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2018-02-28

歯は健康のバロメーター vol.11

〜落合先生のお口のお話し〜

「こどもがとても歯みがきを嫌がるのですが、

どうすればいいですか?2」

おちあい小児歯科医院 院長 落合 聡

2~3歳、歯磨きを力強く嫌がる場合はどうするか、とても力強かったり、大きな声で嫌がったりして、前回ご紹介した方法~順番を決めて磨く~それすら無理な場合があります。この場合は、口の中を上下左右の4か所に分けて、毎日1か所ずつ磨きましょう。今日は左上、明日は左下、明後日は右下、明々後日は右上。1日に磨くのはせいぜい4~5本です。そう思うとかなりきれいに磨けます。こどものきげんが良ければ2か所、3か所と磨いてもいいですね。この方法のいいところは、どこが磨けているかわかること、毎日全部磨いていたつもりだったけど全く歯ブラシが当たっていない部分があった、がなくなることです。

歯磨きは、今この時期だけすればいい、というような期間限定の手入れではなく、毎日繰り返し、大体9歳くらいまで、小学校3年生くらいまでは大人による仕上げ磨きが必要なものです。したがって毎日の暮らしの中で憂鬱な時間になってしまうと親も子もかなりのストレスになってしまいます。できることから無理のないようにしましょう。

それでも、どうしても歯ブラシで歯を磨くことが難しい、という場合はフッ素入りの歯磨きジェルを使ってみましょう。フッ素濃度が950ppm以上の歯磨きジェルを歯ブラシにとって、毎日できるだけ上下の歯全体に塗り広げてあげて下さい。汚れを落とすことはできませんので、良好な虫歯予防とは言い切れませんが、歯の質を強化することはできます。また歯磨きジェルは多くの場合フルーツの味等、こどもが好む味や匂いがつけてありますので、これをきっかけに歯磨きをさせてくれるようになる子もいます。

歯磨きをするうえで大事なことは、順番を決めること、短時間ですること、嫌な気持ちにならずにできるような方法ですること、そうすれば子も親もお互い楽です。歯みがきはいずれ必ずできるようになります。毎日無理なく少しずつ習慣にしていきましょう。

香茶店〝香り不思議発見〟 Vol.89

春風に誘われて、香りの体験

〜草野上野邸「南山荘」にて練香体験しませんか!〜

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草野の春は耳納の山に久留米椿が咲き誇ります。代表的な椿「正義(まさよし)」はシーボルトによりヨーロッパに紹介され、世界に広まりました。

耳納北麓、草野に江戸時代から代々続く上野邸で、天年堂の練香教室が開催されます。講師は天年堂にて半世紀近く薫物業界に携わり、東京日本橋高島屋など有名百貨店での催事、朝日カルチャーセンターでの講師を務めた、天年堂前取締役木下忍氏が様々な香りを紹介しながら調香します。最後に離れの間でのお茶の時間は時を忘れるくらいゆったりした気分になれますよ。

とき/2018年3月17日(土)

12:30〜15:30

ところ/草野上野邸(南山荘)

講師/木下忍

参加費/4000円

(練香教室+お茶代含む)

コーヒー産地を訪ねて…一枚の写真 vol.106

“2015年 グアテマラ サンタ・イサベル農園”

写真と文 安達  和宏

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2015年3月に訪問した、サンタ・イサベル農園での一コマ。雨の多いグアテマラの東部では収穫したコーヒーチャリーの乾燥に天日干しだけではなく、熱風での機械乾燥を使ったり大きなグリーンハウス(ビニールハウス)を利用し、ハウス内で棚に分けて適切な含水率になる様、乾燥を進めます。このグリーンハウスは雨の影響だけでなく強過ぎる日射しを避ける効果も持ち合わせており、空気の入れ替えで温度と上下4段の棚に豆を置く場所を替え、乾燥具合を見ながら微調整します。それは、何回も検証を重ねられ彼らのノウハウとして積み上げられます。産地では農園や樹々の様子に注目しがちですが、現場で生産者とコミュニケーションを重ねる事で、一見地味な作業の一つ一つに何年も掛けてきた彼らの情熱を知る事ができます。

久留米文学散歩 vol.63

夏目漱石と熊本そして久留米①

文/増原 達也

漱石が池田駅(現上熊本駅)に着いたのは、明治29年4月13日の午後と云われています。迎えに来ていたのは菅虎雄一人だった様です。現在駅舎を出ると前に一米程の漱石立像が建立されています。これが何時建立されたかは知りませんが、多くの人が駅舎に出入りすると、直ぐに見えなくなります。漱石がこの第5高等学校(現熊本大学)に招聘されたのは前任の英語教授ラフカデオハーンが退任した事に依るものです。以後漱石は英国に留学する迄、ここの英語教授を務めています。勿論、中根鏡子ともこの熊本で結婚するのですが、鏡子が父と東京を出たのは明治29年6月4日と云われ、その際彼等に同伴したのは女中一人と伝えられています。そして彼等は6月8日に熊本に着いている様です。両者が結婚式を挙げたのは6月の中旬ですが、漱石と鏡子の記憶には2〜3日のずれがある様です。その時も駅に迎えに出たのは漱石一人であった様です。扨、漱石が着いた際は一人一台の人力車で池田駅から前の坂を登るのですが、その頂上に着くと、熊本市内が半分、一望出来るのです。ここで漱石は虎雄に「森の都だね」と云ったと伝えられていますが、本当だろうかと思われます。何故かというと彼は後日「ネコ」や「坊ちゃん」を書く力量の持ち主です。それに全然遠慮の要らない虎雄です。その上漱石自身も「都会好み」と云って云いタイプの人間です。「何と田舎だ。森や林ばかりじゃないか」だったのではないでしょうか。それに対して、虎雄は「住めば都と云うのだろう。」位の事を云ったと思われます。私も上熊本駅から徒歩でその坂を、現在は「夏目坂」と名が付けられ、相当両側も整備され観光用になってますが、遂最近までは整備されていなく、過去の面影が感じられたと云われています。

くるめ食素材探検 vol.53

見かけるとおおー!ってなるけど

どうやって食べたらいいの部門第一位。

「ロマネスコ」編

文/靏久 格(産直や 蔵肆)

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ロマネスコ、といいますけどカリブロのほうが通じがいいでしょうか。実は、イタリア野菜で「ロマネスコ」って言うのはいくつかあります。ブロッコリーの仲間やアーティーチョーク、ズッキーニにも「ロマネスコ」があるんですよ。ローマの品種って意味でしょうかね。

なんだか大仏様の頭のうずうず(螺髪)のようなつぼみが特徴的ですね。まずはブロッコリーを品種改良しまして、カリフラワーを生み出しました。人間が食べる場所が大きく発達するように、しかも若くてみっしりした部分がたっぷりできるようにしたんですね。これをさらに品種改良をしてカリブロをうみだしました。これは通常の進化ではなく、人間の都合による品種改良ですので、植物側のメリットは何もありません。逆にフラクタル構造でつぼみをつけるという突然変異を抱えているせいで、なかなか成熟できず種をのこせないのです。そのため、あの蕾の固まりができた後、育てていても、花はちらほらとしか咲きません。植物にとってはひどい話です。自然界では生き残れないんじゃないかなあ。ただし、普通は農家さんが丁寧に育てて種を取ってくれるので、次世代を生み出すことができるということです。

調理方法は、カリフラワーやブロッコリーとおんなじ。小房に切り分けるか、手でポキポキ茎を折って分けます。太い茎の部分も厚めに皮をむいて拍子切りなどでどうぞ。ゆがいてもいいですが、水溶性のビタミン群のことを考えると蒸すほうがおすすめかな。シチューやサラダ、天ぷら、ピザのトッピング、パスタの具などでどうぞ。

むすんで、ひらいて!! vol.47

むすんで、ひらいて!! vol.47

「長年、子ども達の指導をして来て思うこと」

①3歳前後の診断はまだ曖昧です。

一般財団法人田中教育研究所

幼児心理カウンセラー  野田 鏡子

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健常児、問題を抱える子ども、先天的な障がいを持つ子ども、さまざまな子ども達と日々接しています。1対1の場合も3~4人でのグループの場合もありますが、1時間座ってじっくり向き合います。向き合うことによってその子の成長が深く見えてきます。導き方もわかってきます。

ある時テレビで、長年大工をしている方が「木を見れば、その木で家を建てると何年位もつ家が出来るか、だいたいわかる。」とおっしゃっていました。どの職業でも経験によって見えてくるものがあると思います。私も最近フトそういう感覚を感じる時があります。

2歳、3歳で「自閉症スぺクトラムではないかと言われました。」「ADHD(注意欠如多動性障害)ではないかと言われました。」と相談に来られる方が最近とても多いようです。

2~3歳の子どもは大人が理解できないような行動をとることがよくあります。

「目が合いにくい」「名前を呼んでも振り向かない」「人と交わろうとしない」「言葉が出ない」「独り言ばかりで会話にならない」等、このような時期に診断を受けると、当然、診断基準からはずれている部分がどの子にも出てきます。では、そんな時、どうすればいいのか。

●目が合いにくければ、顔を近づけて目を見て話しかける。

●遊びにこだわりがあれば少しずつそれを壊し、他の遊びの楽しさを教える。

●言葉が出なければ、話しかけを多くしたり、声が出るような遊びをしたりする。

●パニックを起こす子であれば、穏やかな心で優しさを教えるように接する。

子どもは必ず吸収していきます。成長していきます。

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