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2011-04

食の方言を行く「登米油麩丼」

豆津橋渡

 「宮城県登米市登米町」と書いて「みやぎけん とめし とよまちょう」と読む。同じ漢字を書いて読みが違う紛らわしい地名の宮城県北部の登米市に昔から伝わる食材『油麩』(別名「仙台麩」とも呼ばれている)。小麦粉のたんぱく質成分のグルテンを揚げて作ったあげ麩で、市内には7~8軒の製造業者があるらしい。一口に「油麩」と言っても、使っている原料、油、そして作り方によって、味、形、色、食感が違い、食べる人の好みで選ばれている。一般には輪切りにして味噌汁や鍋、そば、うどんの具としてよく使われるが、オススメ5syokunohougen.jpgは「油麩丼」油麩丼は30年位前に、地元の旅館のおかみが考案したメニューで、カツ丼のカツの替わりに油麩を使ったもの。油麩はかつては地味な食材だったらしいが、この油麩丼のおかげで子ども達や肉が苦手な人にも喜ばれ、今では数軒の飲食店で提供されているそうだ。

 残念ながらまだ登米の町は行けてないのだが、先日その油麩丼をB-1グランプリの会場でいただいた。思ったよりあっさりしていて、だし汁を吸った油麩とネギに絶妙にからむ半熟の卵がたまらない。そして、おいしい米の産地として知られる登米産のごはんと相まって、ひとくち食べれば、まさに「ほっとする美味しさ」。

 昔は、油麩=夏の食材で暑い時期の肉のかわりの貴重な栄養源だったようで、地元でも夏が一番油麩の売れる季節だそうだ。お店によっては、予約しないと買えないところもあるらしい。

 ガッツリ食えてそしてヘルシー「登米油麩丼」。いっぺん食うてみらんの。

銀のすぷーんの筑後平野旬だより vol.45~梨の木 生育レポート~

dsc02811.jpg3月下旬、まだ蕾だった藤山町のなし達。4月上旬、暖かな春の光の下で満開をむかえ、山肌を真っ白に染め上げていました。この日は受粉作業を行いました。
dsc02611.jpg耳かきの先のような“ぼん天”に、花粉(他の品種のものでなければ、結実しないというから不思議!)をとり、ポンポンとお花につけていきます。枝は魚の骨のように広がっていて、どこまでつけたかわからなくなり、気がつくとお隣の木に迷い込んでいました。この日はお天気もよくミツバチたちも受粉のお手伝い。春うららの梨畑で楽しい迷子になった一日でした。

香茶店“香り不思議発見” vol.7「あの娘(香)に御用心♪♪御用心♪♪」

 香star 稲生宗司

5oriori.jpgナイアガラサウンドの名曲の「あの娘(“こ”と発音)に御用心」の娘を“香”と洒落てみました。洒落た理由は、洒落にならないからです。この間、白檀を求めに来られましたが、色が違うとご指摘を受けました。どんな色が正しいのか、サンプルを頂きましたが、見たことも無い赤っぽい色で、こちらも「どうしたの」ということになります。東京有名百貨店の弊社の出店にて、白檀のオイルを買ったけど、これは偽物ではないかというご指摘あり。どんなに調べても弊社の方が本物。どちらもプロの香り屋さん。有名化粧品メーカーの香りの世界的権威の方のご自宅で、ベトナムから「伽羅」を買ってきたと、見せられましたが、明らかに偽物。今九州や四国などで、「偽物伽羅」が出回っているという噂も聞きます。インドのお土産の白檀もほとんど偽物といいます。プロでも騙される、香木の世界。♪何はともあれ御用心御用心♪逃げたほうがいい心を奪われる前に♪by大瀧詠一
続きと解説は、天年堂ブログくるめすたいるコーナーにて

水の祭典40周年■まつりバカの系譜(2) 「どうせやるなら 伸び伸びとな」

 くるめすたいる 2011.5月号

 昭和49年、開催3年目となるこの年、初めて水の祭典総合実行委員会が組織され、初代会長に鶴田松男が推された。そしてこの年、今ではこのまつりの大骨格となった「明治通り歩行者天国」が実現する。市政くるめ683号「くるめの顔」欄に、その経緯が記されている。  …以下引用…
「49年にくるめ水の祭典実行委員長に推されたが、これも地域への恩返しと思い引き受けた。ところが、明治通りの緩速道を細々と走るこども神輿。かわいそうで見られたモノじゃない。どうせやるなら、ど真ん中を堂々と走らせてやりたい。当たって砕けろという気持ちで、当時の伊藤久留米警察署長に明治通り開放を相談した。国道の開放だからいい返事はすぐにゃ返ってこないだろうが・・・
 が、伊藤署長は『鶴田さん。道路を歩行者に取り戻しまっしょ。クルマが威張っとる明治通りで酒盛りがやれりゃ、こりゃ最高ですばい』と、快諾。実に粋な署長さんじゃった。その夏から「明治通り歩行者天国」を舞台に子どもからご婦人、年寄りまでみんなが参加できるガメ煮的な祭りが実現した」   …後略…
5mizunosaiten.jpg 広い明治通りを駆け抜ける子どもたちの笑顔や元気な歓声は、未来への希望そのものだ。この時の英断は、まさに新しい伝統の第一歩となった。
 ふるさとのためなら、という心意気。そんな多くの人々の思いがまつりを創ってゆく。

jibun-style じぶんスタイル vol.89

7kt5462.jpg色を通しての出会い、刺激、そして自分らしさを見つけました

漠然と色に興味を持ち出したのは二十代後半頃。当時、会社に勤めながらカルチャースクールの色彩講座を受講した。
「やっぱり私は色が好きなんだなって、自分自身が楽しく感じられたんです」
 カラーコンサルタントの國武美佐さん。現在パーソナルカラー診断、カラーセミナー、カラーセラピーなどに従事し活躍している。
 「色を眺めているだけでも嬉しくなるんですよね。カルチャースクールをきっかけにもっと勉強したいと思い、まずパーソナルカラーの診断を体験しました。すると、目からウロコ。その色は私の苦手としている色でしたが、服などにパーソナルカラーを取り入れてみると、肌がきれいになったとか、明るくなったと、周りの人に言われるようになりました。以前はよく具合が悪いと?と、聞かれていたので、こんなに違うんだ、すごい!と思いましたね。自分にも自信がつき、内面から変わったと思います。自分らしく楽になれた感じ。何かがほどけた感じです。この仕事をやりたい!そう思いました」
 そう語る彼女の前には色のサンプルが百二十色。大きくイエローベース、ブルーベースに分かれ、それがまたソフト、ハードに分かれ、それらはまるで日本の四季色を表す。パーソナルカラー診断は四つのグループの中から似合う色を探していく。その人に似合う色というのは無数にあり、その中での組み合わせはうまく調和する。
 「勉強するうちに色の偏りがなくなり、いろんな色を取り入れることができるようになりました。好きな色と似合う色が意外と違う場合もあります。色一つでその人の表情が固く見えたり疲れて見え、印象が違って見えるんです。ひと言でいうと、パーソナルカラーはその人本来の個性を活かし、より洗練した印象や品格を与えます。似合う色という安心感、自分自身への癒しにも繋がるんですよ」
いろんな人に色の楽しさ、奥深さを発信したい 
 五月、國武さんはこうしたパーソナルカラーリストのプロ養成講座を開く。
 「まずは自分のパーソナルカラーを知ることから。その後、人にアドバイスできるように実践まで時間をかけて学びます。健康美と品格、洗練をキーワードに、色の大切さ、楽しさを伝えていきたい。イルドクルールでは卒業後のフォローアップを大事にしています。一緒に発信する仲間、カラーの輪を広げていきたいですね。他にも各種レッスン講座などを予定しています。以前の私みたいに、勉強したいけれど何したらいいのかわからないという人のお役に立てれば。勉強は、自分次第で何歳からでもできるものです」
 彼女は九州全域で活動している『NPO色ヒトこころ』にも所属し、社会貢献などにも力を入れている。そこには、色を通して社会や地域に元気や笑顔を運びたいという思いがある。
 「色は全てのものに付いています。だからこそ当たり前すぎて忘れられやすいもの。でも、ふっと身近なところで感じるんです。食物が新鮮かどうかはまず色で見ますよね。人に似合う色の口紅を差してあげるとそれだけでも笑顔になられ、こちらも嬉しくなります。久留米の街を見ても、無意識だと思いますが緑色が一番多く使われており、自然を大事にしている街の思いが表れているのではないでしょうか。色はいろんな働きや効果を持ち、奥深いものです。色を意識すると世界が広がりますよ」
 まさにブルーのジャケットをまとった彼女は、若葉が息吹く初夏のように眩しく輝いていた。

文/森 志穂

イルドクルール久留米 代表
カラーコンサルタント
國武美佐さん

八女出身。久留米市在住。色に携わって約10年。市外、県外に渡ってのカルチャースクールや専門学校の講師経験を持つ。結婚、出産を経て、今年久留米校を開設。本紙の紙面のカラーコンサルタントも務める。5月、久留米校で初めてパーソナルカラーリスト養成講座を開く。今後は衣食住に色を提案するカラープランニングにも従事。
問/久留米校 花畑3丁目 ☎080・2758・2225 
『イルドクルール』ホームページ www. e-sikisai.com 
『NPO色ヒトこころ』ホームページ www.colorbank.jp
自宅は飲食店を経営 串ダイニング えがしら ☎0942・34・2828

「やきとりわいん」誕生物語 -第7話-

株式会社 巨峰ワイン
代表取締役社長 林田 浩暢

 春を迎え耳納山麓の木々たちも勢いよく芽吹いています。「やきとりわいん」の林田です。
5yakitori.jpg僕が経営する「巨峰ワイナリー」の農園でも、巨峰葡萄がグングンと枝を伸ばしていますよ。でも伸びるに任せていては良い果実が収穫できません。成長のエネルギーを果実へ凝縮させる必要があるのです。
 そのための作業が「花摘み」です。専門用語では「セット作業」と言いますが、味気ないので僕らはこう呼んでいます。ご存じのとおり巨峰は頭上に棚を作り、そこに枝を這わせています。したがって「花摘み」はずっと上を向いて行う作業で、けっこう腕が疲れます。そこで一計を案じました。そうだ、お客さまにこの「花摘み」を手伝っていただこう(笑)。題して「巨峰葡萄の花摘み体験~上を向いて花を摘もう!~」です。
 単なる作業体験ではなく、まっとうなお手伝いとして巨峰の花摘みをして頂こうと思っています。僕の思いとしては、収穫期になったら再びみんなで巨峰の採り入れを行い、自分たちで果汁絞りもしてワイン造りまで出来たら面白いだろうなぁ、と考えています。
 まっとうなお手伝いですから、報酬も現物支給で(ワインかな)しようと思っています(笑)。予定日は5月の21日と22日の土日。ご興味のある方は巨峰ワイン(0943-72-2382)までお問い合わせ下さい。

落語スズメ第六十四回その後

松田一成

 「楽屋が15人で客が7人だよ、ほんと笑っちゃうよ、こんな時に落語聞きにくるヤツがいるんだもん、寄席の火を消しちゃあいけねぇって。」頂いた電話から、震災当日、新宿末広亭夜席の様子。こういう時に演芸とういのは本当に弱い。不謹慎だと簡単に切り捨てることはできても、我が身一つの生業ではどうすることもできない。「大きい会からキャンセル、延期」明日は今日の続きだと思える日常じゃないと成り立たない現実が、目の前につきつけられている。ただ、そういう話をして下さる芸人さんが、えらく威勢がいい。様子がいいというのか、こんな時にこそという洒落っ気が、極めて遺憾で、素晴らしく素敵。ある師匠は自分で拵えた震災川柳を容赦なく送ってくる。もちろんここに書くのは憚れる程のものだが、状況が変わらないのなら、笑い飛ばせというのだろう。またある師匠、震災後初めての落語会、東京から逃げるのかとウシロメタサに久留米に来てみたが、こっちの方が危なかったと危機感のうすい九州人に注意喚起。テレビで見る芸人さんの業にも驚いた。国民的人気番組『笑点』でのこと。演芸のコーナー、ゲストはサンドウィッチマン。シチュエーションが不動産屋と部屋探しに来た客。番組をご覧になられた方はお感じになったと思うが、もちろん、連呼していた笑点御法度下ネタの話ではない。痛烈な皮肉に込められた東北頑張れのメッセージに、言葉の力恐るべしの思いを感じた。件の末広速報を入れて下さった師匠は『来てる客も間抜けだけれど、やってるオレも馬鹿だよね』って。いつの間にか芸人の強烈な毒気に当てられて、こういう時だからこそこうでなくちゃと、沈んでいた気持ちが少し軽くなった最近でした。

追伸
そんな『笑点』に立川生志師匠『若手大喜利』出演決定!放送日未定!(笑)多分5月中とのこと。応援宜しくお願いします。次回オトナ寄席では7月1日出演!

ラーメン今昔物語142~国難~

ラーメン屋の香月均

 憤懣やるかたない。昨今の政治に対してそんな気持ちです。
 東日本大震災という戦後最大の国難に対して、いまの政権でどう太刀打ちできるのでしょう?そもそも現政権のトップたちは、かつて国旗・国家の制定に反対した人間たちです。要するに「日の丸」も「君が代」も「軍国的だ」として否定し、数千年に亘る日本の伝統や文化を消滅させようと必死になってきた連中です。そんな反日政権が如何にしてこの国の復興をなし得るのか、はなはだ疑問です。言うならば、いまの政治自体も国難です。しかし、その政権を誕生させたのは我々国民です。戦後六十六年に亘って推し進められてきた反日教育の申し子である我々国民です。もういい加減私たちは目を覚まさねばなりません。
 これからは、政治家に「志」があるかどうかを見抜かねばなりません。「志」とはお人の為、国のためという滅私の心です。それに対して「野心」とは地位や利権などを貪ろうとする欲望です。いまの政治家たちを観て如何ですか?与党も野党も右派も左派も、その中に本物の「志」を持った政治家が何人いるでしょうか。
 かつて幕末・維新の若い志士たちは皆、命を賭すほどの強い志を持った者たちばかりでした。坂本龍馬しかり、西郷隆盛しかり。そして新撰組も立場は志士の敵でありながら「勤王」という志は志士たちと同じものでした。そんな彼らが、この国を、列強による植民地化から救い、明治の近代化、そして日本が世界の一等国へとなる道筋をつくったのです。
 いまの日本の為政者に、幕末・維新の志士たちのような強い志を持つ者が、これまた何人いるでしょうか。タレントやお笑い芸人に政治家になるなとは言いません。しかしその人に高い志があるかどうかを見抜く力を、これから我々国民は持つべきでしょう。
 この国難を乗り切る為に。

(2011年5月)~バックナンバー taiho.net~ 

住まいば考えよっ隊 vol.53 ご近所付き合い

住まいば考えよっ隊メンバー古賀 匠

 この度発生しました東日本大震災において、被災地の皆様に心よりお見舞い申し上げるとともに、被災地の一日も早い復興をお祈り申し上げます。
 この災害の報道を見ていて印象に残った事があります。
 “避難した場所に近所の顔があったので安心しました。そして助かりました。”という言葉です。自分が困っているときに助けてくれる…その基盤となるのは、やはり近所付き合いからではないでしょうか?
5sumai.jpg 家を建てる時の行事として 餅まきというのがあります。これは上棟式の神事のひとつなのですが、私が思うにこの餅まきは近所の方々への改めての挨拶行事であり、とても重要な行事だと思います。この餅まきがあったから廻りの人々に大きな印象が残り、近所の方々と話しやすくなったなど、良い話も聞きます。
 近年世間では人間関係が希薄になり、隣に暮らす人の顔も知らず、お年寄りの方が亡くなって何日も発見されないなんていう悲しい事件すら起きています。
 道端で会ったら挨拶を交わし、子供が悪さをしていたらよその子でも叱る。私もそうされてきたし、26歳でまだまだ若輩者なのですが、今私もそうしています。
 ご近所付き合いは防犯にもなり、災害などの時にも一番頼りになります。そして子供たちの成長にもよい意味で大きな影響になると思います。
 まずは自分から!できる限りの思いやりと気遣いで接して、のちに分かり合い、そして助け合える。
 それが「ご近所付き合い」だと私は思います。

ブルースが鳴る-ブルフェスばい

 夕暮 算大

5biues.jpg 今年も「久留米ブルースフェスティバル」の季節がやってきたばい。「ブルースと街がコラボする」を合言葉に、池町川倶楽部さんのご協力のもと、エレクトリックバンド11バンド、アコースティックバンド10バンドが自分達のBLUESを披露するばい。ゲストは元憂歌団のドラム島田さんですたい。昨年、北九州のライブハウスでご一緒したばい。とかく腕の有るドラマーは叩きすぎることが多く、バンドのアンサンブルを台無しにしてしまうことがあるたいね!でもさすが銘ドラマーは違うばい。無駄な音が無く、繊細でいて、大胆ばい!叩いている姿もシャープでほんと気持ちよかったです。ちゃっかりハープアンプにサインしてもろたばい。今回はギターの田中さんと二人での久留米入りで、ボーカルはブルフェス出演者
で担当するという地元のバンドマンにとっては、楽しいことになりそうです。
 池町川倶楽部の寺島さんの体調も万全!あとは天気だけですが…(心配)。
 5月8日にはブルフェスを盛り上げるための恒例行事「ブルフェス練歩き」をするばい。東町公園、西鉄くるめ、一番街、二番街、あけぼの、六角堂あたりを正行さんのエンドレスのギターに合わせ、ブルフェス応援歌を歌うたいね!
 練歩きの後はお決まりの「一杯行こか」の合図でいつもの楽しい時間が…。

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