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異名もいろいろ 初夏の季語 「そらまめ」編

くるめ食素材探検 vol.43

異名もいろいろ 初夏の季語 「そらまめ」編

文/靏久 格(産直や 蔵肆)

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原産地はペルシアもしくは北アフリカともいわれます。日本には中国経由ではいってきたとみられ、8世紀ころ行基大僧正に贈り物とされたそう。

そらまめって、異名がすごく多いんですね。さやが空に向かってつくため「空豆」、または蚕を飼う初夏に食べ、さやの形が蚕に似ている、また老蚕に似ていることから「蚕豆」。初夏に食べるからでしょうか、「夏豆」ともいいますし、居酒屋さんでは「天豆」というところもあるようです。四国は季節が早いのかなあ、四月豆という呼び名もあるようです。なお、英名は〝broad bean〟です。あまりひねりがなく面白くないなあ。

塩ゆでするか、さやごと真っ黒になるまで焼いて、中のマメをそのまま食べるのがおいしいですねえ。ご飯に炊きこんでもおいしいです。揚げて塩をふったフライビーンズなんかも、お酒のつまみには最高です。ちょっと変わったところだと甘なっとうや餡子の原料にも。そういえば、豆板醤(トウバンジャン)の原料もソラマメでした。豆板醤は辛い印象がありますが、本当はソラマメを原料に麹で発酵させた味噌風の調味料です。辛い豆板醤は、豆板辣醤(トウバンラージャン)といいますが、日本ではこちらのほうが馴染みがありますね。

乾燥に弱いためポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室へ。ただし味が落ちるのが早いため、購入したら早めに調理を。生のまま、またはかためにゆでて冷凍すれば長期保存も可能です。

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