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「保護者からの悩み」

むすんで、ひらいて!! vol.37

「保護者からの悩み」

⑦おけいこ事をたくさんしている

子がやはり賢く育つのでしょうか?

一般財団法人田中教育研究所

幼児心理カウンセラー  野田 鏡子

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よく質問を受けます。

多い子は幼稚園・保育園以外に7つもの習い事をしていると聞いたことがあります。

本来、幼児期は意欲を育てる時期です。意欲は遊びから育ち、幼児期にしっかり育てる必要があります。

意欲的な子は自然と知恵も育ち、知識もどんどん吸収していきます。

生後3か月くらいからそばにある物を触ってみたり、口に入れてみたり、1歳くらいまでに急速に発達していきます。

2歳・3歳と興味の対象は変化していき自らの意欲を十分に満たされて育つと、順調に意欲的な子供に育っていくものです。

では、その時期に習い事で与えられる受け身の教育に多くの時間を費やしているとどう違ってくるのでしょう。

確かに習った事は覚えていきますが、自らの遊びの少ない子は想像したりイメージしたりする力が弱く、興味、関心の範囲が狭くなります。また、遊びそのものに発展がみられません。

周囲にもあまり関心を示さず、他者とのコミュニケーションも薄いようです。

動物実験でも嫌がるサルに強制的に物を握らせ続けると脳の聴覚野・視覚野の配列がガタガタに乱れてしまうという結果も出ています。

早期教育などでは、刺激を与えすぎるとかえってマイナスになってしまう可能性もあるので、子どもの様子をしっかり見守って、嫌がる事、過度の習い事は避けた方が良いと思います。

私は中学生の発達診断・知能テストをする事もあるのですが、高い知能指数を示す子は、ご両親が子どもの興味にとことん付き合って豊かな体験を重視して育てられた子どもがほとんどです。

おけいこ事の数よりも、子ども自身の興味・意欲・体験を大切にして「自分で育っていく力」を見守って養育されることをお勧めします。

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