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街のチカラ新聞 Vol.68「大切なのは悔しさを自分で乗り越え歩くこと」〜これが自分スタイル〜

banner_matinotikara.jpgmjjukami.jpg Vol.68

JIBUN-STYLE(自分スタイル)4月
スタジオMJダンススクール代表
 深見 あかねさん

「大切なのは悔しさを自分で乗り越え歩くこと」〜これが自分スタイル〜

 今年も四月十八~十九日、久留米の自然をウォーキングで満喫する
『つつじマーチ』が開催される。毎年ステージで活躍しているのが、スタジオMJダンススクールのダンサー達だ。
 「ゴールしてきた方が気持ちよく楽しんでくれればと思っています。賑やかにするのが私達の役目。楽しさが伝わればいいなと思います」と、代表の深見あかねさんは意気込みを話す。他にも久留米を中心に様々なイベントに参加し、子ども達から大人までリズミカルなダンスステージで会場を盛り上げている。
 開校して十三年。現在、生徒数は三歳から四十歳代まで約四百名にもなる。
 「地域の方々からかわいがって頂いてここまでになりました。開校当時に、久留米観光コンベンションにイベントへの出場参加のお願いに通い、市とはそれからのお付き合いです。あけぼの商店街とは、アーケード通路にステージを設けていただいたりして昔から繋がりが深いんです。今でも活動の拠点はそんな地元のお祭りです」
 三月、六角堂で開催された『出てこんの祭』でも元気一杯のダンスを披露した。
 深見さんは小さい頃からダンス好き。コタツの上で踊っていた子ども時代は、四年生からバレエ、モダンダンスなどを習う。保育士になってからは子ども達の踊りを考えるのが大好きだった。
 「自分に一番出来ることって何かな。本当にできることって、ここで終わるのかなと考えたんです」
 思い切って保育士を辞め、エアロビクスのインストラクターに転職。長門石公民館で保育園時代の卒業生を中心に生徒数十七名のダンススクールをスタートした。これがスタジオMJダンススクールの始まりだ。
 
mj2.jpg自分が楽しむだけで終わらない人に感銘を与えるダンスを

 「本物を教えたい」
公民館を拠点に広がっていったダンススクール。深見さんの中に、教えながらその気持ちが強まった。
 「本人がダンスを楽しむだけではなく、人に見てもらって感銘を受けてもらう、認めてもらうには専門性が大事。コンテストを目指す生徒やダンサーを夢見ている生徒に本当のダンスを教えてあげなければと思うんです。その道では負けないという各ジャンルの先生に委ね、本物をきちんと伝える、それが私の役目です」
 本物を伝えるために、パンキング、ブレイキン、ヒップホップ、ハウス、ロック、ポッピン、体操指導員まで、その道の一流の指導者を久留米へ呼び寄せた。彼女はもはや、東京までいかなければ一流ダンサーになれないという時代を終わらせたのだ。
 「生徒さん達は真剣に教えたら真剣に聞くようになります。生徒が踊っている時、鳥肌が立ってくる時があります。きっと気持ちが繋がった瞬間でしょうね。生徒の目がキラキラと光り出すと、いろんな所で結果が出るんです」
 世界第二位のブレイカーを筆頭に一昨年FBSテレビ『ダントツ選手権』に出場した生徒は見事優勝。
中京テレビ『スーパーチャンプル』の全国大会に出演した生徒もいれば
『全日本スーパーキッズコンテスト九州代表全国大会』に出場したダンスグループもいる。そしてナルミヤダンスコンテストで全国一位となりダンス雑誌の創刊号の誌面を飾った生徒達。こうしてスタジオMJの名前は全国に広がっていった。
 人にアピールし感動を与えるダンス、そこには深見さんが一貫して大事にしていることがある。それは、あいさつ。
 「あいさつは人と人との最初のコミュニケーションです。自分だけのダンスではなく人に見てもらう、認めてもらうのだったら自分を相手にきちんとアピールすることが大事です。あいさつはその第一歩です」
 生徒の中には、悔しさにいじける子、泣き出す子もいる。そんな時に掛ける言葉は「いじけてはいけない。人に頼って甘えているからいじけるのだ。自分が起こした事なのに人を当てにしてはいけない。悔しくて泣くのは大事だけれど、自分で乗り越えないといけない」。
 それは彼女自身も、言い聞かせてきた言葉かもしれない。いつも心に持っている好きな言葉は、水戸黄門の主題歌の二番。
 『人生勇気が必要だ。くじけりゃ誰かが先に行く。あとから来たのに追い越され、泣くのがいやなら
さあ!歩け』
 「悔しいと言ってもどうしようもない。じゃあ追い抜けばいい。目標をイメージして、ここまで行きたい!と思い、そのためには何をしなけりゃいけないかをシュミレーションするんです。たくさんおもちゃを持ってどれで遊んでいいかわからない状態よりも、一つと決めてイメージをつくり上げていく。私にとってその拠点がダンスです。ダンスは生活そのもの。生きているというそのものですね」
 自分の弱さや涙を乗り越えた人こそ眩しく輝く。彼女自身がそれを物語っている。
文/森 志穂
写真/小原 亮

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