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2015-05

むすんで、ひらいて!! vol.13

「幼児期に育てておきたいこと」
②社会性の基盤を育てる
一般財団法人田中教育研究所
幼児心理カウンセラー  野田 鏡子
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最近よく耳にする情緒障がい、情緒未発達とはいったいどういうものなのでしょう。
情緒というのはいわゆる感情ですね。喜び、悲しみ、嫉妬心、競争心…等々、さまざまな感情を情緒といいます。
これは将来、人として生きていく上で最も大切な社会性の基盤となるものです。では、いつ頃から育つのでしょう。

情緒の発達は記憶とか思考面の発達より早く、早期に短期間で完成されます。健常児の場合、1歳から2歳頃急速に発達して3歳頃には完成するとも言われています。
情緒未発達の場合、目が合いにくい、言葉が少ない、笑顔・表情が乏しい、こちらが言うことの理解が出来ない等の特徴があります。目と目を見て話すことが出来ないということは相手の気持ちを感じとれないということです。原因は、先天的にまわりの刺激を受け止めにくいという場合もありますし、生活環境の変化、長時間のテレビ視聴、対話の不足などがあるようです。

私がそういう子の指導を行う上で特に大切に思っていることは、「関わる」ということです。共に遊び「あなたが笑うと嬉しいんだよ」「あなたが悲しむと悲しいんだよ」「あなたが私を叩くと痛いんだよ」といった事を伝えるのです。
目が合わない子の場合は3歳位になっていても「いない いない ばあー」が効果的です。目が合うようになれば段階を追って成長していくようです。

久留米文学散歩 vol.29

漱石の草枕と筑後川③
文/増原 達也

3月25日までが学校で翌日は事務的な整理等もありますので漱石は27日に訪久。その夜は虎雄宅には泊らず、彼の姉の家に泊まったと伝えられています。理由は「喀血」のある有様だったので虎雄の方が気をきかせたと思います。尚当時彼の家は現在久留米市役所のビルの存る位置で現在は洋服屋さんのビルが邪魔をして高良山の山頂は一部しか展望出来ませんが、当時は良く展えたと思います。ですから虎雄が
「富士山に登った程の兵だ。高良山から発心へは行けるので歩いてゆけ、何なら順を道案内に付けようか」
位の事は云っていたかもしれません。併し彼女が連れになったらしい句は存りません。強いて挙げれば
春風にそら解け襦子の銘は何
この句は「草枕」を連載するようになって那美さんたちが出征する久一をステーションまで送って行く舟の中での発句となっています。川下りで、駅迄の間に那美さんに「ねだられ」ての発句です。
だから漱石の俳句の分類では明治39年作となっています。もうその頃には子規は死亡していましたので「承露盤」という付記は付けられておりません。ですから、この句も高良山越えの句には該当しません。山越えは一人だったのでしょうが、只彼は当時「人力車」を良く使っていましたので、大社の第2鳥居辺りまでは人力車で、車夫は高良山の登り口や下行口は知っておりましたでしょうから、先回りして現在「追分口」で待っていた事は考えられます。と云うのは現在と道路事情は違い「発心」までは長屋の軒先を繋ぐような道だったと思われますので、地元の詳しい人は必要だったと思われます。それに3月下旬では午前8時頃からは耳納連山から顔を出した太陽が発心に向う人の顔を射すので大変歩き難いからでもあります。尚ここ(追分口)に出て来るには大社下の茶屋横の石柱が案内板です。

くるめ食素材探検 vol.19

どくだみ編  『ガーデニングの天敵?』
文/靏久 格(産直や 蔵肆)
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毒は無いのにドクダミ。名前の由来には諸説ありますが、庭にいつのまにか生えてきて、あっというまにはびこって、いっつまででん消えん野草です。植えるなら鉢植えオススメ。超オススメ。嫌われることも多いのですが、別名は「ジュウヤク」十薬ともいいます。さてどんな効能でしょうか?

小学館の「ハーブ・スパイス館」によりますと、「開花時期に全草を刈り取り、乾燥保存する」「全草を乾燥したものを十薬と称し、解熱、解毒、利尿や湿疹薬に使われる」「乾燥するとにおいは消える」「乾燥した葉をティーにして飲むと便通を整え、利尿作用があるといわれている」とあります。そのほかにもその他にも抗菌、高血圧などにも効果が期待できるそう。
白い可憐な花が咲く4月〜8月が収穫期です。収穫している時には、ドクダミ独特の匂いがしますが、室内に干していても匂いは気にならないですよ。ざっと洗って根っこを縛り約10本でひとくくり。逆さに陰干しして一週間でどくだみ茶の出来上がりです。ぱりぱりに小さくして、湿気のこないように保存すると一年中楽しめます。うちは屋根裏に秋口までさげっぱなしでした。
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前出の「ハーブ・スパイス館」利用法には「乾燥した葉を薬用に。民間では煎じ茶を便秘症、膀胱炎などに用いる。生の葉は、火にあぶって柔らかくして、腫れものの吸い出しに用いる。若葉を高温で揚げて天ぷらにするとにおいが消えておいしい。ベトナム料理では生のまま使う」 生食するなんて!パクチーやコリアンダー同様、湿度の高い南国ならでは、の利用法でしょうか。

よもぎなんかもそうですが、犬の散歩道、田んぼのあぜなんかには消毒薬がかかっていることもあるのでご注意を〜。

香茶店“香り不思議発見” Vol.55

「五月は菖蒲で勝負しよう香!!」
香star 天年堂  稲生宗司
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平安時代の5月4日の夜は菖蒲枕を作り、薬玉(麝香・沈香・龍脳)を宮中の柱に掛けたり(掛香)、子どもは着物の衿に。大人は腰に付けたり。菖蒲鬘にしたり、菖蒲酒を飲み、菖蒲兜を作り、5日は菖蒲湯に入った。菖蒲の独特な香りが不浄を払い、邪気を遠ざける厄除けの効果があるとされていた。もともと5月は季節の変わり目、疲れが出て病気になりやすい頃、5月は菖蒲で勝負しよう香!
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コーヒー産地を訪ねて…一枚の写真 vol.72

“2015 シアトル コスタリカ カッピング”
写真と文  安達  和宏
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4月にシアトルで開催されたSCAA(アメリカスペシャルティコーヒー協会)のコンファレンスに参加しました。会場となるワシントン州コンベンションセンターには各種コーヒーグッズの展示やコーヒー産地のブースなど所狭しと展示してあり、世界各国からコーヒー業界人が参加しています。そんな盛り沢山の中、いつも買い付けている産地の方々とミーティングもこの大会に参加するの目的の一つです。今回はボリビアやコスタリカの方々と個別にお会いしましたが、コスタリカのコーヒーはサンプルのカッピングもさせて頂きました。会場に程近いカフェを貸し切り自慢のロットを披露してくれます。準備をするのは、いつも買い付けている農園主たちで、黙々と自信たっぷりお湯たっぷりに注ぎます。もちろんマイクロロット(少量ロット)ですので価格も少し上がりますが、これだけの品質は中々揃いません。この秋にはこれらのコーヒーをお届け出来ると思いますので、到着までお楽しみに!

歯は健康のバロメーター 〜落合先生のお口のお話し vol.3〜

〜落合先生のお口のお話し vol.3〜
「こどもの歯磨きをスムースにするには」
おちあい小児歯科医院 院長 落合 聡
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3歳になるとすべての乳歯がはえそろいます。この年齢になると、「毎日しっかり歯磨きをしないといけないな」、と多くのお母さん方は思うでしょう。しかし、歯磨きをしようと思ってもこどもの力強い抵抗にあって思うように磨けない、そんな経験をされた方は結構多いのではないでしょうか。
口は、体の中への入口です。ですから、口は本能的に体に必要なものを取り入れ、不快なものを排除する、例えば砂場で遊んでいて、ほんのわずかでも口の中に砂が入ると途端に不快になって吐き出そうとする、そんな繊細な感覚を持っています。ですから、「心地よくなくても歯がきれいになるならいい」、という理屈は通用せず、歯ブラシの刺激が、本人にとって不快なものととらえられると嫌がるのです。それではどうしたら歯磨きを受け入れてくれるようになるのでしょうか?
赤ちゃんの口は、本能として身につけている反射によってコントロールされていて、必要なものと不快なものとを細かく分別せず、口のそばにあるものはとりあえず吸ってみる、という動きをします。これを吸啜(きゅうせつ)反射といい、赤ちゃんができるだけ多くの栄養を取り込み、より早くそして強く成長するために誰もが生まれたときから自然に持っているものです。したがって、この時期にお母さんの指で歯肉をマッサージしてあげて口の中を触られる刺激に慣れてもらうのです。赤ちゃんは嫌がることなく、指を受け入れてくれるでしょう。やがて、生後8か月頃になると下の前歯が生えてきます。この時期になったら、ガーゼ等で下の前歯を拭いてあげて、道具で歯の手入れをすることに慣れてもらいます。指に慣れている赤ちゃんはすんなりとガーゼを受け入れてくれます。そして上の前歯が萌出したら、その時初めて歯ブラシで歯を磨いてあげるのです。つまり、指からガーゼそして歯ブラシというように少しずつ刺激を強くしていくことで、歯磨きの刺激に慣れてもらうこと、これによって歯磨きを受け入れてくれます。
このようなちょっとした工夫や習慣で歯磨きに慣れてもらうと、とても楽になります、ぜひ試してみて下さい。

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