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むすんで、ひらいて!! vol.36

「保護者からの悩み」
⑤子どもがじっとしていません。
今多いといわれているADHDではないかと心配しています。
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一般財団法人田中教育研究所
幼児心理カウンセラー  野田 鏡子

ADHD
(注意欠陥多動性障害)

注意欠陥とは、注意を集中、持続ができない、家庭や教室で周りの大人の言うことを聞かなかったり、指示されたことに従えなかったり、自分の感情のままに行動をしてしまうことです。
多動は、動き回る、椅子に座らせても体の一部が動く、突然興味の向いた方に立ち上がり行動をするなどです。

ADHDに対しては診断の基準はかなり細かく研究されていますが、その原因も治療法もまだはっきりとはしていないようです。
「ADHDではないか」と心配されている子どもの行動をよく見ていると、1歳半から2歳半位までの子どもの反応とよく似ています。
本来、子どもは大人よりも多動ですし興味もあちこちに広がりますが、4歳、5歳になって社会性が育っていなければ当然、集団生活に入ってトラブルが起こる訳です。
本人は悪気があってしているのではなく、気持ちのおもむくまま行動しているのです。
知的な遅れもあまりなく言葉も出ているのですが、対話が難しく会話は一方的な子が多いようです。
これは、自閉症スペクトラムや高知能児にも幼児期に見られ、判断が難しく一人ひとり違います。

では、そういう子どもをどう教育・養育していけばいいか、子どもが自分勝手な行動を取り、人の言うことを聞かないということは人の存在が見えないということですから、一対一で向き合い目と目を合わせて話し、視線が合うようになってくると指示や命令に反応するようになり、教育やしつけの基礎ができてきます。

家庭では子どもと向き合って遊んで下さい。
座って一緒に遊ぶ時間を少しずつ長くしていきます。遊びはその子の興味のある物、パズルでも車を並べるのでも。

次に「本を見てからパズルで遊ぼうね」と約束事を決め守らせるようにします。
守れたら思いっきり抱きしめる、頭をなでる等、体で感じる褒め方をして下さい。
少しずつ人と関わる楽しさ、喜びを感じさせると対話もスムーズになり、社会のルールを教えやすくなります。

幼児の場合、発達しそびれている部分を促す、導く方向で育てると良いと思います。
出来るだけ早い時期に気づき、対処する必要性を感じます。

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