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2011-06

レコーディングばい-ブルースが鳴る⑩

 夕暮 算大

枚目のアルバム「未来へ」をレコーディングしよるばい。今回は全9曲!その中の「ダルムロック」はシングルカットするばい!ジャケットは「久留米ダルムっ隊」メンバーの坂本画伯が書いてくれます。バンド結成当初から2年に1回はアルバムを作る事にしとるとばってん、レコーディングは私達にとっては辛い作業になるたいね!というのも日ごろが感情の趣くままライブをやってるもんで、お客さんも無いままにテンションを上げつつ熱い演奏をせんといかんというメンタルな部分と、演奏テクの技術的な部分が顕著にレコーディングでは出てくるからです。メンタル部分はさて置いて、技術的な部分は日頃の腕前がそのまま出て来るので真剣ばい。レコーディングは、ほぼ一発取、サイドギター、ベース、ドラムをいっぺんに取ります。それから、ギターリード、ハープ、ボーカル、コーラスと取って行きます。1曲取るたんびにため息が自然に出て来るばい。取り直しもせいぜい3回がいいところで、後は何回やっても同じなので、その中でいいのを採用します。全部の音源が取れたらミキシングです。これがけっこう大変な作業で、各パートのバランスを取り、音色も決め1曲1曲、仕上げていくたいね!このころになると、みんなへとへとで「もーよかたい」で完成です。でもレコーディングが終わって出来上がりホヤホヤのCDを聞きながらみんなで一杯やるのは格別ばい。

おなか畑を発酵とは?発酵し遭い vol.4

発酵人 梅田 和美

今、久留米市の多くの保育園・小学校では「生ごみリサイクル元気野菜づくり」という体験学習が広がっています。ごみと思っていた生ごみを土に混ぜ、土ごと発酵させると、命の循環を数カ月で体験することができます。微生物の力を借りることによって、抗酸化物質たっぷりで、香りが強く栄養価の高い、生命力あふれる野菜が育つのです。
 また、近年の子ども達の身体の状態というと、平熱は35℃台、小学校時代から低体温、いつも体がだるく高校に入るくらいから心を病んできて、リストカット、うつ病…そんな生徒達が一人や二人ではない現状があり、調べてみると、3分の1以上が平熱が35℃台の低体温。これは日本全国の現状だそうです。
 低体温の生徒たちは、便秘・生理不順・風邪を引きやすい・口内炎ができやすい・粘膜がトラブルをおこす・夜眠れない…と多くの体調不良を訴えてくるのです。人類共通の平熱が36度以上ないということは、腸内細菌の働きも悪く酵素をつくりにくく、また酵素活性も悪い状態が続きます。
 そこで、小学校などでは生ごみリサイクルを体験した後、次のステップとして、「おなか畑作り」=「元気身体作り」にチャレンジしています。微生物いっぱいの畑で育った野菜が元気になるのと同じで、おなかの中の微生物を増やすと体温が上がり元気な身体になるということで、食生活の改善に取り組みます!
 その方法は、8つの項目から3つを選んで4週間取り組むのですが、取り組んだ子供達からは「朝すっきり起きれるようになった」「便秘が治った」と言う声が始めて1週間目から聞かれます。
 私も、取り組んでいますが、体温も36度5分前後をキープしていますし風邪で寝込むことがなくなったなぁと感じています。
 次回は、おなか畑の微生物を増やす為(食生活の改善)の具体的な方法を紹介します!
 詳しく知りたい方は、今月も講演会があります。おなか畑の発酵の方法がたっぷり聞けますよ!

吉田俊道氏講演会のお知らせ
■日時:7月20日(水)
     14時30分~16時
■場所:道の駅くるめ「研修室」
■問い合わせ:「ほとめき庵」
 0942・47・4222(四ヶ所)

まつりバカの系譜(4)・ ・ 水の祭典40周年 ・ ・

 鴎

昭和63年、明治通り東町歩道橋付近の中央分離帯が完成、その後明治通り全線で道の両側に施設されていた緩速道が廃止される。この明治通りの様相の変化は水の祭典に変化をもたらした。
 それまで、道路幅いっぱいに広がって進行していたパレードチームが、中央分離帯によって分断されるため片側進行を余儀なくされた。もちろん、現在も50を越える参加チームによって、パレードでは華やかな演技が提供されている。だが、まつりの風景はこの時確かに変わったのだ。
 逆に夜の総踊りはこの分離帯によって周回コースが取りやすくなり、たくさんの踊り連の参加を可能にした。昼間のパレードをメインに生まれた水の祭典だが、その会場である街路の変化は、その後のまつりの「顔」をも、じわりと変えていくことになる。
 第18回水の祭典。元号が平成に変わったこの年を最後に、長年まつりを牽引してきた鶴田松男会長が勇退する。後任は喜多村禎勇氏に。その後、自ら下町育ちのまつり好きと自認する前川博氏が振興会会長に就任する。
 このまつりが始まったときから様々な仕掛けを作り、その運営をリードしてきた米替が特にこだわっていたことがある。それは「町方(まちかた)の心意気」を大切にすることだった。行政や組織はそのお膳立てに徹し、町方の自由な活力を源とすること。それがこのまつりにパワーを与え、新しい伝統の創造へと繋がるに違いない。
 平成7年第24回水の祭典。この年、昭和30年組の3人が企画委員会入り。新しいまつりバカの登場である。

いいカタチ落語スズメ 第六十六回

 松田 一成

お伴で博多座大歌舞伎初体験。着物姿のご婦人方もちらほらのなか、ジャケットくらい羽織ってくればよかったかと若干の後悔、そこへアタシの名を呼ぶ旦那の声。オッサン二人で歌舞伎見物と相成った。公演前に旦那の旦那(笑)の楽屋に伺ったのだが、これはまた別の機会(多分書けません)。ロビーに戻り、イヤホンガイドやパンフレットを横目にみつつ、同じ日本人、日本の芸能、わからんこともなかろうと、ままよと座席に滑り込む。花道のちょうど真上、舞台がきれいに見渡せる。ため息が出るというのはこういうことなのかと。アタシはあの定式幕のセンス(永谷園!)に常々疑問を感じていた。アタシがヤボでした。舞台が眩しい。『忠臣蔵七段目』幸四郎の声、魁春の仕草、『英執着獅子』藤十郎胡蝶の舞、それに続く小姓のカタチ(酒を呑みながら見たかった!)。『魚屋宗五郎』菊五郎の情と酒乱っぷり。全てに思慮が及んでいる。役者の動き、衣装はもちろんのこと音、背景、間、これがほとんどの場面でキワを歩いているような感覚、極めて高次元な調和。(なので、恐ろしいことに初めて見たアタシにさえヘタクソはすぐわかるし、上手い役者には本当にあまりの美しさに思わず涙ぐんだ。)ああ。こんなことなら早くから見ておけば良かった。アタシも大向うから『高麗屋!』と叫びたかった。4時間30分にわたる壮大なオッサンコスプレショーにこんな結末が潜んでいたとは。
 帰り道、クチナシの甘い香りがいつもより余計妖しく感じたのは藤十郎のお姫様のせいです。きっと。

「やきとりわいん」誕生物語 -第9話-

株式会社 巨峰ワイン
代表取締役社長 林田 浩暢

果実酒は果実を原料にして発酵させた酒類で、ぶどうを原料にした葡萄酒が代表的ですね。あ、「やきとりわいん」の林田です。果実酒は人類の歴史の中でも最も古い酒類で、紀元前6000年頃には既にぶどうの栽培や醸造が始められていたようです。今回は我社の社名にもなっている「巨峰」葡萄について少しお話しましょう。今では全国で栽培され親しまれている日本を代表する葡萄品種「巨峰」が、日本で最初に露地栽培された場所が田主丸にある現在の巨峰ワイナリー内の農園でした。この巨峰の誕生にはいくつものドラマがありました…。
(巨峰誕生物語その1)
 1946年、終戦間もない田主丸町にある日アメリカ人がやって来ました。彼の名はジェームス・M・へスター、駐留米軍・教育課長として在福していました。金髪碧眼のアメリカ青年は田主丸の村人たちに民主主義(デモクラシー)とは何かを流暢な日本語でわかりやすく語ったそうです。その晩、へスターの宿となったのは老舗の造り酒屋・若竹屋酒造場でした。
 若竹屋の十二代目、林田博行氏はスキヤキをつっつき、酒を酌み交しながらへスターと遅くまでこれからの町づくりについて語り合いました。
 「何故あなた方アメリカさんはそげんに体が大きいのかの?」と尋ねる博行に「それはミルクや肉など良質な蛋白質を豊富に摂っているからです。私は一日にミルクを6合(1L)飲みましたよ」とへスター。「民主主義ももちろん重要ですが、日本の将来を担う子供たちの身体をつくることも大切です」。乳牛がこれからの地域振興につながること、子供たちに最も必要な蛋白源である事、そして出来るだけの牛を集め、立派な子供たちを育ててゆきなさい、とへスターは熱く語りました。(つづく)

ちょっと洋酒を・・・。batch.9“ワインはアルカリ性?”

スコッチ文化研究所久留米支部 
キッチンおか

 ワインは有機酸を多量に含む為、酸性を示しますが、ミネラル
分であるカリウム含量が高い為、体内で塩基性(アルカリ性)に
なります。
 つまり、アルカリ食品と言えます。世界のお酒でアルカリ食品と
言えるのはワインだけでしょう。人間の血液はやや、アルカリ性で
すので、野菜を食べずに肉ばかり食べていると血液が酸性に傾こ
うとします。すると体は様々な機能を駆使して、血液を微アルカリ性に保とうとします。ところがこの状態が続くと、体のあちこちにストレスがかかり様々な病気の引き金になります。一般的にワインのようなアルカリ食品は、血液の酸性化を阻止する手助けをしてくれるので、体にヘルシーなわけです。

畜産の現場から第10話 「梅雨の過ごし方」

南筑ファーム「久留米さざなみどり」   古賀 宣彦

最近はしとしとと梅雨らしい雨もなくなり、スコールのようでバケツ をひっくり返したような…こんな比喩が似あう雨が多い気がする。農場でも突然の大雨に排水が追い付かず、余計な仕事が増えるようになった。雨が降れば靴は濡れるし、洗濯物は乾かず生臭くなるし、仕事の段取りも遅くなるし、何より何処に行くにしても気分は重たい。
 それでも、私は梅雨が好きである。多くの降水量は地下に水を貯め、地上の生き物の命を潤す。大気の汚れを一掃し、空気を浄化する。梅雨の休みの空を見てみよう!深呼吸をしてみよう。透き通った空気を感じるはず。
 我が家の庭では薄紫色の紫陽花が満開で、カタツムリは角を出してゆっくりゆっくり散歩をしているよう。「何をそんなに急いでいるんだい。雨が降る日はゆっくりしなよ」と語りかけてくる。嫌~な雨も感謝の雨。少し足を休めて梅雨を楽しもう!

今月のおすすめ料理: ムネ肉の梅肉ポン酢かけ
ムネ肉と梅は食欲促進の効果があります。食が通らない時も、さっぱり味でモリモリ食べて下さい。ムネ肉は食べ易い大きさにカットして、お酒につけて、レンジで軽く熱を通します。あとは、種をとった梅を細かく切って散らし、ポン酢をかけて出来上がり!

くらしの知恵・食養生

産直やくらし  靏久 ちづ子

 梅雨は本来、しとしと、じとじとと表現するような雨音ですが降れば豪雨となる日が多くなりましたね。こんな時は家に居ることも多く、食べることばかりしています。食べ過ぎをいつも経験しながらつい、食べたり飲んだり…ちょっと暇を見つけて居眠りをしています..やっぱりお天気が良くないと気も身体も動かないですね。
 手元にある雑誌を読んでいたらサプリメントの摂り方について書いてありました。アメリカでは健康意識の高い人とそうでない人の格差は両極端で、日本もよく似てきています。特にカルシウムは骨粗鬆症予防が目的で医療機関でも当然のように処方されています。
 しかし、カルシウムだけを大量に摂っても骨の健康を害するばかりか、全身に悪影響を及ぼし、心臓発作や脳卒中のリスクを高めていると複数の研究でわかってきました。
 正しい食事があってこそのサプリメントですね。

住まいば考えよっ隊 vol.55梅雨の湿気対策

建築士会青年部 若林 大助
 「住まいば考えよっ隊」メンバー

 いよいよじめじめした梅雨がやってきました。毎年この湿気が多い季節にカビに悩む方も多いのではないでしょうか?今回はこの梅雨のカビ対策について書いてみたいと思います。
 カビは気温25℃~30℃、湿度70%以上の環境で、ホコリやヒトのアカなどの汚れ等から発生し増殖し始めます。カビは胞子を空気中にまき散らします。
 例えばエアコン内部の汚れなどにカビが発生して、その風と共に胞子も広がり、それを吸い込んでアレルギーやアトピーの原因になったりします。
 また冬場程ではないですが結露した窓の水滴により窓際の木部がカビて腐食し建材が劣化、シロアリ発生などの被害なども……
 そうならないための対策としては、水気の除去と殺菌が一番です。例えば風呂あがりには熱湯を壁にかけてカビを殺菌したり、手の届くくらいの壁やドア、窓などの水気さっと拭きあげたり窓を開けて換気扇を回すなども有効です。また浴室のリフォーム等を考えるなら2方向の開口で風通しを良くしましょう。キッチンについては消毒用アルコールで吹きあげるとカビ対策に非常に効果的です。
 また押し入れですが換気を良くするためにすこし開けておくとよいのですが片方だけ開けるのはあまり効果がないようです。換気とは2か所以上で初めて機能するので左右ともすこしだけ開けてかぜを通しましょう。(もちろんスノコも使いましょう)
 その他床や壁などを吸湿性のある材料(無垢の床板、漆喰壁など)で仕上げると調湿効果バツグンでじめじめした梅雨を快適に過ごせます

ナイスシニアになろう! vol.97家族の優しさ・家族のむずかしさ

吉永 美佐子
特別医療法人 楠病院 理事長
こうれい研

 『遠い親戚より近くの他人』疎遠な親類よりも親密な他人の方がかえって助けになるということを表す諺。しかしながら、核家族化と都会に人口が集中し、地域のつながりが崩壊する中、近くの他人すらいない人も急増中。戸籍上の家族はいても長い人生の中のいろいろな出来事で、絶縁していることも少なくない。歳とともに記憶は曖昧になり、孤独が心に蓋をする。『親子の仲でも金銭は他人』たとえ親子でも金銭の問題は他人と同様難しいという諺。親の年金をあてにして生活をする若者、親の認知症をきっかけに財産争いが家族の火種になる。ブランドの服に身を包んだ子供が、親の治療費を踏み倒す。物質的な豊かさを求める余り、親を敬うといった日本の伝統文化が継承されずに来たことが大きな一因であろう。介護の現場では、ご本人の介護よりも、家族の存在に振り回されることが多い。人とのつながり、家族の優しさが求められると同時に、つながることや家族のむずかしさを痛感している。
 もう一度「家族の絆」を見つめなおしてほしいと思う。

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