Home > Archives > 2020-11-04

2020-11-04

くるめ食素材探検 vol.85

あんたっさい、知っとるね ? 「ターサイ」編

文/靏久 格(産直や 蔵肆)

202011_tasai.jpg

ターサイは、中国発祥のお野菜です。白菜やちんげんさいの仲間で、地面を這うように広がって成長するところから「押しつぶされた」という意味をもつ「搨」の字をあてられ、搨菜(ターサイ)なんだそうです。日本では葉の形から杓子菜ともよばれ、明治8年ごろ入って来たようです。もっとも当時は漬物での利用だったようですが、いまは炒め物が主でしょうか。冬場のターサイは寒くなるほどぺたーっと広がって成長し、地面に緑のお皿がおいてあるように見えます。静岡県の浜松は国内生産量の半分を占める大産地。こちらは中国との国交正常化を契機として、中国野菜を育てよう!と農協さんが頑張ったんだとか。

クセがなくほうれん草のように扱いやすい野菜です。アクも少ないため下茹での必要がなく便利につかえます。ターサイにはβカロテンをはじめ、むくみ予防になるカリウムや、カルシウムや鉄分などが豊富です。ビタミン類は油で調理することにより吸収も高まりますので、椎茸、ひき肉と一緒にゴマ油でじゃじゃっと炒め物、いかがでしょうか。タケノコも食感がでておすすめです。厚揚げもボリュームでておいしいですよ。ヘルシーにおひたしにされるときは、濃いめの塩水でゆでられると、下味がひきたちます。

店頭で選ばれるときは、葉の色が濃く鮮やかな緑色をしていて、葉に厚みがあり、葉先までしおれず、シャキッと元気なものを選んでください。保存の際は濡らした新聞紙でくるみ、葉を上に向けて野菜庫で保存を。とはいえ、葉野菜ですので長く置くよりも、塩昆布にすこし追い塩してお漬物にされるとおいしいですよ。

香茶店〝香り不思議発見〟 Vol.121

安眠を誘う「ベチバー香」完成!

〜久留米大学医学部と共同開発!〜

香star

構想14年、開発日数3年! 眠りの専門医との共同開発と言葉では簡単に聞こえるが、実証を伴う効果を明らかにするのは大変困難を極めた。今年1月久留米大学学長になられた内村直尚先生(神経精神医学)との共同研究でベチバー香が完成した。インド原産のベチバーと自律神経を整える効果を持つ白檀をバランスよく配合したお香。

睡眠は長さよりも質と言われます。ベチバー香による「終夜睡眠ポリグラフ検査」で寝つき、夜間の覚醒、早朝の目覚め、熟睡感不足など不眠症状の改善に効果があることが確認された。健康の三原則は「食事、運動、睡眠」と言われている。生活習慣を整えるためにもベチバー香を一度試してみてはいかが!

202011_tennnenndou_1.jpg

ベチバー香

(スティックタイプ30本入)

…9,000円(税別)

ベチバー香の使い方はこのQRコードをご覧ください▶   202011_tennnenndou_okouqr.jpg

コーヒー産地を訪ねて…一枚の写真 vol.138

“2011年 コスタリカ シンリミテス農園”

写真と文 安達  和宏

202011adati.jpg

中米コスタリカ ウエストバレーにあるシンリミテス農園での一コマ。今でこそ知られるようになったハニープロセスは、コーヒーの皮を剥いた後に粘液質の果肉を遠心分離機で除去(除去の割合でブラック、レッド、イエロー、ホワイトハニーなど味わいを調整)し乾燥させる水を使わない生産処理方法。2011年のこの頃はまだ聞き慣れない処理法でした。農園主ハイメさんは袋の中のパーチメント(まだ固い中皮が付いている状態)を手で救いながら、粘液質の残存成分でベトベトするところを見せてくれています。この製法が生まれた経緯は、環境問題として水洗処理に使う排水の規制を国が打ち出したためでした。元々は水洗処理が多かった国なので、急な対応は大変でしたがそのピンチを逆にチャンスに変え、今では強みとして高品質コーヒーを生産されている情熱は、いかにも天晴れなのです!

久留米文学散歩 vol.95

田中吉政公 お慕い申しあげそうろうゆえ 第九回

吉政が織田信長に影響を受けたわけ 文/江﨑久美子

田中吉政が「土木の神様」と呼ばれる程の土木技術を持っていたのは、織田信長、豊臣秀吉との関係が深く係わっていたからということを、どなたもご存じないかも知れません。今回は、その一つを少しだけ説明します。

吉政が元服した頃は、浅井長政の時代であり、長政は織田信長の妹お市を娶り、信長と同盟関係を築き、若くして北近江の国人領主として領国支配を完成しつつありました。

しかし、元亀元(一五七〇)年四月、長政は朝倉攻めの最中だった織田信長の背後を襲い、同盟を破り敵対関係になったのです。

近江の湖北地方の宮部、国友、石田らの地侍たちは地縁的繋がりにより浅井長政に従い、そのまま二か月後の六月には、よく知られる姉川の戦いに突入していくことになります。

「信長公記」の巻五には、次のようにあります。

「虎後(御)前山より宮部迄路次一段あし候、武者の出入りのため、道のひろさ三間々中に高々とつかせられ其へり敵の方に高さ一丈に五十町の間、築地をつかせ、水を関入れ往還たやすき様に仰せつけらる」

虎御前山から宮部までの間が、一段と悪路だったので、兵の往来を助けるために道幅を約六・四mに広げ、浅井側に約五・五㎞に渡って道のへりに高さ約三mの築地を築かせて堀を掘って水を堰き入れ、砦からの行き来の便利を図ったのです。吉政は、その頃は、宮部継潤の配下で、田中家の小城は、そこから僅かに百メートル程東側にあったと長浜市文化財課は推定しています。周りには「内形」や「堀ノ北」「堀ノ東」「堀ノ前」等の地名が残っています。

しかも、お隣の国友村は、吉政の母方の里です。当時二十三歳の吉政は、宮部継潤の配下で、父や他の武将たちと共に体験した、まさに、郷里で行われた、一大事業であったに違いないのです。そして、吉政も、何かの役割を担ったかもしれませんね。

歯は健康のバロメーター vol.42

〜落合先生のお口のお話し〜

1歳6か月児歯科健診について

おちあい小児歯科医院 院長 落合 聡

前月、久留米市では1歳になった子どもたちに1歳児歯科健診を行っていること、そして1歳児歯科健診はむし歯のチエック等、疾患に対する健診ということよりも、口の中の気になるところや口の中の健康を守っていく方法に関連した食生活や生活習慣の注意点など、気になることやわらかないことなど、様々な相談事を持ち込んで解決あるいは解決に向けての糸口を見つけ出していく場であることをお話ししました。

1歳児の歯科健診の後には1歳6か月の健診があります。これは久留米独自のものではなく、国内全体で行われている、法律で定められている健診になりますので、日本中の多くのこども達にとってはこれが初めての歯科健診になります。

1歳6か月健診を受ける時期になると、個人差はありますが上の前歯そして上下の奥歯が萌出を開始していて、それに伴い食生活も普通食、授乳もそろそろ卒業している子がみられるようになってきます。その状況が個人差によるものかどうかを考えたり、歯や口の中の異常やむし歯の有無など、疾患の有無を確認する健診の意味合いもだんだん重要になってきますが、久留米にお住いのこどもたちにとっては、1歳児の健診の時に指摘されていたことが解決しているかどうか、また、1歳の頃にはなかった問題点や不安なことがないかどうか、それを確認していく重要な機会になります。ですから、コロナの影響で1歳児健診を少し遅れて受けられた場合には、3か月くらいの間隔をあけて(2歳を過ぎてもうけられますので)1歳6か月歯科健診を受けてみましょう。

1歳の頃に比べると、こども達も自由に動き回ることができるようになります。むし歯や口唇、舌、歯肉等の疾患がないかどうかを確認することは重要ですが、それと同時にこの時点での食生活や1日の生活のリズムはどうか、指しゃぶり等の癖にどう向き合うか、1歳の頃と比較して、気になることが多くなってくるものです。ぜひ、この健診の機会を利用して、日頃の心配事が疑問に思うことなどを相談してみて下さい。

むすんで、ひらいて!! vol.78

理想の父親像

「子どもから見て、好きで、遊んでくれて、怖い人」

一般財団法人田中教育研究所

幼児心理カウンセラー  野田 鏡子

202011_wakaba.jpg

子どもの能力の80%は家庭で育つ、学校で15%、社会で5%と言われています。

親が子どもに教えていく人生や社会に対する意識、生活技術などは子どもの年齢によってその内容は異なってきます。

教育にはいろいろな方法が用いられ、教える、考えさせる、ほめる、叱る、注意するなどさまざまなものがありますが、親子の接触で遊びながら教えていくことがほとんどでしょう。

子どもはこれによって父親・母親を好きになるものです。

人間形成の基本的な狙いの1つは、欲求が満たされない時もこれに耐え落ち着いて考え、意欲的に物事に対処できる人間に育てることだと思います。

母親は包む、守る愛。父親は悪い事をした時、叱る愛。父親は優しいだけでは子どものためになりません。「怖さ」は父親の役目かもしれません。

母親と比べ憎まれ役かもしれませんが、この怖さは父親の方が家庭での養育はうまくいくようです。

お父さんも出来る限り子どもと一緒に遊び、さまざまなことを一緒に経験されて、子どもが良い事と悪い事の判断が身に付くように心がけると、親子関係は中学、高校、大人になっても良い状態で進んでいくでしょう。

まわりの人に愛される人に育って欲しいですね。

Home > Archives > 2020-11-04

Search
Feeds
Meta

Return to page top