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2013-05

コーヒー産地を訪ねて…一枚の写真 vol.48

“グアテマラ ポヨ・カンペーロ Pollo Campero”

写真と文  安達和宏

coffee2013051.jpgグアテマラシティのホテルから産地へ向かう道中、先ずはファーストフード店で朝食です。さすがにグアテマラシティーは首都ですから都会で、ロードサイドの大きなサインや立派な建物が並びます。そして写真のファーストフード店が今日の話題。地元で有名お店・・・その名もポヨ・カンペーロです! ポヨは鶏と云う意味で、カンペーロは地方と云う意味。カンペーロの意味こそはっきりしませんが、とにかくフライドチキンの店なのです。行きの朝食はモーニングメニューだったので気付かなかったのですが、別の場所のポヨカンで食べたフライドチキンが何気に美味しいんです。チキン好きの私にとって〜もうこれは大発見!!帰りの道中、よーくよーく車窓を眺めているとそのポヨカンの店が多い事。私の見た限りあのマックより断然多い店舗数です。聞くところによると、このポヨカンはグアテマラの人にとってソウルフード的な存在、日頃はもちろんお土産にしたりパーティーでも人気、とにかく良く食べるそうです。ご興味のある方、今度ポヨカンご一緒しませんか?!

香茶店“香り不思議発見” Vol.31

「茶の道は。ヘビー也」

天年堂  稲生宗司

tennen201305.jpg世界を制覇した、英国では、お茶のことを「ティ」と発音する地方と「チャ」と発音する地方があるという。「ティ」と発音するのは、インドから来た物。「チャ」と発音するのは中国から来た物。紅茶と緑茶の違いがあるのかも?

「緑茶」と書いたペットボトルを販売しているシンガポールでは、香りを付け、砂糖を加えているという。気候や食物の違いでそのように変化しているのであろう。

味覚とは、舌で感じるものだけではなく、香りが味を引き立てる大きな要因である。それは、口腔内に広がる香りや飲んだ後に残る香りもそうである。

香気成分のリナロールはリラックス効果があることが知られている。それに加えゲラニオール、インドールは緑茶の香りを増強すると言われているが、一般的な製造方法ではあまり生成しないとも言われる。香り成分をもっと効率よく出せる製造方法の研究が進んでいる。それが出来ると、ワインみたいな楽しみが増えるはずである。

久留米文学散歩 夏目漱石編(5)

文/増原 達也

bungaku201305.jpg「追分」に下りて、右に道を採るのですが、歩いたとしても現在では一時間半もあれば発心の入口に着きます。そこから公園までは、歩いて十五分程で「公園」です。現在の公園は漱石が寄った当時と同じであるとは限りませんが、現在でも「桜」の木は多く存ります。そして漱石作の俳句を彫った「石碑」もあります。只、漱石の手紙で「発心公園」に触れた文字は十三文字しか存りません。それが、

‥発心と申す処の桜を見物致候‥

これだけで、後は子規に送る軸の事、友人山川を五高に招聘した事、そして虚子(高浜)の北堂(母・本名柳)の具合が余りよくない事が書かれ、この人物は翌年十一月に死亡されています。この文章には、すでに「猫」「坊ちゃん」を思わさせる文脈があるようです。

それ迄小生、長い年月を行き詰まっていたのですが、「ふと」した事で「小林一郎」氏の「夏目漱石の研究」と云う本を入手することが出来ました。それは二十年程も以前の事です。

その前版の写真版に「二松学友會誌」第三輯が掲載され、全員で百名内外の名簿になっています。この中に、

福岡県御井町冨多村 飯田春畦

と云うのが存り、彼は漱石の同級生です。当時の漱石の名と住所は、

東京都下谷区西町四番地

塩原金之助

となっています。(明治十四年入学)

塩原家は夏目家(名主)の番頭であった人物で、その家に彼は養子に出され二十歳になって戸籍を可成り高価な金額で買い戻しています。そして飯田家を訪ねて「家系図」を閲覧させて頂き、春畦氏の存在を確認、その長男が一(はじめ)氏で、この方は千葉医専の一期生で帰郷後は同地で昭和二十七年まで医院をされており、跡継ぎが居ない為廃業、今日に至っているようです。漱石は発心後、彼を訪ねたと思われるのですが、両者共に書き遺したものはありません。

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