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2016-12

コーヒー産地を訪ねて…一枚の写真 vol.92

“中米 グアテマラの買付け
エル・プルテ農園にて”
写真と文  安達  和宏

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この数年、毎年訪問していたグアテマラですが2016年は出張のタイミングが合わず、とうとう行く事が出来ませんでした。そんなグアテマラの買付けでは、いつもお世話になっているのがこの写真一番左の人、オルガ・アヤウさんです。あだち珈琲が高品質のグアテマラ コーヒーを取扱えるのも、彼女のお陰と言っても過言ではありません。水泳で国内チャンピオンだったというバイタリティー溢れる彼女は買付けで農園を廻る際にも自らハンドルを握り、グアテマラ国内の東から西まで我々を案内されます。何より、農園の事や生産者の事を考え少しでも品質が向上するように、生活が豊かになるように、地道な活動を継続されています。それは単に営利目的の事業ではなく社会貢献を前提とした“志”の実践です。2017年は、是非あの笑顔との再会を願いながら、この写真を眺めています!

久留米文学散歩 vol.49

自得とその時代⑪
文/増原 達也

伝雄の処に自得が着いたのは文化から文政の頃で伝雄の薫陶よろしく伝雄の下で働くと同時に自分自身も磨いていたのではないでしょうか。堂守といっても一間四方の住家で冬に夏に南国九州と云っても、それは現代の日本人には耐えられるようなものではなかったと思われ、亦東北から九州迄の旅の途中飢えに寒さに孤独に何度命を絶つ事を考えたでしょうか。その度に自得は「強く」なっていったようです。河の面を視て、心安まる時は面より自分の方が強く、面が自分を引き込むように視える時は心の弱さが自分を占めていると云った長旅を越えて来たもの、または死を目の前にした者だからの強さを、自得は会得していたのです。今度は自分を陰で見ている人が居る事も一ツの支えになっていたようです。小屋を築り地蔵を作り附近の小川に山から木を切って橋を架けていると他人が喜ぶ前に自分自身に達成感が生れ、そのことが参道の修復に、亦清掃へと繋がっていったのでしょう。これ等の作業は本当に無償で日常の食事や衣は「托鉢」でまかなっていたようです。只この作業や托鉢も東北から九州への長旅の間「一歩」の気持ちの積重ねの大切さを自得は知ったのでしょう。言葉や文字で表すと簡単ですが「東北から九州」それも歩いてです。この間彼は「大きなもの」を身に付けています。この托鉢の行脚の間にひとつふたつ彼の努力を認める人(紅屋等)も居てその人らが援助もしているようです。その自得の作品が高良山に遺されていたのですが、現在はほとんど見掛けなくなっています。ですから自得の本当の名や当時の事情は伝雄とこの紅屋さんには話していた可能性は存るのですが、自得との約束であったのか現在迄生国も氏名も不明のままです。それに自得さんの遺した物は現在は自得が石碑に彫った文字程度しか存在しません。只小生は山中で高さ30センチ程度の仏の台座(石)に「紅屋」と彫ってあったのは見い出したのですが、これが当時の「仏」かどうかは判然としません。  ーつづくー

くるめ食素材探検 vol.39

中国原産の冬野菜 ターサイ編
文/靏久 格(産直や 蔵肆)

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中国原産のターサイ、上からぎゅっと押してつぶれたような恰好が特徴的なお野菜です。アブラナ科、ということでキャベツや小松菜、ブロッコリーの仲間です。日本に入ってきたのは昭和初期、ですが当時はあまり広まりませんでした。一般に普及したのは昭和中期とのこと。スーパーなど一般に出回りだしたのはここ10年ほどじゃないかなあ。まだ、おなじみでない方もおおいんじゃないでしょうか?

収穫期は11月から春先までの寒い時期ですが、寒にあたって甘みが増します。カロテン、ビタミンC、鉄分が多いお野菜の一つです。βカロテンは抗発ガン作用や動脈硬化の予防で知られていますが、その他にも体内でビタミンAに変換され、髪の健康維持や、視力維持、粘膜や皮膚の健康維持、そして、喉や肺など呼吸器系統を守る働きがあるといわれています。繊維質はすくなく、火の通りがいいため、ちょっと一品ほしいな、というときに便利なお野菜です。
味は淡白で癖がすくなく、ほかの食材とも無難に相性がよいお野菜。豚肉や牛肉などと炒めるのが一般的です。たけのこやしいたけと一緒にいためたり、ひと手間かけて「あんかけ」もいいですね。

しばらく使わないときは乾燥を嫌いますので、新聞紙などで包んでポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室へ。より長く保存したい場合は、根元を濡れたキッチンペーパーなどで覆っておくとよいでしょう。

2月から3月ころにつく花芽もおいしいそうです。食べたこと、ないんですよね。いつも花が咲く前に全部食べつくしてしまうからなあ。

むすんで、ひらいて!! vol.33

「保護者からの悩み」
③子どもを育てる上で 何が一番大切でしょうか?
一般財団法人田中教育研究所
幼児心理カウンセラー  野田 鏡子

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もちろん健康な体を作る事です。このことについては詳しいことはわかりませんが、日々の食生活が基本になると思います。

私は幼児教育の中でも知的な発達と心理的な部分を追究してきました。幼稚園、保育園に勤務し個人を伸ばす必要性を感じ、知能育成教室を運営、高知能児の育成、様々な障害を持つ子ども達の教育、2008年には(財)田中教育研究所「幼児心理カウンセラー」第1号の認定を受け、問題を抱えた子どものカウンセリング、心理検査士として発達検査など日々子どもと向き合っています。
子どもがどんなものに興味を持ちどんな感じ方、考え方をするのか次々に新しい発見があります。
昭和の終わり頃から知育偏重時代に入り、知的な部分を重視した様々な教育法が氾濫し感情や意志という部分の教育が抜け落ちて、成績が良ければ人格的にも優れた人に育つという思い込みが浸透してしまいました。危険な教育法の犠牲になった子どもも沢山見てきました。
例えば情緒的な豊かさや鋭い感性、意志の強さ、社会性、積極性、柔軟性など人として社会に出て必要とされることを育てることが抜け落ちてしまった様に思えます。
また最近ではスマホやゲームで増々人として成長する機会が少なくなりました。
クリスマス12月25日の朝、サンタクロースからのプレゼントを見つけ興奮し体中で喜びを表現し、じっとしていられないこの喜びワクワクする心を育てることこそ幼児期に最も大切なことだと思います。

幼児期の感動、喜びの経験は生涯子どもの心に残り大人になって親に対する愛、感謝の気持ちが生まれ、どんな苦難にも立ち向かっていける精神力の源にもなります。
知能育成教育をはじめて31年、知的能力を伸ばす上でも意欲・探究心・学ぶ喜び・感動など心理的なものが非常に重要だという事を痛感しています。
子どもには日々楽しく、ワクワクした気持ちで過ごしてほしいものです。

親は模倣されてもよい存在になるよう心がけ、言葉で教えるのではなく行動で示すことが大切です。

2016年ご講読有難うございました。参考にして頂ければ幸いです。
2017年が皆様にとって良い年でありますように!!

※写真は本文とは関係がありません。

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