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からだの参考書〜大腸・肛門の病(便秘)〜

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araki2.jpg〜大腸・肛門の病(便秘)〜
特定医療法人社団高野会
くるめ病院やすみ 院長 荒木靖三先生

 「便秘」とは一般的に、排便が順調に行われない状態のことをいいます。排便の回数だけで便秘と定義するわけではなく、しかもいくつかのタイプがあるそうです。そこで便秘の「検査方法」「タイプ」「治療方法」について大腸肛門病センターくるめ病院の荒木先生にお話を伺いました。
  「どういう状態を便秘というのでしょうか。」
 排便の回数だけで便秘と定義するわけではなく、便量の減少や残便感、排便困難などが組み合わされ、不快を感じるものを指します。当院を受診される患者さんの中にも、毎日排便があってもすっきりしないと訴える人や腹部膨満感を訴える人、3日排便がないと便秘を訴える人など様々な方がいらっしゃいます。
  「検査はどのようにして行われるのですか。」
 まずは便秘のタイプを見極めるため、小さなマーカーが入ったカプセルを3日間、1個ずつ飲み、4日目に3日分のマーカーが腸内のどの位置にあるか腹部レントゲン写真を撮る検査を行います。(※図参照)
  「便秘にはどんなタイプがあるのですか。」
 便秘を主訴に当院を受診された患者さんの内訳をみると、下剤を飲み過ぎて泥状便になり残便感を訴える人が38%、朝の排便を逃して便秘になる左側結腸型便秘が22%、便意はあるのにトイレに座ってもなかなか便がでない直腸性便秘が19%、神経質で排便前に左下腹部が痛み、コロコロ便がでる過敏性腸症候群(便秘型)が4%、大腸の動きが鈍いためにおこる弛緩性便秘が8%でした。
  「どのような指導をされるのですか。」
 治療はそれぞれの便秘のタイプにあった、食事療法、薬物療法、生活習慣の改善、排出方法などの指導を行います。規則的な排便習慣をつける、便意を逃さない、規則正しい食生活(食物繊維や適度な水分の摂取)、正しい便秘薬の使用、適度な運動などを心がけましょう。

取材協力/くるめ病院
TEL 0942・43・5757

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