Home > Archives > 2017-01

2017-01

コーヒー産地を訪ねて…一枚の写真 vol.93

“中米 コスタリカの買付け ブルマス農園にて”
写真と文  安達  和宏
adati201702.jpg
2012年、コスタリカ セントラルバレーにあるブルマス農園での一コマ。農園主ファン・ラモンさんは豪快そうに見えますが、農学博士号も取得し理論的な一面もお持ちです。Vol.89でもご紹介したハニー製法もファンさんが検証を積み重ねた結果その製法が構築され、高品質コーヒーを生産する農園として世界的にも有名になりました。未だその研究は続き、ブルマス農園だけではなくコスタリカ国内の農園(マイクロミル=小規模処理場)や中米の他国にも指導に赴くなど、その活躍は留まる事を知りません。尊敬し信頼する生産者の一人です。そんなファンさんに捧げる一句『中央の 谷に輝くいちばん星 蜜の香りか ブルマス農園』(あだち珈琲百人一首より)…今年はコスタリカも行きますよ!

香茶店〝香り不思議発見〟 Vol.76

香りの記憶〜チョコレート〜 甘くほろ苦い、思ひ出の香り
香star 天年堂  稲生宗司

チョコレートにまつわる甘くほろ苦い思ひ出ありますか?
好きなお菓子のベスト20の中で、チョコレートはアイスクリームに次ぐ第2位だそうだ。
チョコレート原料のカカオはギリシャ語で「神の食べ物」と呼ばれた。原産地は中央アメリカから南アメリカの熱帯地域、現在、カカオ豆の生産量はコートジボワール、インドネシア、ガーナが上位を占めている。食用としてはココアやチョコレートの原料、薬用として利尿作用、覚醒作用(カフェイン)が含まれている。今年もバレンタインの季節がやってくる。チョコレートの甘くほろ苦い思いでとともに、香りを楽しんでみてはいかが!?

香りの記憶
〜チョコレート〜
お線香……840円

tennendou201702.jpg

好評発売中
和バニラのお香
(久留米産バニラ使用)
スティック型(約25g)
コーン型(24個入)
……各1000円(税抜)

久留米文学散歩 vol.50

自得とその時代⑫
文/増原 達也

今回が自得とその時代の最終回になりました。何時もの事ですが、常に最終回に近くなると書き遺した事の多いのに頭を痛めます。それをひとつふたつ取り上げてみたいと思います。まず自得が棒で一突きにして、それも急所をはずさなかった事ですが、棒剣法と云うのか、最初の一撃で相手に打撃を与え戦力を喪失させるのが目的で決して殺す技ではなかったのです。併しそれは相手が猪の場合で、これが人間の喉仏では、一溜りもありません。只自得が動く人間の喉仏に入れるには相当の訓練はあった様です。他人の目にとまらぬ処、彼は常に練習していたと思われます。次は自得の家族構成ですが、以後どのようになったか、亦家と云っても父母嫁そして子供達が居たとすれば、以後どのようになったのかです。当時この東北の各藩では飢饉で夜逃げが続いておりこの事件も一時は話題にも登った様子ですが、四・五年もすると話題にもならなく家屋もその内消滅していったようです。それ位江戸末期の東北の農家は悲惨であったと云う事です。現代の貧乏と桁が違っていた様です。そして討たれた武士の家族ですが、当時は男の子が幼かったのですが、それが五年、十年と経過して来ますと世間が「仇討ち」を催促する様なムードとなり、当時十歳前であった長男が二十歳の後半になって「仇討ち」の旅に出ているのです。それには一ツの根拠があったのです。話が前に戻りますが、高山彦九郎の薫陶で感化された「討幕の勤皇論者」が、どうせ遠くに行くなら九州の「高良山座主」に添え状を書いて自得に持たせたと思われます。その事が事件後、年月の経過と共に外に漏れ、仇討ちの旅も歩いてではありますが、若者は「高良山」に辿り着き、自得を発見、討とうとするのですが、この時にはすでに両者共達観の域に達しており、自得の持っていた「数珠」だけを「切り」それを東北に持ち帰ったと伝えられています。もう少し詳細に書く予定でしたが、寸足らずでしたので次の機会に穴埋めをしたいと思います。 ー 終 ー

※次回から新連載「筑後川と久留米」が始まります。

くるめ食素材探検 vol.40

どうしてもしょーもないギャグしか出てきません
「ちんげんさい」編
文/靏久 格(産直や 蔵肆)
tingensai201702.jpg
先月に引き続き、中国からやってきた野菜のお話しです。というか、案外純日本原産のお野菜って少ないんですよ。文献や史料などで確実なのは、フキ・ミツバ・ウド・ワサビ・アシタバ・セリくらいでしょうか。ちょっと微妙だけどそうかな?というのが山椒・ミョウガ・自然薯・ジュンサイ・タラノメ・オカヒジキ・なずな・ハマボウフウ・タデ・ツルナなど、本当に数えれるくらいしかないですね。

今日本国内で栽培されてる野菜は100種あまり、と言われています。ということは、そのほとんどすべてが外来種ってことになります。海洋国家ジャパンなんで、原種ばかりかと思いきや、交易国家ジャパンでありました、という。まあ、いいものはどんどん取り入れていくのも日本らしい、と申しますか。

さて、余談で半分終わりました。中国野菜の中でも身近な野菜の1つといえる「ちんげんさい」先月ご紹介のターサイより馴染みがあると思うんですが、じつは日本に入ってきたのは1972年の日中国交回復後、当初は青軸、パクチョイなどと呼ばれていましたが1983年農水省が「チンゲンサイ」に名称統一したそうです。漢字で書くと「青梗菜」、中国東北部では「油菜」(ヨウツァイ)と呼ばれているように、油と相性がいいようです。厚揚げと一緒にさっとオイスターソースなんかで炒めるとおいしいですね。寒い時期、あんかけなんかもう最高ですね。

チンゲンサイはアメリカ疾病予防管理センター(CDC)が2014年に発表した必須栄養素のバランスが良い野菜部門で第二位!に選ばれた経歴があるすぐれもの。もっとも、一位は「クレソン」なので「そればっか食えるもんか!部門」だったのかもしれません。ベータカロチンなどのビタミン群や、鉄・カルシウム・リンなどのミネラル成分、食物繊維も豊富です。特にベータカロチンはピーマンの6倍!カリウムも豊富なので、高血圧の方にもおすすめです。

むすんで、ひらいて!! vol.34

「保護者からの悩み」
④幼稚園や保育園を選ぶとき何を基準に選べばいいですか?
一般財団法人田中教育研究所
幼児心理カウンセラー  野田 鏡子
wakaba201702.jpg
私の所にはいろいろな幼稚園・保育園に通っている子どもがいますが、極端な変わりはないように思われます。ですが、体を使って遊ぶことが大切な時期です。通園時間が長いのは避け、園庭で思いっきり走り回る方が有意義だと思います。やはり子どもにとって一番影響力があるのは、家庭、親の関わり方です。

しかし、今はさまざまな教育法が氾濫しています。保護者の方が悩まれるのも無理もないかと思います。今回はその中でも世界的に広く実践されているモンテッソーリ教育法について少し説明します。ローマ大学医学部に女性で初めて入学したマリア・モンテッソーリは、子どもの自然な姿を観察し体系化した教育法を作り出しました。

モンテッソーリ教育では、3歳までは、言葉や習慣など外界のものを積極的に能動的に吸収していくことと、外界の秩序感や精神の秩序感などさまざまな秩序感を身につけて安定していく、3歳から6歳までは、視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚の五感を洗練させていくことと、筋肉運動を調整していく、自分の意志によって体を目的に向かって動かすことを習得するのがこの時期の課題とされています。

「遊びは子どものお仕事」と自由に遊びを選び、手を使い身体を動かし体験することを重視します。大人から見ればただ遊びまわっているように見えることでも、実は、子どもにとっては自然から課せられた宿題を果たしている(仕事をしている)。自然に内在している能力を遊びを通して次第に開発しているということです。

この考えは、幼児期の教育の基本ではないかと思います。昔の幼稚園・保育園ではどの園もこのような考えで教育していたようです。
モンテッソーリ教育を掲げていない園でも子どもの遊びの大切さ、健康な体作りを目的にしている所はたくさんあります。
自主性、意欲、意志力、行動力、達成感、喜び……子どもは全て遊びから学んでいくと私は思っています。文字や数を教えるよりも、この時期(幼児期)にしか育てられないものを大切にして下さい。良く遊べる子は良く学べます。

Home > Archives > 2017-01

Search
Feeds
Meta

Return to page top