ということはあるでしょう。しかし、これはその日に突然むし歯ができてしまったわけではなく、小さなむし歯が少しずつ大きくなって、ある日それに気が付いた、ということにすぎません。これがまさしく前回お話した隣接面う蝕です。

一般に、むし歯は小さければ小さいほど、間違いなく簡単に治療することができます。ご家庭で明らかにむし歯がある、とわかる程度の大きさのむし歯は、多くの場合、本格的な治療が必要な状態になっていることがほとんどですが、レントゲンを撮影してようやくむし歯があることがわかった、という場合には、もちろんすでに重症化していることもありますが、簡単な治療で治すことができたり、程度によっては薬物の塗布や予防の処置でその進行を遅らせることができることもしばしばあります。

したがって、レントゲン撮影でむし歯の有無を検査をする、ということは、決して「重箱の隅をつつく」ようなことではなく、より安心して毎日を過ごすため、できるだけ軽い治療で健康を取り戻すため、の有効な検査方法であるということをご理解頂きたいものです。

それでは、いずれ必ずはえかわることがわかっているのに、どうして乳歯のむし歯は治療しなければいけないのでしょうか?来月に続きます。

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