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2013-02

久留米文学散歩 夏目漱石編(2)

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文/増原 達也

漱石は良く神社仏閣を訪ね、感想を俳句や漢詩にしています。
この時(明治30年3月28日)の「高良山一句」は、現在の大社前駐車場辺りからの眺望を詠んだものですが、そこから後方には大鳥居が目に入ります。現在の大鳥居は明治の頃は階段の上にあり、その風景を青木繁(画家)が階段を神主が上がるのと一緒にスケッチして遺しています。それは漱石が大社を訪ねる一年程前の事です。この時、道案内人が居たのかどうかまず不思議に思います。元々この旅に出るのは、菅虎雄が軽い肺病で休職、療養していたのを先輩にあたる狩野享吉が手紙で漱石に様子を知らせてくれと依頼した事に依ります。狩野氏からの手紙はありませんが、それに対して漱石が明治三十年三月一日に狩野氏に報告した手紙が遺っています。要点は、
「・・・菅氏病気に付御問合せ相成候処、同人病気は別段学校の職務上の心配或は宴会杯の過飲より生じ候ものとは存じ不申、
病気になる程暴飲したり心配するのは余程の大事件に御座候左様の前に菅の事なれば辞職致して居る筈に御座候此回の病気は全く夫等に関係なきものと小生は愚考致し候。尤も一時は少々喀血致し医師の勧誘にて二週間程転地療養致し候処、昨今は如旧活発に精勤被致居候間、怖安意可被下又在京諸氏へもよろしく御伝声程・・・」(原文のまま)
としているのですが、狩野氏は何故漱石に尋ねたのか、この辺に不自然さが残ります。そして直ぐ休みに入りましたので、漱石は狩野氏に「大した事ない」と報告したものの、気になってか、「春期休に・・・」ということで来久したと思われます。
この時、漱石は虎雄の家に宿泊していません。虎雄の案内で彼の親戚の家に泊り、早朝より「高良山」に出かけたのです。但し、この旅、虎雄には話していないもう一つの目的があったのです。

コーヒー産地を訪ねて…一枚の写真 vol.45

“グアテマラ ラ・ベイヤ農園 Finca La Bella”
写真と文  安達  和宏
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2012年3月に訪れたグアテマラのラ・ベイヤ農園。水洗処理作業場(ウエットミル)で選別の作業をしています。産地へ行きこのウエットミルの匂い(パルプ=コーヒー果実の皮)を嗅ぐと、産地へ来たぞ〜!という実感が湧きます。摘み取られたコーヒーチェリーは、その日の内にこの作業場へ持ち込まれ、ウオッシュドと呼ばれる水洗処理では、皮を向き水を張った水槽にて十数時間の発酵で粘液質を取り除き更に水洗され、次の乾燥(天日干し)行程に移ります。その過程には、各農園や処理場毎にノウハウが有り〜より美味しい珈琲づくりへの研究がなされています。特にスペシャルティコーヒーと呼ばれる高品質コーヒーの生産現場(マイクロミル)では、年々優れたコーヒーが生産され、私たちもそれを目の当りにしてきました。中米の収穫期は12月〜3月、まさしく真っ盛り!今年も産地への訪問が待ち遠しい、今日この頃です!!

香茶店“香り不思議発見” Vol.28

「げさーっか!!せっぷんの話」
天年堂  稲生宗司(いのう そうじ)
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業界理事会での話し
「恵方巻は、関西の習慣と聞きましたが」私
「関西ではなく、大阪船場の花魁遊びから(わいせつな遊び)」創業200年を越える社長
商談での話し
「全国に流行ったのは、コンビニからでしょう」私
「あるコンビニでは、京都の清水寺で祈願した海苔を使っている」創業350年を超える会社の営業マン
去年の節分の日のある銀行で
「行員の弁当は、全部恵方巻ですよ!!喋って食べているから意味が無いじゃん(笑)」
僕は、花魁遊びと行員の笑顔をダブらせて想像してしまいました。これじゃ鬼は退散しませんね。
ONI INOより

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