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からだの参考書「大腸・肛門の病~大腸ポリープ~」

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「大腸・肛門の病~大腸ポリープ~」
特定医療法人社団高野会 くるめ病院     araki.jpg
院長 荒木靖三 先生

 近年では食事の欧米化による動物性脂肪や糖分の摂取過剰、食物繊維不足が影響し、日本人にも増えているといわれている「大腸ポリープ」。ポリープの種類、がんとの見分け方、そして切除方法など大腸肛門病センターくるめ病院の荒木先生にお話を伺いました。

—-大腸ポリープには種類はあるのですか?
 ポリープとは、ラテン語で「きのこ」という意味です。大腸にできた“きのこ”のようなイボ状のものを大腸ポリープといい、短茎性・長茎性・無茎性・扁平性のものがあります。
—-大腸ポリープがあるとどんな症状が出てくるのですか?
 ポリープが小さいうちはほとんど症状がありませんが、大きくなるにつれて便に血が混じったり、出血したりします。また、大腸ポリープには、良性と悪性があり、そのほとんどが直腸からS状結腸にかけて多くみられます。平成20年1年間に当院で切除した良性のポリープのうち、正常と判断される過形成性ポリープは30・9%、腺腫は53・3%で、腺腫は大きくなるとがん化する可能性があります。大腸がんは早期に発見すれば治りやすいがんのため、早期発見、早期治療に努めましょう。
—-腺腫とがんの判断は?
 「腺腫」と「がん」を見分けるため、内視鏡などでとった組織を顕微鏡で診断します。組織は正常からがんまで5つのグループに分けられます。グループ1は正常、グループ5はがんとなり、その中間が腺腫です。腺腫はグループ5に近いほどがんになる可能性が高いと言われています。
—-ポリープの切除はどうやって行われるのでしょう?
 ポリープをとる方法は大きさによって違います。
5・未満の小さなポリープ…ポリープをつまみとる「生検」を行います。入院の必要はありません。
5・以上のポリープ…基本的には、内視鏡の先端についている「スネア」という輪っかをポリープにかけて、電気で焼き切ります(ポリペクトミー※2)。切除後、出血したりすることがあるため、入院が必要になります。ポリープの大きさや形によって、これ以外の切除方法をとることがあります。

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取材協力/くるめ病院
TEL 0942・43・5757

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