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2015-09

むすんで、ひらいて!! vol.18

「幼児期に育てておきたいこと」
⑦乳幼児期のテレビの視聴は時間を決めて
一般財団法人田中教育研究所
幼児心理カウンセラー  野田 鏡子
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テレビ視聴が子どもの発育に悪影響を与えると言われはじめて20年近くになります。
1997年12月6日、午後7時頃、全国で119番通報が相次ぎました。
アニメ番組「ポケットモンスター」を見ていた子ども達が、突如、けいれん発作を起こしたり気分が悪くなったりして病院に運ばれたのです。
これについて厚生労働省は、閃光や光の点滅で発作が起こる「光感受性発作」であると発表していました。
現在、このテレビ視聴や長時間視聴による弊害についての研究はかなり行われています。
赤ちゃんの早い段階からのテレビ・DVD等の長時間視聴で、言葉の遅れ、表情が乏しい、コミュニケーションがちぐはぐ、体の動きがぎこちない、視線が合いにくい、ADHD(注意欠如多動性障害)、自閉傾向になりやすいと言われています。
私の所にも15年程前からそれまでとは異なる発達にかたよりのある子どもの相談が相次ぎ、あらためて学び原因を追求するきっかけとなりました。現在でも特に多い相談でもあります。

大人の目から見ていかに内容の良いものであってもテレビ、教育ビデオ、DVDなどは、あくまでも一方的なものであることに変わりはありません。
特に、乳・幼児期は、人とのやりとりや関わりの中で心・感情を育てなければいけない時期で受け身のままでは育たないのです。では、2・3歳で言葉が出ない、表情が乏しい、言っている事が理解できていない等、気になった時どうすれば良いのでしょう。
私のカウンセリングの方法は「関わる」という事を第一に考えています。
2・3歳で育てなければいけない心の発達が未熟な為、相手の存在をあまり意識できず自分勝手な行動をとってしまいます。ですから、関わることで相手の気持ちを感じ取らせ、話しかけを多くすることによって言葉の意味を理解させていき、それによって初めて自らの言葉を相手に伝えようとして来るのです。
心と心のぶつかり合い、感情を入れた遊びが重要です。心の発達が順調かどうか見分ける方法は「恥ずかしさ」です。「恥ずかしさ」は、心全体が十分に発達して表れてくる感情ですので、就学前までに育っていればひと安心だと私は思います。

歯は健康のバロメーター

〜落合先生のお口のお話し vol.5〜
「母乳を飲むとむし歯になる?」
おちあい小児歯科医院 院長 落合 聡
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赤ちゃんが寝るときには母乳を飲みながら、夜泣きしているときも母乳を飲ませて落ち着かせる、母乳を飲みながら眠ることはこどもの精神安定に効果があると言われています。
しかし、前歯が生えそろっても母乳を飲んでいるこどもには、むし歯が多い傾向があります。なぜ、母乳を飲んでいるこどもにむし歯が多いのか、今回は母乳とむし歯の関係についてお話しましょう。
前回、口の中には砂糖を使って酸を作り出すミュータンス連鎖球菌と呼ばれるむし歯の原因菌が住んでいること、歯は酸にさらされると穴が開き、これがむし歯である、ということをお話ししました。
赤ちゃんは、乳房によって上口唇を押さえ、舌と上顎で乳首をはさんで母乳を飲みます。したがって、上の前歯に母乳が付着しやすく、また夜は唾液の分泌が少ないので、長時間、上の前歯は母乳にさらされることになります。
母乳にも乳糖という糖分が含まれているため、ミュータンス菌が乳糖を使って酸を作り出すことでむし歯ができる、と考えられてきました。ところが最近、ミュータンス菌は乳糖からはむし歯ができるほどの酸は作れず、それより乳糖は歯に付着した汚れ(歯垢、プラーク)に加わることによって、細菌の働きを活発にする働きがあることがわかりました。
したがって母乳そのものが虫歯の原因ではなく、歯に付着した汚れに母乳が加わることによって、虫歯が進行したり重症化するきっかけになるのです。
つまり、歯をきれいに磨いてから母乳を飲ませることで、むし歯の発生をかなり抑えることができるといえるでしょう。そのためには、夜間の授乳に注意することと適切な口腔ケアがむし歯予防の重要なポイントになります。

くるめ食素材探検 vol.24

いちじく編  女性の味方「いちじく」
文/靏久 格(産直や 蔵肆)

中東原産のいちじく。古代エジプトの壁画にも、ブドウとともに描かれており、旧約聖書にも数多く登場する歴史ある果樹です。あのアダムとイブが裸を隠すのに使ったのもイチジクの葉です。
日本には江戸時代からはいってきておりましたが、生食ばかりで流通の難しさもあり、あまり広がらなかったようです。

いちじくには、水溶性食物繊維のペクチンが多く含まれ、腸の運動を促し便秘予防や、コレステロールや血糖値の上昇抑制にも役立ちます。また、フィシンというタンパク質分解酵素が含まれており、胃腸の働きを活発にして消化吸収を促すといわれています。さらに、カルシウムや鉄、カリウムなどのミネラルをバランスよく含み、貧血予防や骨の成長、高血圧の予防などにも効果的です。
また、女性ホルモンのエストロゲンに似た成分を含み、更年期障害対策など、婦人科系の悩みに効果が期待されています。イチジクを常食している地方はがんの発生が少なく、肝障害を軽減する効果も報告されています。これはお酒を飲まれるかたには嬉しい報告ですね。
傷みが早いのがたまに傷です。また、あくが強いので食べ過ぎるとお腹を壊しますので、くれぐれも食べすぎないように。

イチジクは、1本で実をつけることができますんで、日当たりさえよければ簡単に栽培することができます。亜熱帯果樹と言われていますが、久留米近郊でしたら十分です。というか、ここ10年でぐっと気候が変わりました。昆虫などを見ている人に言わせると、10年前の鹿児島ですね、と。10年前に鹿児島が沖縄ですね、といわれてましたんで、あと10年したら久留米も沖縄に・・・閑話休題、お庭に一本いかがでしょうか?鉢植えでも大丈夫。完熟のものを楽しめるのも、家庭菜園のメリットです。もっとも、鳥との競争になりますが・・・。

香茶店“香り不思議発見” Vol.60

「秋深き 隣の香は 何するぞ」(芭蕉風)
香star 天年堂  稲生宗司
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金木犀は、秋深まるころの木の花だ。木犀の名は、樹木の皮が犀(さい)の皮に似ているところからつけられたといわれているが、オレンジ色の小花を咲かせ、香りは強烈でふくよかな甘さ、微かな渋みが漂い、多くの人に愛されている。
数日香っていたかと思うと、散って木の下にまるで香りの絨毯をしいたようになる。
悪臭を駆逐する力を発したので、昔は、厠の傍らに植えた。これは、自然の香りを利用した芳香剤。
自転車でぶらぶらと回っていたら、どこからか漂ってくるかも。花冠は桂花陳酒と花茶。花言葉:謙遜・初恋。金木犀に限らず、菊や秋の七草など秋にも春に劣らず咲く花が多い。秋が深まれば紅葉が散って落葉の香り、大地の香り、安らぎの香りが楽しめる。

コーヒー産地を訪ねて…一枚の写真 vol.77

“南米ボリビア買付の旅 PART.1 ラパスの空は高かった”
写真と文  安達  和宏
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2015年9月5日~13日まで、ボリビアへ買付けの旅に行って参りました。エキスポーターのペドロさんとはSCAAシアトルでもお会いしてましたし、Facebookでもよく「いいね!」頂くので身近に感じるのですが、成田〜ヒューストン〜リマ〜ラパスと乗り継ぐ旅程は一番遠い産地〜流石にちょっと疲れます。さて、今回の目的地はラパスから車で5時間程のカラナビという地域と、そこから戻ってラパスの南2時間程のヤナカチ村=アグロタケシ農園です。まずは標高4,000mのラパスにある空港から車でカラナビに向かうのですが、、、例の如く高山病の前触れがお迎えします。何せ着いた処が富士山よりも高いのですから〜頭がフワフワして胃が重くなるのです。早く下界に戻りたいと、お迎えに来て頂いたダニエラさん(ペドロさんのお嬢さん)の4WD車に乗り込みコカ茶をススルのでした。ここからカラナビまで”デスロード(死の街道)”と呼ばれる舗装されてない断崖絶壁の道を疾走します。ところが、この日は全国的に年に一度のノーカーデー。ラパスにも一般車両は乗り入れ出来ないとかで車道を人が闊歩しています。子供たちは、もう大はしゃぎで三輪車?やスケボー?などなど飛び回っています。なんと結婚式の行列にも遭遇〜何やら今回も楽しい旅になりそうな予感がするのでした! つづく

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