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むすんで、ひらいて!! vol.39

「保護者からの悩み」
⑨幼稚園に行きたがりません、
どう対処したらいいのでしょうか?
一般財団法人田中教育研究所
幼児心理カウンセラー  野田 鏡子

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どの子も一度か二度は「行きたくない!」と言って親を困らせることがあるようです。
決して悪いことではありません。家庭以外の所で様々なことを経験し、それを感じとれるようになっている訳です。「行きたくない!」という言葉を「パパとママと一緒にいたい」という言葉に置き換えて考えてみて下さい。子どもの気持ちが良くわかります。
親の元から一歩外の世界に出ていくのが幼稚園・保育園です。子どもにとっては不安でいっぱいでしょう。
それまで守っていてくれたママがそばに居ないのです。集団に入ると意地悪をされることもあるでしょうし、ちょっと仲間外れにされることも、先生に叱られることもあるでしょう。
しかし、反対に考えると、優しくされることもあるし、仲良しの友達も出来るし、先生に褒められるといった嬉しいこともある訳です。
行きたがらない原因をあまり深く追求するよりも「友達が待っているよ」「先生が待っているよ」と優しくなだめると案外スーッと登園していくようです。
それでも、どうしても行きたがらない時は2・3日休ませ、親子で出掛けるなど、愛情をたくさん感じさせるよう過ごされてはどうでしょう。
親にしてみればこのまま不登園・不登校になって、ひきこもりになってしまうのではないかと心配ですが、思春期の不登校とは意味が違います。
本来、人は人と交わらなければ生きていけません、少しずつ、少しずつ人と上手く交わる術を経験しながら学んでいかなければいけません。その第一歩です。
心理学では、人の成長を蝶の成長によく例えます。
幼虫からさなぎ、そして、羽化し成虫、蝶になります。幼児期は幼虫、思春期はさなぎ、そして自ら殻を破って成虫、大人になっていきます。
自ら殻を破る為には、幼児期からの良い経験、悪い経験、嬉しい気持ち、悲しい気持ち、さまざまな経験の積み重ねが大切で、人格の基盤になります。
親のそばにいるのも楽しい、友達と遊ぶのも楽しいという方向に導いていかれると、きっとたくさんの事を吸収し、思春期さなぎの殻を力いっぱい破って大人になっていかれるでしょう。
暖かく見守ってあげたいものです。

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