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ひろしじいちゃんの子どもの為の 絵ごころ指南!! Vol.2

子どもの絵 六ツ門教室
主宰 杉山 洋

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幼児期は、一般的にものの見方とか感じ方は、きわめて自己中心的であり、客観性を欠くものです。これは幼児期の特性であり、4・5歳になってもこの傾向は強いのです。
ある幼稚園の先生が西瓜を半分に割って、それを写生させようとしたことがありました。私はそれにストップをかけ、園児の数に合わせて切り割り、その西瓜を食べさせ、そのタネの「吹き飛ばしくらべ」をさせました。
ダラダラと果汁をたらしながら、園児は歓声をあげながらタネを吹き飛ばしました。「吹きとばしくらべ」終了直後、時間をおかずにその「吹きとばしくらべ」を描かせました。
左上の絵がその時のものです。
画面いっぱいに吹き飛んだタネの数や、身体の存在の客観性を求めてはいけません。園児のうれしさ、楽しさの経験が生々しく主観的に表現されていることを褒めてやって下さい。
この絵には幼児の声がみなぎってるではありませんか!
小学校に進学するとともに、次第にお子さんには客観性が備わります。美術教育では、「写生」の時期が次第に始まります。モノ、ヒト、生活、戸外等の有様を客観的に表現するようになります。幼児期は客観的に表現できぬ時期なのです。
まもなく「父の日」がやって来ます。園児のお子さんにお父さんの顔を触らせて、鼻やあごの下のヒゲのそり跡のザラザラを撫でさせてやって下さい。皮膚感覚ほど主観性を強めるものはありません。「父の日」の最高のプレゼント、「わたしのお父さん」の素晴らしい絵ができるはずです。
幼児期の絵に客観性を求めてはいけません。まだその時期ではないことを知って下さい。出来ないことを求めると、お子さんは絵画活動が嫌いになります。

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