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むすんで、ひらいて!! vol.12

「幼児期に育てておきたいこと」

①聞く力をそだてる

一般財団法人田中教育研究所

幼児心理カウンセラー  野田 鏡子

ある私立小学校で、入学試験にテープで長いお話を流し聞く様子を観察するという方法が用いられました。お話の内容が理解出来ないと次第に注意散漫になり、体が動きだしたりキョロキョロしたりします。時間が長くなればなる程はっきりとしてきます。

このテストは、ただ聞くだけで記憶させたりするものではありませんが、それだけで大体の子どもの成長がわかるのです。私も絵本をよく読んであげるのですが、子どもがどの程度理解しているか顔の表情や態度で観察します。

最近は、特に早くから文字や数字を教える傾向にあります。しかし、視知覚認知の発達から見るとそうではありません。

言語の発達には「聞く・話す・読む・書く」の順序性があり、この順序性に即して適切な話しことばと文字ことばを与えていくことによって健全な発達をしていきます。

3~4歳まではまだ視知覚認知が未発達なので、聞くだけのお話は長時間出来ません。さまざまな経験を通して話しかけたり、絵本を読み聞かせたりし、ことばを覚えることや情緒を育てることに重点を置いて育てる方が大切です。あえて文字を教える必要はなく「これ なんてよむ?」と聞いてきた時だけ答える程度で良いと思います。

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健常児であれば、読むことは4~5歳位から、書くことは6歳位でほぼ出来るようになります。個人差はありますが早ければ良いという訳ではありません。

まずは、人の話を聞いて理解出来るようになることが第一です。その土台をしっかり育てることによって社会性が育ち園生活・小学校生活がスムーズにいくのです。

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