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歯は健康のバロメーター

〜落合先生のお口のお話し vol.6〜
「転んで歯をぶつけたら」

おちあい小児歯科医院 院長 落合 聡

つまづいて転んでしまうとき、反射的に手が前に出て顔が直接地面にぶつからないようガードするものですが、小学校低学年くらいまでのこどもは、このような反射的な行動がとれず、顔を地面に直接ぶつけるような転び方をすることがあります。
その際、どこを強くぶつけるかというと、上の前歯です。強くぶつけて歯がぐらぐらしている、あるいは歯が大きく破折して歯髄(歯の神経と呼ばれる歯の中身)が露出している等、だれが見ても大変だ、ということがわかれば、すぐに歯科医院を受診して、しかるべき処置を受けることでしょうが、歯をぶつけても何の症状もないという場合、もちろん歯には何ら問題がない、という結果になることが多いのですが、悪くないようにみえても、ぶつけた時の衝撃が歯髄に大きなショックを与えていて、歯髄が壊死してしまうことがあります。
歯髄が壊死しているかどうかはぶつけた直後にはわからず、早くても2~3日後、場合によっては1か月くらい経ってから歯の変色という症状でわかることが多いのです。また、ぐらぐらや破折がないようにみえても、診療用のライトの下でよくみてみると、微妙にぐらぐらしていたり、歯に亀裂が入っていたりすることがわかることもあります。歯髄壊死を放置すると歯根吸収や膿瘍形成を引き起こし早期脱落や顔面蜂窩織炎の原因となり、日常生活や歯の寿命に大きな影響を及ぼすこともあります。
ですから、こどもが歯をぶつけたら、症状がない場合でも一度歯科医院でチエックを受けておくことをお勧めしています。

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