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歯は健康のバロメーター vol.6

〜落合先生のお口のお話し〜

「歯の着色がとても目立って気になるのですが、

どうして着色してしまうんですか?」

おちあい小児歯科医院 院長 落合 聡

こんにちは。おちあい小児歯科医院の落合です。今回は、歯の着色についてお話しします。

歯の着色の目立つ人と目立たない子がいます。麦茶、ウーロン茶、コーヒー、カレー等、着色しやすい飲み物や食べ物が原因となって着色が目立つようになってしまうことが多いのですが、それにしても同じようなものを飲んだり食べたりしているにもかかわらず、歯の着色が目立つ子と目立たない子がいます。その違いはどこにあるかというと、着色の目立つ子は鼻のとおりが悪く、口で呼吸している子が非常に多いということに気が付きます。

鼻のとおりが悪いとは、風邪をひいて鼻がつまっている、日常的に鼻炎や蓄膿症で鼻水が多い、扁桃腺やアデノイドが大きく鼻からのどにかけての空気の通り道が狭い、というような状態です。

なぜ、鼻のとおりが悪いと歯の着色が目立つのか、それは口の中が乾燥しやすいかどうか、唾液の流れがいいかどうか、にその原因があります。本来、口の中は唾液で満たされていて、口の中に入ってきた飲み物や食べ物は、舌や頬の動きとともに、唾液によって自然と洗い流され、飲み込んでいくものです。ところが鼻のとおりが悪い場合、口で呼吸しなければ苦しくなりますから、口の中には一日中、絶えず空気が出たり入ったりすることになります。そうなると、口の中が乾燥し、さらさらしていた唾液はねばねばが強くなり、口の中の飲み物や食べ物が自然には洗い流されにくくなっていきます。また空気中のほこり等も吸い込みやすくなり、これらが歯の着色になっていくのです。

つまり食器に例えると、食事の後に水につけておけば簡単に取れる汚れが、何日も乾燥した状態でほっておくと、簡単には汚れが取れなくなってしまう、歯の着色はまさしくこの状態になっているのです。こどもの口の中が乾燥しているかどうか、これを知るには明らかに鼻がつまっているのが目に見えればわかりやすいのですが、それ以外には寝ているときに口を開けた状態で寝ている、いびきをかく、鼻水が多い、ぼんやりとしているときには口を開けていることが多い、ということがみられる場合は歯に着色がしやすい状態になっていると考えられます。また、朝起きたとき、口臭がひどく、昼になるにしたがって口臭がなくなっていく、という場合も口の中の乾燥が原因になっていることが多いものです。どうしたら口の中の乾燥を防ぐことができるのか、その方法については次の機会にご説明致します。

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