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くるめ食素材探検 vol.51

立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花 「ゆりね」編

文/靏久 格(産直や 蔵肆)

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立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花、と成語にありますように「ユリ」といいますとお花のイメージはありますが、あまり食材のイメージはありませんよね。えぐみが少ない品種の根っこ部分を食用にしますが、あれは根っこや球根でなくて、ユリの葉が変形した「鱗茎」なんだそうです。

実はゆり根の栽培はとても時間がかかり、種球から始めると何と6年もかかるそうです。お前は朝鮮ニンジンか。主な産地は北海道。なんと北海道だけで全国の約95%を生産しています。京都では丹波産が知られています。こちらは8月頃から秋にかけて収穫されますが、北海道では霜が降りる10月頃から年末にかけて主に収穫されます。

お正月の食材と思われがちですが、もっともっとふだんの食卓で使っていただきたい栄養たっぷりの野菜です。高血圧予防の働きをもつカリウムは野菜の中でもトップクラス。整腸作用のある食物繊維が豊富で、加熱によるビタミンCの損失が少ないので、きれいな肌や髪をつくる美容食としても注目です。また、葉酸は胎児の発育に不可欠の栄養素、さらに鉄分も豊富なゆり根は妊娠中のママにもおすすめです。

実は、最初にご紹介した成句「立てば芍薬〜」元々は薬としての使い方をたとえたものなんだそうです。「歩く姿は百合の花」は百合の花のようにナヨナヨとして歩いている様子を表現しており、心身症のような状態を意味します。そんなとき、ゆりねを乾燥粉末にした「百合(びゃくごう)を処方していたそう。咳止めや滋養強壮などのほか、消炎、鎮咳、利尿、鎮静などの効能があるそうです。

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2018.1.27(土)〜1.28(日)

第25回 九州・山口有機農業の祭典 in 福岡

会場/グリーンピア八女(女市黒木町木屋10905)

1.27(土) 13:30〜

「小さくて強い農業とは」 〜いつまで有機で食えるのか〜

基調講演 久松達央氏(株式会社久松農場代表)

お問合せ/事務局 担当:鶴久 格 TEL.090-3316-8201

詳しくは、HPより http://fukuyuken.net

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