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歯は健康のバロメーター vol.14

〜落合先生のお口のお話し〜
「指しゃぶりをやめさせる方法はありますか? 2」
おちあい小児歯科医院 院長 落合 聡

前回は指しゃぶりについて、2歳頃までは自然な行動として特にやめさせる必要はないことをお話ししました。それでは3歳以降ではどうか、が今回のテーマです。
3歳以降の指しゃぶりは、生活上必須でも重要でもありません。ですから、他にもっと楽しいことや気持ちが落ち着くようなものが見つかればそれに変わっていきます。考えてみて下さい。指しゃぶりをしている大人に出会うことはめったにありません。したがって、今はご心配ですが、よほど特殊な状況でなければ放置しておいてもいずれ卒業するのだ、という気持ちで向き合って下さい。それではその卒業の時期をどうやったら早く迎えることができるか、について考えてみましょう。
3歳を過ぎるといろいろなことをやりたがるようになります。ですから、何かワクワクするようなものに出会う方向に導いてあげることが大切です。具体的には、手や体を使って何かを成し遂げる作業、室内であればお絵かき、楽器演奏、パズルやなぞなぞ本に挑戦する等、室外なら鉄棒、縄跳び、砂遊びあるいは年齢に合ったスポーツ教室等、これらがいずれは趣味となったり生きがいとなったり、場合によっては職業になることもあるでしょう。興味を持って集中できるものや毎日の楽しみややりがいに出会う、ということはこどもにとってかけがえのないことです。指しゃぶりからの卒業がこどもの生活の広がりのきっかけとなるかもしれません。そう考えて取り組んでみることをお勧めします。
歯並び咬み合わせの点からお伝えしたいことがあります。3歳前に指しゃぶりから卒業した場合、歯並びや咬み合わせに生じた問題は、自然に回復すると考えられています。3歳以降も指しゃぶりが続いている場合でも、5歳までに卒業してくれれば、永久歯の歯並び咬み合わせには影響が少ない、ともいわれています。ですから4歳くらいまで、具体的には年少さんとして幼稚園に入ったら年中さんになる前に指しゃぶりから卒業してもらえればよい、その位の気持ちで見守ってあげて下さい。
それでは年長さんや小学生になってもやめられない場合はどうするか?来月に続きます。

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