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歯は健康のバロメーター vol.9

〜落合先生のお口のお話し〜

「こどもがとても歯みがきを嫌がるのですが、

どうすればいいですか?」

おちあい小児歯科医院 院長 落合 聡

こんにちは。おちあい小児歯科医院の落合です。今回は、こどもが歯磨きを嫌がる場合、どうすればいいか?についてお話しします。口の中は、食べ物や色々なものが入るようにできていますから一概には一緒とはいえませんが、鼻の穴の中と同様、厳密には体の中です。鼻の中に綿棒を入れたらムズムズしてしまいます。そう考えると口の中をさわることを嫌がるのも無理はありません。しかも口の中といえば奥行きは深く広く、歯と歯の間、歯と歯肉の間等、優しく磨いてあげようと思っても、口唇をすぼめたり舌を出して歯ブラシを外に追い出したり、こんな掃除のやりにくさは鼻にはない口の中ならではの問題ですし、何より鼻と違って毎日全体を磨かなければならないと考えたら、口の中の清潔を保つことは大変ですね。

まだ歯が萌出する前の生まれて間もない赤ちゃんであれば、この時期からお父さんやお母さんの指で歯肉をマッサージしてあげて口の中を触られる刺激に慣れてもらいましょう。生まれて間もない赤ちゃんには吸啜(きゅうせつ)反射という口の周りのものを吸い込む反射がありますから、赤ちゃんは嫌がることなく、指を受け入れて刺激に慣れてくれることでしょう。やがて、生後8か月頃になると下の前歯が生えてきます。この時期になったら、ガーゼ等で下の前歯を拭いてあげて、道具で歯の手入れをする刺激に慣れてもらいます。介護用のスポンジブラシで歯肉を拭いてあげるのもいいですね。指に慣れている赤ちゃんはすんなりとガーゼ等を受け入れてくれます。そして上の前歯が萌出したら、その時初めて歯ブラシで歯を磨いてあげるのです。つまり、指からガーゼそして歯ブラシというように少しずつ刺激を強くしていくことで、歯磨きの感触に慣れてもらうこと、これによって歯磨きを受け入れてもらうのです。

では、このような段階を踏むことができずに、現在すでに2歳、3歳となっていて、歯磨きをとても嫌がる、というこどもの場合はどうするか?これは次回に詳しくご説明しましょう。

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