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むすんで、ひらいて!! vol.27

「子育てに参考になる研究」
②サリーとアンの実験

一般財団法人田中教育研究所
幼児心理カウンセラー  野田 鏡子
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1、サリーは部屋でぬいぐるみの人形で遊んでいます。遊び終わったサリーはぬいぐるみをかごの中にしまって外に遊びに行きました。

2、サリーが外に出た後、アンが部屋に入りかごの中から人形を出し遊びました。

3、アンはぬいぐるみをかごではなく引き出しにしまい外に出て行きました。

4、サリーは外からもどり、またぬいぐるみで遊ぼうと思いました。

さて、どこを探すと思いますか。もちろん自分が入れたかごの中を探しますよね。かごの中と考えた人はサリーの立場で考えたからかごの中を探すと思うわけです。
この課題が正解出来るようになるのは5歳前後と言われています。自閉症の子どもはこれがなかなか困難なのです。

こういった、相手が何をするつもりか、何を考えているのかといった心の状態を推測する機能を心の理論といいます。
そして、これは人とうまく生きていくための能力(ソーシャルスキル)を身につける為の基本となり幼児期から育ちます。
1歳位では、人の顔色や声色(こわい顔、こわい声、やさしい顔、やさしい声)で判断ができます。

2歳位になると「これをするとママは怒るかな」と顔色を見て考え行動することが出来るようになります。

3歳位では、わざと怒られるような事を言ったりしたりしますね。相手の気持ちを探ることが出来るようになって来たということです。

人の気持ちをしっかり感じとれる人になって欲しいものです。
親や子ども、見知らぬ人を殺すといった残忍な犯罪、虐待、いじめ等、親は皆被害者にも加害者にもなって欲しくないと思っているはずです。

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